宅トラはWEBだけで荷物の出し入れができてしまう便利なトランクルームだ。
一口に荷物と言っても、片手で持てるものから一人では運べないものまで様々である。
宅トラでは様々なサイズの荷物を取り扱ってくれるが、今回はその中でも大型荷物の保管について考えてみたい。
収納可能なサイズや利用料金がどれ位になるかといった点についても見ていこう。
大型荷物になるほど取り扱いが大変
荷物が大きくなればなるほど取り扱いが大変になるものだ。
大きさが増すと重くなり一人では取り扱えないことがあるため、場合によっては数人で作業をするようなケースもあるだろう。
荷物が重くなると、ついつい無理をして体を痛める方が少なくない。
また足場が不安定だったりすると、非常に危険でもある。
万が一、運んでる途中で落としでもしたら荷物が破損するばかりでなく、怪我をするかもしれない。
こういった問題を防ぐには様々な対策を講じておく必要があるのだ。
例えば、荷物を傷付けないようにカバーをしたり梱包すると同時に、床も養生をしておかなければならない。
もちろん通路もきちんと確保して、ぶつけないようにしておくのが良いだろう。
こうすることで何かあっても被害を最小限に抑えることができる。
また、荷物の持ち運びは決して無理をしないことが大切で、ギックリ腰になったりしないように注意したい。
大きくて重い荷物は絶対に一人で持たないなど、負担を軽減して危険性を取り除く努力が必要になる。
何とも気を使うことばかりだ。
ここまで気を付けていても事故や問題が起きることがあるのだから、大型荷物はとても面倒な代物と言えるだろう。
宅トラで大型荷物は保管できるのか?
宅トラでも大型荷物の集配と保管が可能である。
運搬や出し入れはヤマトのスタッフが作業しており、保管もしっかりとした倉庫で管理されているので心配はいらないだろう。
ただ荷物のサイズと料金がどうなのか気になるところではないだろうか。
サイズの制限があるが大丈夫
繰り返しになるが、宅トラでも大型荷物の保管が可能だ。
しかしながら大きさの制限があり、荷物の3辺の合計が450㎝までとなっている。
そう聞いて「なんだ、制限があるのか・・・」と思うことなかれ。450㎝と言ったら相当大きな物まで含まれるのである。
大きな物の例としてベッドのマットレスを見てみよう。
シングルの標準サイズが幅97㎝×長さ195㎝、ダブルの標準サイズが幅145㎝×長さ195㎝となっている。
どうだろう、これに高さを加えても450㎝あれば十分なことが分かるはずだ。
家電にしても冷蔵庫なら500ℓ以上の大きなものでも対応でき、テレビなら100インチの大きさでもOKである。
つまり自宅にあるほとんどのものが保管可能なのだ。
宅配と聞くと小型荷物のイメージがあるかもしれないが、宅トラの場合にはそんな心配も不要で、大きな荷物でも保管できるのである。
気になる利用料金はこうなる
大きな荷物となると利用料金が気になるものである。
正確な金額を知りたい場合はシミュレーションができるので確認してみると良いだろう。ここで月額保管料、初回引取料、出庫配送費用がわかる。
あなたの自宅など、集配してほしい地域を選択すれば金額を表示してくれる。
例として東京都と北海道の場合を紹介しておこう。
東京都から引取の場合 |
|||
大きさ |
月額保管料 | 初回引取料 | 出庫配送費用 |
250㎝まで |
2,475円 |
7,535円 | 10,591円 |
300㎝まで |
3,960円 | 10,945円 | 14,510円 |
350㎝まで |
6,435円 | 16,555円 | 20,629円 |
400㎝まで |
9,405円 | 23,375円 | 27,449円 |
450㎝まで |
13,530円 |
30,195円 | 34,269円 |
北海道から引取の場合 |
|||
大きさ |
月額保管料 | 初回引取料 | 出庫配送費用 |
250㎝まで |
2,475円 |
12,485円 | 15,541円 |
300㎝まで |
3,960円 | 17,435円 | 21,000円 |
350㎝まで |
6,435円 | 28,655円 | 32,729円 |
400㎝まで |
9,405円 | 35,255円 | 40,348円 |
450㎝まで |
13,530円 |
46,035円 | 52,146円 |
なお、荷物を追加した場合にはヤマトの通常の料金が適用される。
また料金検索のページで預かり先と届け先を選択すれば、自宅から保管倉庫までの輸送料金をチェックできる。
この時の届け先は保管倉庫がある”茨城県”を選んでおけはOKだ。
トランクルーム選びで注意すべき点
大型の荷物といってもデリケートなものはたくさんある。
特に自宅の中で使っていたり、保管している場合は外気の影響を受けないようにしておきたいものだ。
それには保管環境がとても重要になる。
これを疎かにしてしまうと、大切な荷物を傷めてしまったり、最悪の場合には処分することになりかねない。
一度傷んでしまったら元に戻すことが困難になる上、簡単に買い替えるわけにもいかないだろう。
そのためには空調が完備されているトランクルームがおすすめだ。
もちろん宅トラの場合には空調が備わっており、温度20℃~25℃、湿度55%~65%にコントロールされている。
したがって自宅と同等かそれ以上の環境の中で保管ができるというわけだ。
そして部外者をシャットアウトして安全性を確保している点や、長い間風水害が起こっていない安全な場所に倉庫があるのも安心できる。
トランクルーム選びはどうしても料金が気になってしまうもの。
それは利用者からすれば当然であり仕方のないことかもしれない。
しかし料金と同様に選ぶ際に忘れてはいけないのが、保管環境や安全性といったサービスなのである。
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