商品を販売する時に在庫は必ず必要になってくる。
もし在庫がないとお客様に届けることができず、せっかくの販売チャンスを失うことになりかねない。
そうかといって在庫が多ければ良いというわけではない。
第一、それでは商品の置き場所に困ることもあるだろう。そこで利用したいのがトランクルームと言うわけである。
上手に使って在庫問題を解決する手助けになるように、活用方法や注意事項についてみていきたい。
在庫を保管する際の問題点とは?
商品在庫を保管する際の問題点はいくつかある。
その中でも最も大きな問題となるのが保管スペースではないだろうか。
新商品が増えたりすると当然のように在庫も増えてしまい、最悪の場合には置き場所がないといったことが起こる。
よほど大きな倉庫でも利用していない限り、増えた在庫分を収納し切れないことがある。
量が多くなればなるほど保管スペースの確保が困難になるため、事務所や作業スペースまで占領してしまうことになる。
その結果、整理整頓が行き届かなくなったり、どの商品がどこに置いてあるのか分からなくなるといった状態に陥りやすい。
さらには作業性も悪くなり効率が落ちるばかりか、作業環境まで悪化してしまうのだ。
また、保管費用も問題点の一つと言える。
保管スペースを確保するにはそれなりのお金を払わなければならないが、実はこれが大きな負担になったりするのだ。
在庫が多くなるほど、より広い置き場所を用意することとなりコストアップにつながる。
在庫を保管する上で、料金の支払いは頭が痛い問題でもあるのだ。
トランクルームの有効的な活用法
在庫の保管で困ったときに、すぐに利用できるのがトランクルームだろう。
倉庫に保管するほどではないけれど、アパートやマンションでは割高になってしまう。そんな時には役に立ってくれるはずだ。
料金も広さやタイプによって細かく分かれているので、必要なだけの広さを確保するようにすれば、無駄に料金を払わずに済んでしまう。
また、保管倉庫として使えるのはもちろんだが、営業拠点としても使えそうである。
ここを中心に商品の出し入れをおこない、販売活動をしていくイメージだ。
多くのトランクルームは24時間利用可能になっている。したがって、あなたの都合にあわせて、いつでも出し入れができる。
時間の制限がないので必要な時に保管でき、そして必要な時に取り出せるわけだ。
自由に使えてお客様の要望にも応えられる。その結果、柔軟に対応でき活動範囲が広がるのもトランクルームの魅力の一つと言える。
守っておきたい注意事項もある
トランクルームを借りても、ただ保管しておけば良いという訳ではないのだ。
まずは整理整頓をしっかりとおこなうことが大切になる。
保管する位置を決め、乱さないように区分けを徹底しよう。こうすることで効果的な分類ができる。
棚を使っている場合にもエリアを決めて商品名を表示しておく。そして動きの多い商品は、取り出しやすい場所に置くようにする。
これさえきちんと守っていれば、大きな問題は起こらないはずだ。
あくまでも基本に忠実であることが大切であり、より良く改善していくのは次のステップである。
最適なトランクルームの選び方
いざ借りようとしても、どんなトランクルームを選べば良いか迷うこともあるだろう。
そんな時には、環境、広さ、そして料金の3つにポイントを絞ると選び易くなる。
まずは清潔な施設を選ぶことが大切になる。お客様に販売する商品を大切に保管するためだ。
デリケートな商品の場合は空調完備のトランクルームがおすすめであり、温度や湿度がコントロールされている方が望ましい。
そうでないと場合よっては湿気の影響で傷んでしまう危険性がある。
急な出庫や入庫が必要になることもあるため、時間に縛られない24時間使える施設を選んでおこう。
そして安全性を考えると、盗難防止のために2重ロックの採用や監視カメラなどが設置されている方が望ましい。
また、万が一の時の補償がしっかりしているトランクルーム会社を選びたい。こちらに落ち度がないときには補償してもらえる。
最後に料金だが、必要以上に広い物件を選んでも空きスペースとなっていては勿体ない。
したがって現在の在庫量と今後のことを考えて決めるようにすれば、コストも抑えることができるだろう。
トランクルームを選ぶにはこの3つの条件が満たされていることで、より便利にそして安心して使うことが可能となる。
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