あなたにも定期的に支払っている料金がきっとあるはずだ。
それらは電気、ガス、水道をはじめ、保険や年金など、どれも生活に必要なものばかりではないだろうか?
支払い方法も日払いや月払い、年払いなど様々な方法に分かれており一長一短がある。
トランクルームも定期的に料金を支払うものだが、日割りは利用者にとってメリットになるのだろうか。
また、必要性があるのかについても見ていきたい。
トランクルームの料金体制とは?
日割り
日割りとは1日いくらと決めた料金体制になる。
使った日数分だけ支払う形で、利用開始日から利用終了日まで1日毎に計算される。
例えば4月1日~4月15日まで利用したとすると、15日分の料金が発生してくる。
料金の詳細はトランクルーム会社によって異なるが、荷物の個数や大きさ、そして利用したスペース広さなどで決まってくる。
支払いは月毎に利用料金をまとめて請求されるのが一般的となっている。
月払い
トランクルームで最も多い支払い形態が月払いになる。
1ヶ月分の料金を支払うと同時に、翌月の契約が自動更新されるのが一般的になっている。
月払いになるので、その月の利用日が例え1日でもあれば課金されるため、まるまる1ヶ月分を支払わねばならない。
1ヶ月に満たない利用期間だと、どうしても無駄にお金を払うケースが発生する。
したがって数か月といった比較的長い期間の利用に向いている支払い方法と言える。
その他
日割りや月払いのほかにも料金の支払い方法はいくつかある。
3ヶ月、6ケ月、1年といったように、トランクルーム会社によって異なっている。
利用者の中には1年以上に渡って保管する方もいるため、最初から長期と分かっている場合には年払いも検討したい。
あくまでも可能性だが、会社によっては割引があるかもしれないからだ。
保険などは年払いすることで割引されるが、トランクルームの場合は会社によって対応に違いがあるため、確認が必要になる。
日割りで支払うメリット・デメリット
嬉しいメリット
最大のメリットは使った分だけの料金を支払えば済んでしまうことだ。
特に短期間でスポット的に利用したい場合にはとても便利と言える。
もし1週間だけ荷物を預けたいにもかかわらず、1ヶ月分の料金を請求されたらどうだろう。
残りの期間の料金は単に捨てているに過ぎない。
利用者によって事情が異なるため、例えば今週は3日だけ、そして来週は2日だけ保管したいというケースも考えられる。
そんな時でも日割りで計算すれば、たった5日分の支払いで済んでしまう。
また、最大でも1ヶ月分の料金を超えることがないので、年払いのように一度に大金を支払う必要もなくなる。
そのため経済的にも無理する必要がなくなり、ハードルも低くなるので利用しやすくなる。
困ったデメリット
利用者にとって日割りのデメリットがないわけではないのだ。
それは、毎月の利用料金に関係することでもある。
単純に1日毎の利用料金だけを見るとは安く感じるし、実際に安いかもしれない。会社によっては、わずか数十円で利用ができてしまう。
しかし1ヶ月通して利用したとすると、場合によっては月払いよりも割高になる可能性もあるのだ。
これが料金トラブルになることはないだろうが、きちんと理解していないと結局は後悔することになる。
したがって、わずか数日の利用を予定していても、1ヶ月、2ヶ月と延長になる可能性がある場合には向いていないだろう。
だが、確実に短期利用と分かっている場合にはおすすめだ。
トランクルームに日割りは必要か?
ではトランクルームに日割りは必要か、それとも不要なものか考えてみたい。
結論から言えば”あった方が良い”となるのではないだろうか。
何故かと言えば、トランクルームの利用者は必ずしも1ヶ月以上保管するとは限らないからだ。
確かに現状は毎月継続して利用する人が多いかもしれない。
しかし、トランクルームの使い方も多様化しており、もっと手軽に利用されるように使われ方も変わってくる。
そうなった時、日割りの料金体制は便利なのではないだろうか?
現状は1ヶ月毎の料金体制がスタンダードのようになっている。だが、今後はもっと日割りで利用できるようになるかもしれない。
いや、もっと増えてくれることを望みたい。
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