バイクを保管するなら、ガレージを利用した方が良いのは確かである。
しかし、現実にはすべての人がそうしているわけではなく、やむを得ず屋外でカバーを掛けて雨風をしのいでいるケースも少なくない。
スペースプラスにもバイクコンテナが収納スペースとして用意されているので、その詳細について見ていこう。
そして、どんな点に注意したら良いかお伝えしていくので、バイクコンテナ選びの参考にしていただきたい。
バイクの駐車場と保管の問題点
バイクを大切にしたいと思っていても、保管方法が限定されてしまってはそうもいかない。
すべての駐車場に屋根がついているわけではないので、雨や風、そしてホコリの中にさらされることもあるだろう。
これだけでもバイクにとっては傷みやすいのに、誰でも触れることができる状態というのは、非常に危険な環境でもあるのだ。
実際に多くのバイクがこのような保管状況になっているが、あなたのバイクもそうではないだろうか?
これを改善するにはオーナーであるあなたが対策をとるしか方法は残されていない。
それにはバイクコンテナを利用して雨風に当たらない、他人に触らせないように保管しておくのが最も有効で確実な方法と言える。
スペースプラスのバイクコンテナ
コンテナの種類と特徴
バイクコンテナには2種類のタイプと、さまざまな広さのものが用意されている。
まずシャッタータイプは出入り口にシャッターを用いているため、ドアをぶつける心配がなく開閉の際に周りに気を使わなくて済むのが売りで、ディンプルキーを使っているため安全性も高い。
出し入れについてはスロープが必要(床があって一段高くなっている)タイプと、不要(床がなくフラットになっている)タイプに分かれているので確認が必要だ。
使い勝手を考えるとフラットのタイプの方が出し入れは楽である。その反面、床が付いているタイプの方は湿気に有利と一長一短なので物件を見学してから判断するのが良いだろう。
もう一つのドアタイプになると、手前に引く片開き戸が付いている。
こちらは、すべて床が付いて一段上がっている仕様なので、スロープが必要になるが付属されている。
広さについては1.5帖~2.6帖程度となっており、入口の幅は約95cm~158cmまで用意されている。
高さは190cm~230cmほどと十分あり、問題にはならないはずだ。
幅と段差には注意せよ
バイクコンテナを借りる際に注意したいのは大きく分けて2点ある。
その一つが幅であり、これが足りないとバイクの出し入れが困難になってしまう。
バイク用の収納スペースの場合は、どうしても幅が狭くなる傾向にあるため注意が必要だ。
借りてから問題にならないようにバイクの幅は必ず測っておいて、バイクコンテナの幅と比較していただきたい。
その際にギリギリの幅を選ばないよう多少の余裕を見て欲しい。最低でも10cm、出来れば20cmほど広いと楽に収納できるだろう。
もう一つが段差になり、出し入れのし易さを左右することになる。
よくあるのがコンテナに床が付いているタイプになるが、その分だけ一段高く段差になっている。
そのためスロープを使うのだが、入れる際には乗ったままの方が楽にできるかもしれない。
ただし、大型のバイクであったり、重量がある場合にはバランスを崩しやすいので取り扱いに気を付けてほしい。
もし取り回しだけで精いっぱいだったり、自信がない方は床のないフラットなタイプをおすすめする。
借りてしまってから出し入れできなかったなどということのないように注意しよう。
バイクコンテナの利用料金
バイクコンテナが良いのは分っていても料金を知らなければ検討もできない。
そこで何店舗かの料金をご紹介しておこう。物件の場所や広さによって異なっているので参考にしていただきたい。
料金の目安(東京都内) |
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場所 |
開口幅 | 奥行 | 金額 |
港区芝 |
116.4cm | 250.7cm | 14,286円 |
港区芝 |
158.4cm | 250.7cm | 18,096円 |
大田区大森西 |
116.4cm | 251.5cm | 9,500円 |
荒川区南千住 |
116.4cm | 251.5cm | 13,000円 |
板橋東坂下 |
116.4cm | 251.5cm | 12,000円 |
葛飾区堀切 |
116.4cm | 251.5cm | 8,500円 |
墨田区墨田 |
105cm | 236cm | 12,000円 |
品川区西大井 |
95cm | 251cm | 17,143円 |
中野区野方 | 116cm |
263cm |
13,000円 |
杉並区桃井 |
105cm | 236cm | 13,000円 |
練馬区北町 |
95cm | 251cm | 10,000円 |
コンテナ保管でもメンテは必要
バイクコンテナを使うと、バイクを強力に保護してくれるのは間違いない。
それだけでも十分に頼もしいが、ここで手を抜かないようにしていただきたい。
確かにバイクコンテナの効果は素晴らしいのだが、それにプラスαを加えることでより完璧に近い状態で保管できる。
プラスαと言っても決して難しい事ではなく、ほんの少し行動を起こすだけでOKである。
それには”メインテナンス”が必要であり欠かすことが出来ない。特に磨き作業はきれいな外観を保つために必要だ。
いくら車庫で保管していても走れば汚れるし、錆が出てくるのは当然のことだ。
いつまでもピカピカの愛車に乗りたいと思ったら、メインテナンスは是非とも実行していただきたい。
これをバイクコンテナと組み合わせることで、ベストな保管が可能になるので検討してみてはいかがだろうか?