トランクルームは多くの人が使うものなので、いつトラブルが発生するか分からない危険性を秘めている。
これは個人であっても、法人であっても同じことが言える。
だからといって神経質になったり、必要以上に臆病にならなくてよい。万が一の時の対応と予防方法さえ知っていれば怖がる必要などない。
では、一体どうすれば良いか?
それをこれから紹介するが、誰にでもできる簡単なことで決して難しくはない。今からでも良いので実践していただきたい。
トラブルが発生するのはなぜか?
お互いを理解しようとしない
トラブルが発生するには必ず原因がある。
ほんの些細なことが大きな問題に発展することは、トランクルームに限らずどんな場面でも起こり得るものだ。
この世の中はいつもそんな危険と隣り合わせており、その原因はさまざまなものが考えられる。
- 自分の考えと相手の考えが異なる
- お互いの性格がぶつかってしまう(短気)
- 自分が損をするのが嫌(我慢したくない)
- 相手のやっている事、やり方が気に入らない
- 自分の思いを押し通そうとしている
どれをとっても共通の原因はお互いを理解していないことにある。
たったそれだけの事なのだ。
これが言い争いの原因になり、時には暴力ざたに発展してしまう。そして残念な結果を招くことも少なくない。
感情を抑えられない
あなたもトラブルにあったり、巻き込まれた経験があるかもしれない。
自分でどんなに気を付けていても、相手の怒りを買ってしまう可能性は十分にある。
たが、ここでむやみに反発してはいけない。もしあなたが自分の感情のままに行動をとってしまったらどうなるだろうか?
火に油を注ぐようなものであり、さらに大きな問題に発展してとても危険だ。
そうかと言って我慢だけがトラブル回避の方法というわけでもない。正しい主張はしても良いが注意が必要になる。
まず、こんな時にあなたが取るべき行動は感情を抑えて冷静になることである。そうしないと感情同士がぶつかって、非常に危険な状態になってしまうからだ。
トラブルの際には冷静になることが最も重要なので忘れないようにしていただきたい。
もしもの時の適切な対処法は?
もしもトラブルが発生したした際にはどう行動すべきだろうか?
まずは感情を抑えることが最低限必要になるが、他にもしなければならない事があるはずだ。
どんな対処法があるか一緒に考えてみたい。
頭に血が上っている相手に対して何かを望むことはとても難しいが、冷静な気持ちと丁寧な言葉使い、態度で接することで理解してもらえるように努めよう。
この時に自分が譲歩するだけの余裕を持っていたいものである。
誤解しないでほしいのだが、何が何でも相手に屈しろと言っているわけではないので誤解しないでほしい。
しかし、ここであなたまで冷静さを欠いたり、反論してしまっては収拾がつかなくなってしまう。
そうならないためにも、次のことは覚えておいていただきたい。
- 感情を抑えた対応をする
- 丁寧な言葉使いを心がける
- 少しだけ下手に出てみる
これらに注意しながら接してみれば、大きなトラブルに発展しないで済むだろう。
当然、相手は勝ち誇った気分になるかもしれないが、丸く収まればそれで良しとしよう。
しかし本当の勝者はあなたである。上手くいったら心の中で”ニヤリ”とほくそ笑んでもらいたい。
予防することが最強の対策である
トラブルは起こさないに越したことはないので、その予防方法について見ていきたい。
何事もそうだが、予防は最強の対策と言える。
トランクルームでは相手が原因で起こるトラブルもあるが、まずはあなたにできることを実践して未然に防ごう。
- 使うのは自分だけではないと自覚する
- 借りている場所であるという意識を持つ
- お礼を言う、一言断るなどの気使いを忘れない
ただ、あなたばかりが大変な思いをしているのは不公平で、相手にも同様の対応を望みたくなるものだ。
しかし世の中には色んな人間がいて、その中にはとんでもない勘違いをしている者が存在している。
いくら相手にこれらを望んでも叶わぬ夢と同じなので、大変かもしれないが、まずは自分から正しいおこないを心がけよう。
正論が通用しない時の最終手段
もし正論が通用しないパターンになったら”引く”ことを心がけよう。
あなたがいくら冷静に対処しても、相手のテンションが上がりっぱなしになる場合がある。
何を言っても聞いてくれないといったケースだ。こうなると、スムーズな解決は望めないかもしれない。
その際にはまず、その場から離れるようにして、必要以上にかかわらないのが一番の対応と言える。
これ以上エスカレートしてしまうのは好ましくないので、”引く”勇気を持ちながら上手に逃げるのも有効な方法であることを覚えておいてほしい。
それでも解決しない場合にはトランクルーム会社に連絡をして、どんな状況になっているのか見てもらうことも必要だ。
特に相手が明らかに悪い場合、そのままにしておくと大きな問題に発展する恐れもあるため、早い段階で注意してもらうようにしたい。
保管が禁止されているものを置いていたり、迷惑な行為をしていたらあなたが注意するのではなくトランクルーム会社がおこなうのが筋である。
トランクルームは多くの利用者が共同で使うのでトラブルが起こることもある。
そんな時、冷静に対処するのは大切なことだが、自分の役割を超えてまで対処しようとしないことだ。
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