あなたが何か利用しようする場合、多くのケースでお金を払う必要があるのではないだろうか。
それは利用者であるあなたと供給する側で”契約”が成立するからに他ならない。
物を買う時はもちろんお金が必要だが、サービスも多様化と共に有料のものが増えてきた。
これらが有料なのはコストが掛かっているという理由があるからで、トランクルームの場合も同様である。
施設を作ったり維持するためには経費が必要になる。それを負担するのが利用者である我々というわけだ。
会社によって異なる費用の中身
トランクルームで必要になる費用は会社ごとに異なっている。
その内訳も様々で、月々の利用料金以外にも必要の会社と、そうでない会社に分かれているのが現状だ。
会社によって料金体制が異なり、負担する費用にも差がある。
ただ、単純にどちらが安いと言いきれないのは、利用する期間や物件によって違ってくるためだ。
単に分かり易さだけで見れば、月々の利用料金だけのタイプに分があるように思える。
しかし費用は利用期間のトータルで考えないと、安いとか高いというのは分からないのである。
あなたが1ヶ月だけ借りたいのか、あるいは1年、2年と長期なのかはっきりすれば、費用を算出しやすいだろうし明確にできる。
費用の内訳が多いから必ずしも高いとは限らず、場合によっては安くなる可能性もあるのだ。
トランクルーム利用料金の相場とは?比較して分かる金額と予算の目安でも利用料金を比較説明しているので参考にしてほしい。
トランクルームで必要な費用とは?
利用料金
トランクルームを使うためには利用料金の支払いが必要になる。
サービスを受けたり物を使う、施設を利用する際には必ずといって良いほど発生するのが利用料金だ。
トランクルームの場合は月払いが圧倒的に多いが、数日といった短期の利用が可能なタイプでは日払いで対応していることもある。
初期費用
初期費用はトランクルームを借りる際、最初に1度だけ支払うお金である。
そこには敷金や礼金、前払い金といったお金が必要になるが、中にはこの費用が不要のトランクルーム会社も存在している。
金額に違いはあるが利用料の2ヶ月~3ヶ月分ほどのお金が入り用になる。
しかし、全てというわけではなく、会社によっては不要の場合もある。
管理費
管理費は施設の維持と管理をするための費用である。
トラブルによって故障、破損といったことが起こると、修理や交換などの作業が必要になる。この時に管理費が使われるのだ。
初期費用で徴収されことがあり、利用料金の1ヶ月分程度必要になる。
不要のトランクルーム会社もある。
保証金
保証金は退去の際に修繕が必要になった場合の原状回復工事の費用として使われ、初期費用の一部として徴収される場合がある。
使い方が悪くて汚れていたり、傷つき、破損といった状態になってしまうと返ってこないので利用の際は気を付けたい。
会社によっては、解約後の鍵の交換費用として使われるケースもある。
保険料
火災や盗難などの被害から利用者を守るために加入する保険の掛け金である。
トランクルーム会社によって異なっており、月々の利用料に含まれている場合と別に徴収される場合の両方がある。
倉庫会社の場合は倉庫業法で保険の加入が義務化されているが、補償金額を確認して不安な場合は個人での加入がおすすめだ。
共益費
使われ方は管理費とよく似ており大きな違いはない。
利用目的も管理費同様に施設の修理やメインテナンスのためであり、各トランクルーム会社によって管理運用される。
基本的には毎月徴収、あるいは初期費用にも含まれることもあるが、会社によっては支払いが不要となっている。
解約料
契約を終了する際や更新時に請求される費用である。
解約料は鍵の付け替えやクリーニングのために使われる費用で、一定の金額を納めるようになっている。
不要の会社もあるが、その場合は保証金や共益費といった費用によって賄われている。
次の利用者が使う前のメインテナンス費用としても使われる。
更新料
更新料は引き続き利用するために支払うお金で、補充や前払い的な意味合いをもっている。
自動更新となるために必要のない会社の方が多い。
1年に一度というように更新時期が決まられており、この際には定められた金額を納めることになる。
- 利用料金
- 初期費用
- 管理費
- 保証金
- 保険料
- 共益費
- 解約料
- 更新料
出費を抑えるためにすべきこと
費用を抑えてトランクルームを借りるにはどうしたら良いだろうか?
最も大切なのは何社か比較してみることだ。
これは絶対条件であるので覚えておいていただきたい。費用を抑えたいのなら1社だけ見て決めるのは避けたい。
会社毎に利用料金は異なり、短期であればわずかな差でも、長期になるほど大きな金額になるので注意してほしい。
その中で、あなたが満足のいくトランクルームを見つければ良いのだ。
本当に費用を抑えたいとい思っているのであれば、他社との比較は絶対に欠かさないようにしたい。
その他にもキャンペーンを利用するのも費用を抑える一つの方法になる。
トランクルーム会社によっては頻繁にキャンペーンを実施していたりするので、これを積極的に利用したい。
中には6ヶ月間もの長期割引があるので、見逃さないようにする。
そして何度も言うが、最後はトータル金額でチェックしておきたい。初期費用、利用料金、その他の費用も確認しておく。
費用を優先して考えるのであれば、最終的に支払う金額が重要になるからだ。
コメント