あなたはバイクの保管が悩みの種になっていないだろうか。
ガレージであったり室内で保管出来れば理想的だが、現実にはそうはいかなかったりする。特にアパートやマンションに住んでいると困難である。
しかし万が一のことを考えると、屋外に駐車しておくのはとても心配なるはずだ。
そんなあなたのためにバイク専用のトランクルームが存在しており、上手に使えば最強の保管環境になる。
実に頼もしい話であるが、どんな特徴がありどのように選んだら良いのか見ていきたい。
バイク専用トランクルームとは?
その名の通りバイク専用の保管スペースになるが、どのようなものか知っておくと良いだろう。
大きく分けて次の2つのタイプに分けられる。
- 屋外に設置されたコンテナタイプ
- 屋内のスペースを共用するタイプ
屋外タイプはバイクが入る大きさにコンテナを改造した保管庫のようなもので、大きなボックスに鍵を付けたものと考えてもらえば良いだろう。
雨風から愛車を守れるばかりでなく、盗難の心配からも解放してくれる。
屋内タイプは建物の中に駐車スペースが区分けされているものになり、屋内駐車場のイメージである。
したがって個々に囲いがあるわけでなく共同で使うようになっているが、利用者以外の入場ができないように制限されている。
どちらのタイプもおすすめできるが、それぞれの特徴を比較して納得できてから借りるようにしよう。
これが単なる屋外駐車スペースとなると周りに囲いはなく、雨風が防げないばかりかセキュリティ面でも不安になる。
問題が起こっても自己責任になってしまう上に、何の補償もされないので利用は控えた方が無難である。
バイクを大切にしているあなたなら、どちらの環境がベストであるかお分かりのはずだ。
もし露店駐車しているのなら、この機会にもう一度考え直してみてはいかがだろうか?
必ずチェックしたい3つのポイント
利用料金はいくら?
利用料金はトランクルーム会社や場所によって異なるのが現状である。
したがって一概には言えないが、一体いくら位でバイクが保管できるか目安だけでも知っておきたい。
屋外コンテナ型の場合で1ヶ月当たり10,000円~15,000円程度は必要と考えておこう。
単に料金だけを見ると決して安い金額ではないが、大切な愛車を保管する価値があるかどうかで判断したい。
屋外に駐車しておくと雨風に当たれば錆びたり劣化することもあるだろう。また、イタズラや盗難といった被害に遭う可能性もある。
それを考えた際に必要であるか、不要であるかを見極めれば良いだろう。
ただ、保管場所で悩んでいるあなたにとっては極上の環境であることは間違いない。
必要な広さがあるか?
小さな荷物ならあまり広さを考慮する必要はないが、バイクの場合はそうないかない。
少なくともバイクの幅と長さをカバーできる広さが必要になる。
目安として幅1.2m、長さは2.5m、広さとしては1.5帖程度あれば、保管に問題はないだろう。
ただし大型のバイクになると、借りてみたものの入らなかったという事態になりかねないので、きちんと測っておくと確実であり安心できる。
また、狭いのに無理すると出し入れの際に傷をつけてしまうので、バイクの幅プラス20㎝くらいは余裕を持っておきたいものだ。
補償が付いているか?
トランクルームにいれておくと安全性は高い言える。
しかし物事には絶対がないことを、忘れないようにしていただきたい。
万が一にも問題が起こる可能性あるので、愛車が被害を受けた時に補償が受けられるかチェックしておこう。
トランクルーム会社によって補償の範囲や内容が異なるので必ず確認することが大切だ。
また、あなたが個人で保険に加入することも可能なので、必要に応じて検討していただきたい。詳細については保険会社や代理店に相談してみるのが良いだろう。
総合的に見て判断することが大切
バイク専用トランクルームは、大切なバイクにとって最高に優しい保管スペースと言える。
だが費用を負担するあなたにとってはどうだろう?
確かに素晴らしい施設であることは分かっている。しかし、どんな条件であっても借りられるというわけではない。
最終的には料金、環境、補償、それに加えてあなたの価値感を総合的に判断して決めるようになる。
そうでないと無理が生じてしまい、場合によっては後悔することになるだろう。
せっかく借りたトランクルームなのだから、有効に気持ちよく使いたいと思うのはあなたも同じはずだ。
だからこそ焦らずに慎重に、そして納得できる内容で契約してほしい。