正しいガソリンストーブの保管方法は?長く使うために絶対に守ること

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ガソリンストーブはキャンプなどのアウトドアを楽しむには欠かせないアイテムである。

強力で安定した火力が得られるのが魅力で、ガスほどの手軽さはないが使う楽しさを味わうことができる。

そんなガソリンストーブもオフの時には、正しい方法で保管しないと傷めてしまうことがあるので注意が必要だ。

ではどのようにしたら良いのかを解説していくので参考にしていただきたい。

保管前にメインテナンスをおこなう

ガソリンストーブを保管する際には、そのまま保管してはならない。

必ずメインテナンスをおこない、最低限のことは実施しておくように心がけよう。

これを怠ると火力が低下したり、燃料が漏れるといった問題の発生につながるので注意が必要である。

特に長期間の場合には思わぬトラブルが起こることもあるので、念入りにおこなうようにしたい。

基本的には分解清掃をおこない、パーツクリーナーを使って汚れや詰まりを取り除いてやればOKだ。

フューエルラインやジェットの他にも、ウィックの状態やフィルターの汚れもチェックし、必要に応じてクリーニングしたり新しくしておく。

その際、Oリングやシール、パッキンは消耗品と考えて、予め準備しておき必ず交換しよう。

ガソリンストーブは何年も使いっぱなしでいると、いざというときに使えなくなってしまうことがある。

そんなことのないように、日頃からの手入れと定期的なメインテナンスを欠かさないことが大切だ。

部品点数も多くないので慣れてくればさほど難しくない。しかし、自分でできない場合は無理をせずにショップなどにお願いしよう。

ガソリンストーブの正しい保管方法は?

次回も問題なく使えるようにしておくには、メインテナンスに加えて保管方法にも気を付けたいものである。

その際、ガソリンの取り扱いと保管場所の選定は確実におこなうようにしていただきたい。

ガソリンの取り扱い

保管時のガソリンの取り扱いだが、短期間であれば入れたままでも問題ないだろう。

しかしメーカーでは長期間になると漏れが発生したり、タンクの内部が結露して錆が発生する可能性があるとしている。

またガソリンが残っていると、気化によってタンク内の圧力が上がることも考えられ危険である。

そのため、できるだけきれいに抜き取っておいた方が無難と言える。

ガソリンを抜いてから、さらに燃焼させて完全に空の状態で保管しておくと、燃料系統の詰まり防止にもなる。

ガソリンストーブの主な燃料となるホワイトガソリンは、特に使用期限定められていない。

そのため未開封のものであれば、目安として3年程度は問題なく使用できる考えて良いだろう。

保管は直射日光に当てないようにして変質を防ぐと共に、できるだけ温度差の少ない所に置いて結露による水分の混入を防ぐようにする。

もし変質したり水が混ざってしまったら、処分することを考えなくてはならない。

その場合、決して自分で処分したりせずにガソリンスタンドに持っ行き引き取ってもらおう。

くれぐれも違法に廃棄しないように注意していただきたい。

もし自動車用ガソリンを使っている場合にはガソリンの保管を安易に考えると危険!使用期限や管理が重要な理由でもご紹介しているので参考にしてほしい。

保管場所の選定

ガソリンストーブを保管する時は、保管場所にも気を付けた方が良いだろう。

そうは言っても必要以上に神経質になる必要はないので、きちんと屋内保管ができていれば大丈夫である。

注意点といっても難しいことではないので確実に守るようにしたい。

まずは湿気の多い所を避けて保管するのが正解である。バーナーの周辺やタンクに錆が発生しやすいので注意しよう。

少々の錆は仕方がないが、あまり酷くなると穴が開くこともある。

特にタンクには揮発性が高く燃えやすいガソリンを入れるため、安全性に欠けるようではいけない。

定期的にチェックをおこなって、問題ないことを確認しておこう。

また、埃にならないようにすることも大切である。

いざ使おうとした時に掃除が必要になるようでは困るので、埃が多い場所は避けたり裸のまま置かないように心がけよう。

保管の際には簡単なカバーをかけておくと良いだろう。

ガソリンストーブの寿命は使い方次第

屋外で使うアイテムではあるものの、その寿命は使い方によって左右されると言える。

取り扱いが乱暴であったり、使ったままで手入れをしないと、傷みも激しくなるというものだ。

ぶつけたり落としたりしないように注意するのはもちろんだが、料理などで汚れたらすぐに拭き取る習慣を付けたい。

これらを注意するだけでもガソリンストーブの状態はずいぶんと違ってくるはずである。

あとは日頃からのメインテナンスを欠かさなければ、15年、20年と使い続けることが十分に可能なのだ。

それが証拠に実際に長期間使い続けている方は丁寧に扱っており、手入れも面倒がらずにおこなっている。

こうした手入れの積み重ねが寿命を長くしていると言っても良いだろう。

確かにガソリンストーブはタフな一面をもっているので、数年ぶりに使ったがまったく問題なかったという話を聞いたことがあるかもしれない。

しかし、必ずしもそうなるとは限らないので、不具合が出ないようにしっかりと管理したいものである。

そうすれば一生ものと言えるくらい長期間に渡って使用することが可能になるだろう。

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