契約と聞くとつい身構えてしまいそうだが、正しい手順を踏んでいれば問題は起こらない。
スペースプラスのトランクルームも同じで、決して難しいことではないのだ。
アパートやマンションと比べたら、ずっと簡単に借りることができる。それに決められたことさえきちんと守っていれば、快適で便利に利用できてしまう。
では実際に借りる場合にどうしたら良いか、順を追って分かり易く解説していきたい。
契約前の疑問は取り除いておく
契約を結んでしまってから、”こんなはずではなかった”と文句を言わないようにしたい。
そのためには、すべての疑問は解決しておくべきであり、少しでも不安があったら契約してはならないのだ。
これはどんなものにも言えることで基本である。
あなたはそんなことがないかもしれないが、これを怠る人が多いのはとても残念である。
ではどうすれば良いかとなるのだが、次の点に注意しながら事前調査を慎重におこなうようにしよう。
- その物件は使い勝手が良いか?
- 場所(立地)の問題はないか?
- 料金はいくらで、支払いは大丈夫か?
- サービスは満足できる内容か?
どれ一つ欠けても満足はできないので可能な限り調べて、それでも分からない点があれば問い合わせてみよう。
遠慮する必要などまったくなく、納得のいく回答が得られることが大切だ。
もし十分な対応をしてもらえないのであれば再検討した方が良いだろう。
契約手順の解説と必要書類
スペースプラスは最短1ヶ月から利用が可能となっている。
物件が決まったら契約となるのだが、スペースプラスにおける物件探しから利用までの手順は次の通りになる。
郵送で契約する場合
1. スペースプラスのウェブサイトで物件を探して広さや料金を検討する。ここで希望の物件を決めておこう。
2. 空き情報の確認(電話・お問い合わせフォーム・FAX)借りたい物件が利用可能かをチェックする。
3. 予約申し込み(電話・お問い合わせフォーム・FAX)物件があいているようだったら申し込みをおこなう。
4. 送られてきた契約書類を記入後に返送する(スペースプラスと立替保証会社の両方)
5. 明細を受け取り初期費用を支払う(銀行・コンビニ)
6. 送られてきた鍵を受け取り利用を開始する
来社で契約する場合
予約申し込みまでは郵送の場合と同じだが、契約を本社にておこなう。
本社の住所は書類送付先と同じだが地図も参考にしてほしい。
また来社による即日契約を希望する場合には、初期費用を事前に振込めるので問い合わせてみると良い。
書類送付先(本社)
〒103-0014
東京都中央区日本橋蛎殻町1-18-2 中野オイスタービル4階
株式会社ランドピア
TEL.03-3661-5633
契約に必要なもの
個人 : 運転免許証や保険証などのコピー
法人 : 登記簿謄本のコピー(3ヶ月以内のもの)
・銀行届け出印(月額賃料の自動口座振替に必要)
・初期費用の振り込み
また、立替保証付契約といって連帯保証人探しが不要になり、余分な敷金が省けるシステムがあり加入が必要になる。
契約に必要なものは特別なものはないので用意も簡単である。本社に出向くか郵送するかどちらか都合の良い方を選ぼう。
初期費用と更新手数料
初期費用の規定は次のようになっており、おおよその目安としては3ヶ月~3.5ヶ月分を見ておけばいいだろう。
賃料以外に事務手数料だけは必要になるが、その他の管理費などは支払わなくて良い。
初期費用
開始月分の日割り+翌月分(税別)
(毎月20日以降の場合は、日割り+翌月+翌々月分が必要)
契約事務手数料=賃料の1ヶ月分(税別)、下限5,000円(税込み)
当月分:12,000円
翌月分:12,000円
事務手数料:12,000円
更新手数料: 5,000円
初期費用合計:41,000円(税別)
当月分: 4,000円
翌月・翌々月分:24,000円
事務手数料:12,000円
更新手数料: 5,000円
初期費用合計:45,000円(税別)
規定では毎月20日以降になると、翌々月分が加算されることになっており、その分が高くなる。
また翌年からの更新手数料として5,000円(税別)を支払うようになる。
良好な契約関係を保つには?
契約を済ませて利用を開始したなら、良好な関係を保つようにしたい。
もしトラブルになってしまうと継続して利用するのが難しくなるので、くれぐれも注意していただきたい。
場合によっては同じ会社では借りられない可能性があり、そうなると新たに保管場所を探さなければならなくなる。
トランクルーム会社としても、問題を起こすような利用者は避けたいのは当然である。
だからといって特別な事をする必要は何もないので心配はいらない。あなたがすべきことは契約内容を守り、違反しないことだけだ。
もし、万が一にも規約違反になる恐れがあったらすぐに改めよう。
後々の事を考えるとそれが最善の対策ではあるが、日頃からそうならないように心がけていただきたい。