あなたも抱き枕を使ったことがあるだろうが、あの抱き心地を覚えてしまうとやめられなくなってしまう。
特に好きな柄や模様、アニメのキャラクターなど、お気に入りだったりすると大切にしたいものである。
そんな時、これからご紹介する方法を実行することで、長く使うことが可能になる。
長持ちさせるにはどうしたら良いか、これから順を追ってご紹介していくので、参考にしていただきたい。
抱き枕カバーが傷みやすい理由とは何？
抱き枕は洗濯し過ぎると傷みやすくなるので要注意だ。
その理由として、洗濯方法を間違えていることによって、気が付いた時には手遅れ・・・といったパターンが多いのではないだろうか。
生地が毛羽んでしまったり、プリントが落ちる、あるいは色あせるといったことは日常的に起きている。
例えば2wayトリコットは、伸縮性に富んでいて肌触りが良いといった長所がある反面、デリケートで傷みやすいのだ。
一度傷んでしまうと修復することができないので、そうならないように未然に防ぐのが一番である。
また保管方法が悪い場合も、虫食いやカビといった害を被ってしまう。
特に長期保管していると、久しぶりに取り出してみたらすでに手遅れだったというケースが少なくない。
ちょっとした油断や不注意が取り返しのつかない失敗につながることはよくあることだ。
したがって正しい保管方法を知っておくことが大切になってくる。
次の項から洗濯方法や保管についてご紹介していくので、傷み防止に役立てていただきたい。
抱き枕カバーを洗濯する際の注意点は？
抱き枕カバーが傷む原因はお伝えしたが、未然に防ぐには何らかの対策を講じておかなければならない。
それには手入れの正しいやり方を知っておくことが必要だ。
まず、洗濯の際は雑に扱うとすぐに傷んでしまうので丁寧におこなう。洗い方としては洗濯機と手洗いの二通りで考えておこう。
まず洗濯機の場合だが、必ず手洗いコースでおこなうのが基本だ。もし通常コースで洗ってしまうと生地やプリントが傷んでしまう。
洗う際には裏返しにして洗濯ネットに入れるようにする。
そして洗剤は中性洗剤を使い柔軟剤で仕上げるか、おしゃれ着用洗剤を使うと良いだろう。
手洗いの場合は5分～10分程度つけておいてから優しく洗うようにする。決して強く揉んではいけない。
洗剤は洗濯機の場合と同じでOKである。
確実にすすぎが終わったら軽く絞って、あとはタオルで水分を取って干したら完了だ。
早く乾くからといって決して乾燥機は使わず、色あせを防ぐために裏返しにしたまま干すようにする。
もしクリーニングに出すのであれば、デリケート素材として扱ってもらうことだ。
保管する際に忘れずにおこなうことは？
洗濯が終わったら正しい保管方法でしまっておくようにする。
抱き枕カバーを収納する際には、デリケートな衣類と同じに取り扱えば良いだろう。
そうは言っても決して難しいことをするわけではないので、丁寧におこなっていただければ大丈夫である。
保管の際に最も気を付かなければならないのが虫食いとカビである。
虫食いは「カツオブシムシ」や「イガ」による害だが、ほんの少しの気遣いで防ぐことが可能になる。
それは洗濯をして取り込む前にブラッシングをしておくことである。
害虫は洗濯物に付いて家の中に入ってしまうことが多いため、その前の段階で払い落してしまおうというわけだ。
もちろんそれだけで完全に防げるわけではないので、収納時には防虫剤を一緒に入れておくことを忘れないでほしい。
そしてカビの発生を防ぐためには保管場所に気を付けていただきたい。
ただ、自宅では抱き枕カバーの保管場所が限られてしまう。そのため、乾燥剤を入れるなどして湿気を取るようする。
収納袋や収納ボックスを使う場合も、密閉できるタイプを使えば効果的だ。
押し入れやクローゼットにしまっている時には、除湿剤を使ってスペース全体の湿気を取るのが良いだろう。
いかにして湿気を寄せ付けないか、そして取り除けるかがカビ防止のポイントになる。
程度が良ければ高価買取が期待できる
抱き枕カバーも新品で保管していればコレクションとしての価値が出てくるのだ。
したがって未開封のものや珍しいもの、数が少ないものは、販売時よりも高額で取引されている。
ましてや人気があるキャラクターともなればその価値は予想以上のもので、すぐにでも買い取ってもらえる。
買取価格はおおよそだが数千円～20,000円程度といったところで、描かれているアニメやゲームのキャラクターによって差がある。
ただし開封済みのものは中古品扱いとなり、高価買取は期待できない。買取金額が安いばかりか、中には買い取りを拒否する店もある。
それらを考えると自分で使うのも良いが、コレクションとして楽しむのも悪くないかもしれない。
抱き枕カバーは大切に扱えば思った以上に長期間使うことができるものだ。
そのためには正しい保管をおこなうことが大切で、ポイントを押さえた取り扱いこそが唯一の傷めない方法と言える。