ハローストレージと言えば、トランクルームを知っている方の多くが聞いたことがあるかもしれない。
しかし、どんな会社で、どんな物件を扱っているか、その特徴が何かご存じない方には最低限この記事の内容は知っておいていただきたい。
きっとこれから検討をする際の参考になるだろう。まずは相手を知って、あなたが検討する価値があるかを判断しよう。
そして合格であったら次のステップに進もうではないか。
ハローストレージとは？
会社名 ： エリアリンク株式会社 （AREALINK CO.,LTD.）
設立 ： 1995年4月（平成7年4月）
資本金 ： 5,568,222千円
所在地 ： 東京都千代田区外神田4-14-1
ハローストレージはエリアリンク株式会社で扱うトランクルームのブランドになる。
コンテナを利用した貸スペースを1999年から開始しており、現在では物件数で第一位という業界の大手だ。
さまざまな種類のトランクルームを用意して、首都圏のみならず全国的に展開中である。
すでにトランクルームの総室数も80,000室を超え、ますます頼れるブランドになるだろう。
東京本社を中心に、大阪と名古屋にもオフィスを構え、2003年8月には東京マザーズに上場している。
この他にも土地・建物の運用や売買といった事業を営み、売り上げも200億円を突破している。
トランクルームの種類
屋内型トランクルーム
その名の通り、ビル等の建物の中に設置されたトランクルームで24時間利用が可能である。
屋内であるので保管環境は非常に良いと言える。したがって自宅内に置いていたような物の保管に適しているだろう。
物件の多さはトップクラスで、首都圏を中心にして17,000室もあるのが心強い。
広さは様々で0.5帖といった小さなスペースもあれば、38帖という広大ものまであり好みの広さが選べる。
屋外型トランクルーム
コンテナを改造し収納スペースとして屋外に設置したものだ。
もちろん全国展開されており、北海道から九州までの広範囲で利用が可能になっている。
その数は60,000以上で、どのような広さであっても比較的探しやすいと言える。中には8帖以上の物件のあるのもありがたい。
当然24時間いつでも利用でき、コンテナの前まで車で乗り入れができる。
バイク専用トランクルーム
バイク専用に作られたもので、個別になったコンテナタイプと共同のスペースを使うタイプがあり、どちらも24時間利用できる。
コンテナタイプは1台ごとに完全に分かれているので、保管環境とセキュリティが高れべると言えそうだ。
これに対して、共同のスペースを利用するタイプは屋内と屋外があり簡単な仕切りがあるだけとなっている。
とくに屋外型の場合は単なるバイク用の駐車場というもので、誰でも触れてしまう状態と考えておいた方が良い。
プレミアムトランクルーム
トランクルーム専用に設計、建築された建物を利用した貸スペースになる。
広さ的には比較的コンパクトなものが揃っている。
建物の中での保管となり、屋内型のような環境が整っているので安心して保管することが可能だ。
24時間使用可能で警備会社によるセキュリティ対策もされており安心と言えるだろう。
また無料の駐車場が完備されているので、車で移動する方にとっては大変便利である。
それぞれの長所と短所
屋内型
荷物を雨風の被害から完全に守れるのはもちろんのこと、警備会社によってセキュリティも強化されているので安心できる。
また保管スペースが室内にあることから、比較的デリケートな荷物でもOKだ。
当然ながら24時間使用が可能なので、都合の良い時間に荷物の出し入れができて便利である。
反面、料金が割高になってしまうのはやむを得ないだろう。
また首都圏が中心であるため、希望の地域によっては探しづらいといったことも起こりそうだ。
バイク専用では共同のスペースが用意されているが、他の利用者でも触れてしまうのは少しばかり気がかりである。
屋外型
屋外型のコンテナタイプは屋内型よりも料金が比較的安く設定されている。
それに車で乗り入れが可能になっているので、コンテナの前に駐車した状態で荷物を運べるのが便利だ。
ただ、誰でも敷地内に入れるためセキュリティの面では劣ってしまうだろう。
バイク専用のコンテナはそれぞれが独立しているため、他人が触ったりできない上、雨風からもしっかりと守ってくれる。
まさに自分だけのスペースとなるので、他人と一緒に使いたくない人向きと言える。
自分にあったトランクルーム選び
ハローストレージのトランクルームと言っても様々なタイプがあるので選択肢は広いのだ。
さらに全国展開しているので希望通りの場所、広さ、料金で探しやすいとも言える。
せっかく借りるのだから、あなたに合ったものを選んでほしい。
そうでなければ不満が出てきて他のところを探す羽目になり、時間とお金の無駄というものである。
保管するものに適した環境を選定することが大切なので納得してから借りるようにしていただきたい。
どのようなトランクルームを選ぶにしても、満足できない状態で契約して後悔するのは「あなた」なのだから。