あなたは身の回りにある物を、じっくりと見たことがあるだろうか?
改めて見ると、その量がとても多いことを実感できるはずだ。
毎日の生活にはそれだけの物が必要であり、逆になければ困ってしまうものばかりである。
しかし自宅に収納しきれなかったら、何らかの方法を考えないといけない。
そこでトランクルームを利用した場合にどれ位の広さが必要で、どんな点に注意したら良いか見ていきたい。
物が増え続けてしまうのは何故?
そもそも物が増えてしまうのには、はっきりとした原因があるのだ。
それは「買うものと処分するもののバランスが取れていない」それだけである。
当たり前のことなのだが、これに気が付いていなかったり、分かっていながら何も対策をしてないことが実に多い。
例えば壊れてしまった物を買い替えるのは何も問題はない。しかし必要でもないのに買ってしまうのはどうだろう?
当たり前だがその分だけ物が増えてしまう。
もし、こんな状態のまま何もしないでいたら、どんどん増え続け最後には…。
もう結果はお分かりの通りだ。
物が増えてしまう原因は買うことによって満足してしまい、減らす努力を怠っているからである。
そこには、たくさんの物があることで満たされた生活ができるという”誤解”があるのではないだろうか。
いくら豊富に揃っていようが、使っていない物や不要な物にそんな効果は期待できない。
どうせ買うのであれば、本当に使えるものに限定した方がはるかに良いと言える。
もう一度ご自身の周りをチェックして、不要な物があったなら処分をしてみてはいかがだろうか?
例外として減らないケースとは?
実際には例外的に物が減らないケースがあるのも事実である。
いくつか考えられるが、例えば家族が増えた場合は減らすのが難しいかもしれない。
赤ちゃんができて子供が増えると、どうしても物が増えてしまう。赤ちゃん用品から始まり成長に伴って様々なものが必要になるからだ。
その量は想像を超えることがあり、あまりの多さに驚いてしまうかもしれない。
さらに、次の子供の予定があったりすると、処分せずに保管しておきたいと考える方は少なくない。
また、趣味が多彩な方であれば様々なものを持っているだろうから、新しい趣味ができたりするとその量はさらに増えてしまう。
特にコレクターであれば、好きな物はどうしても欲しくなってしまうはずだ。
そうなると自分の部屋だけでは置ききれなくなり、家中に飾っておくといった事態になりかねない。
確かに本人にとっては宝物かもしれないが、家族にとっては邪魔でうっとうしく思えることもあるだろう。
だからといって簡単に処分できないケースが多く、結果として増えてしまうのである。
トランクルームを使う方法もある
自宅で増えてしまった物を収納するのにはどうしたら良いだろうか?
最も簡単で手軽な方法としてトランクルームの利用が考えられる。
自宅の場合、どうしてもスペースが限られてしまうため、増え続ける物を収納するのが困難になる。
最初は余裕があっても、油断をしているとあっという間にいっぱいになり、置き場所の確保が難しくなるのだ。
そうなると結局は行き場を失い、片付けられなくなってしまう。
こんな時、自宅に保管場所が確保できれば借りる必要はないが、そうでない場合にはトランクルームを検討することをおすすめしたい。
増えすぎてしまってからでは片付けるのも大変になる。
したがって、できれば限界になる前のタイミングで検討をおこなうと良い。その際に、今後増えると思われる物が分かればベストだ。
なぜならば今後の量を把握できることで必要な広さがわかり、トランクルームを決めやすくなるからである。
トランクルームは何帖必要なのか?
トランクルームを借りるとなったら広さを決める必要がある。
ではいったいどれ位の広さが必要になるのだろうか?
そこでまずは、トランクルームでどれ位の収納が可能か見てみよう。
わかり易くするため、みかん箱程度の大きさの段ボール箱に換算しているので参考にしてほしい。
収納量の目安 |
|
広さ |
容量(段ボール箱数) |
0.5帖 |
約25箱分 |
1帖 |
約50箱分 |
2帖 |
約100箱分 |
4帖 |
約200箱分 |
8帖 |
約400箱分 |
量としてはこの表の通りだが、実際には思った以上に多く入ると感じるだろう。
ただし広さは同じでも、トランクルーム会社によって収納スペースの寸法が異なっているので注意したい。
そのため、大凡の広さが決まったところで間取りもチェックしておいた方が無難と言える。
できれば実際に見学して確認することで、感覚的につかみやすいだろう。その際には必ず寸法が測れるようにメジャーを持っていこう。
実際に測っておくことで、大きさをチェックしておくことも大切である。
こうして、いざ借りたものの収納できない、あるいは不便だということのないように気を付けてほしい。
広さの目安をチェックするにはトランクルームの間取りを上手に使う!失敗しない考え方とそのヒントで紹介している。
是非とも参考にしていただいて、有効に活用していただきたい。
ムダの少ない収納を心がけよう
保管スペースを有効に使うにはムダを省いた収納が必要になる。
したがって必要以上に広いスペースを借りないように注意する。ただし、増えると予想される分は見込んでおいた方が良いだろう。
出し入れに支障がない広さで決めれられればベストで、むやみに広くしないように気を付けたい。
そこで前項でも紹介したみかん箱の登場となるのだが、保管する物がどれ位のスペースを必要とするかを、みかん箱に置き換えてみるのである。
こうすることで、何もないよりは見当をつけ易くなるのではないだろうか。
また、広さの目安として1.5帖ほどあれば、おおよそ一人暮らしの荷物が入るイメージである。
どうしても決めにくい場合には、見学の際などにトランクルーム会社に相談してみても良いだろう。
この時にしっかりした対応をしてくれるようであれば、安心して借りられる証拠でもあるのだ。
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