収集癖もトランクルームがあれば解決！？収納できる限界を知っておこう

 

あなたには何か夢中になれるものがあるだろうか？

 

世の中には車やバイク、ファッションやアクセサリーといったものを始め、人を惹きつけるものがあふれかえっている。

 

中には熱中し過ぎるあまり収集するだけにとどまらず、本業にしてしまった人も多い。

 

また、コレクションは手に入れた喜びや満足感を味わわせてくれる一方で、度が過ぎると収納問題が起こることも珍しくないのだ。

 

そこで今回は、収集に夢中になっている人の特徴や大切なコレクションを上手に片付けるヒントについて紹介していきたい。

 

収集癖がある人の性格や特徴とは？

 

 

収集癖がある人には共通している特徴がある。

 

それは”欲しいと思ったものはどうしても手に入れたい”という欲求である。

 

執着心が強いとも言えそうだが、人によっては徹底的に集めないと気が済まないこともあり、ある意味で完璧主義者に近いとも言えそうだ。

 

そして興味のあるものに対しては、非常にパワフルでエネルギッシュな一面を持っている。

 

手に入れるためなら苦労もいとわなかったり、大金をつぎ込むことが多いのも特徴だ。

 

あまりに熱中し過ぎるあまり、趣味が高じて職業にしまう人も珍しくない独特の世界である。

 

こだわりも人一倍強いため他人と同じでは満足できなかったり、自分のものにならないとストレスを感じてしまう。

 

これがコンプレックスを抱えたり、劣等感を抱くことにつながっている。

 

さらに無意識のうちに他人と自分を比較してしまうため、その影響が人間関係にあらわれる場合も少なくない。

 

自己満足にとどまらず他人と競争する気持ちが働いてしまい、ライバル意識を持ってしまうのもこのためだ。

 

また、自分のコレクションや知識を誰かに知ってもらいたいという気持ちもあり、積極的にアピールする人もいる。

 

ただし異常な執着がある場合には、病気による影響も考えられるので気を付けたい。

 

コレクターにも様々なタイプがある

 

 

コレクターといっても様々なタイプの人がおり、色んなものを収集している。

 

それぞれに個性的ではあるが、手に入れる目的や考え方は異なるのも事実だ。

 

コレクターのタイプと特徴
タイプ	特徴
純粋にコレクションをしている	特定のものに強い興味を持っているタイプで、集めるだけでなく、豊富な知識や情報を持っていることが多い。 趣味が高じて職業にするケースも少なくない。
経済的な余裕ができたので収集する	子供の頃は経済的に余裕がなかった反動で、大人になってから収集している。 何故集めているのか自覚できるまでは、やめることがない。
物で満たされていることで満足する	特別なこだわりを持たない場合もあるが、多くのもので満たされていたい。 常に自分のまわりに、たくさんのものがないと気が済まない。
不満やもの足りなさを強く感じている	人に認めてもらいたい気持ちが強く、不安があったり満足できていない。 夢中になって集めることで気持ちが落ち着き、安心感や満足感が得られるタイプ

 

これらに共通して言えるのは、所有することが絶対条件であるという点だ。

 

集めて手元に置くことではじめて満足でき、手に入れるまではやめられない癖になってしまっている。

 

コレクションを上手に片付けるヒント

 

 

片付けを上手におこなうには、整理整頓が基本になるのはコレクションでも同じだ。

 

まずはレイアウトを決めてしまい、整然と片付けることが大切である。

 

飾って置くものは最小限できちんと並べておき、必要に応じて入れ替えることでスペースも節約できる。

 

入れ替えの際には絶対に数やスペースを増やさないことが重要で、もしも増やしたりすると元に逆戻りしてしまうので注意したい。

 

それ以外のものはラックやケースを使って整理しておく。

 

こうすることでムダな空間をなくして、コンパクトに収納するように心がけたい。

 

そうは言っても、たくさんあるコレクションを片付けるとなると限界があり、数を増やさないようにするのも大変である。

 

そこで、あまりにも多い場合には断捨離をおすすめする。

 

コレクターにとって自分の手元から離れることほど辛く感じることはない。しかし、スペースは限られている。

 

そのためには減らす努力も必要と考えよう。

 

断捨離といっても必ずしも捨てるわけではなく、インターネットを利用してオークションで売却するといった方法もある。

 

中には”お金の問題じゃない”とおっしゃる方もいるだろうが、そんな場合には大切にしてくれる人に譲ることも考えよう。

 

余程の特殊なものでない限り、もらい手は見つかるはずである。

 

ただ、いずれにしても手元からなくなってしまう。しかし、こうすることで”モノ”から解放されるのは確かである。

 

この時に何らかの気付きがあってこだわりが薄らげば、収集癖から解放される機会になることもあるだろう。

 

トランクルームなら収納はできるか？

 

 

大切なコレクションの保管にピッタリと言えるのがトランクルームではないだろうか？

 

そうは言っても、コレクションの量が増えすぎるのは問題がある。

 

確かにトランクルームならば、収納スペースを簡単に誰にでも確保することが出来てしまう。

 

しかし、いくら余裕があったとしても、永遠に増え続けたらどうなるか？

 

いつかは収納しきれなくなって、より広い施設を借りなければならなくなり、いつまでたっても解決できないままだ。

 

そう考えると、たとえトランクルームであっても、必要以上に量を増やすことは避けるべきである。

 

このあたりの注意点についてはコレクションをトランクルームに預ける際に守るべき5つの注意点とは？でも紹介しているので参考にしてほしい。

 

結論としてまとめてみると、コレクションの収納にトランクルームは最も適していると言っても良いだろう。

 

ただしこれには条件があり、むやみに増やさないことだ。

 

トランクルームを選ぶ際には、今後の収集予定も考慮して判断しよう。そうすることで便利に使えるのは間違いない。