あなたも自転車をお持ちであれば、保管に苦労されているかもしれない。
特にマンションやアパートに住んでいる場合には、保管場所の確保が難しいこともあるだろうし盗難も心配になる。
大切な愛車を守りたいと考えるのは誰でも一緒である。
そこで保管スペースとして、トランクルームを利用する方法があるが、どうしたら悩みが解決して便利に使うことができるのだろうか?
トランクルームで自転車を保管するメリット
収納スペースが広がる
トランクルームを利用して自転車を保管することで、家の「収納スペースが広がる」大きなメリットがある。
特に都市部のマンションやアパートでは、限られたスペースに自転車を置くのは難しい。
そのためトランクルームを活用することで、室内や玄関のスペースを有効に使えるようになる。
また、季節によっては使用しない自転車を一時的に保管することで、家の中の整理整頓が促進され、生活空間が広がるのも魅力だ。
自転車を安全に保管するための選択肢として、トランクルームの利用は非常に有効と言えるだろう。
防犯対策がしっかりしている
トランクルームを使うことは、防犯対策がしっかりしている点で大きなメリットがある。
多くのトランクルーム施設では「24時間監視カメラ」や「セキュリティゲート」が設置されており、不審者の侵入を未然に防げる。
また、スタッフが常駐する施設も多く、トラブルが発生した際には迅速に対応してくれるため、安心感が得られるだろう。
さらに、トランクルームは「施錠」された個別のスペースを提供しているため、盗難のリスクが大幅に減少する。
自転車を安全に保管し、長期間にわたって安心して利用するためには、トランクルームの利用が非常に効果的である。
自転車の劣化を防げる
トランクルームで自転車を保管することで、劣化を防ぐ効果が得られる。
まず、湿気や温度変化の影響を直接受けることがなくなるため、サビや腐食、色褪せといったリスクが低減する。
特に「梅雨」や「冬」の時期は、屋外に置くと急速に劣化が進むことが多い。
さらに、自転車のパーツや塗装も傷みにくく長持ちするので、メンテナンスの手間も減るはずだ。
これにより、長期間にわたって快適に自転車を楽しむことが可能になり、安心して大切な自転車を保管できるのだ。
自転車保管に適したトランクルームの選び方
自転車を安全に保管するには、適切なトランクルームを選ぶことが重要になる。
まず、利用時間を考慮すべきだ。24時間利用可能な施設なら、急なメンテナンスや突発的な用事にも対応できる。
次に、自転車のサイズや台数に合わせたスペースの広さが必要だ。
特にロードバイクやマウンテンバイクなど大型の自転車を保管する場合、十分な保管スペースが求められる。
また、立地とアクセスの良さもポイントと言えるだろう。自宅から近く、公共交通機関や主要道路からアクセスしやすい場所なら便利である。
さらに、防犯カメラやセキュリティシステムが整った施設を選ぶことで、盗難や損傷のリスクを減らせる。
セキュリティの高さは安心して保管するための大きな要素だ。
トランクルーム選びの5つのポイント
まずはトランクルーム選びのポイントについて見ていきたい。
基本的には、一般の荷物を保管する場合と大きな違いはないと考えて良いだろう。
ただ大きさがある分、取り扱いには少しばかり気を使わないといけない点が異なるかもしれない。
それでは選ぶ際に重要となるポイントをチェックしてみよう。
- 屋内型と屋外型のどちらか
- 広さはどれ位必要になるか
- 場所や料金は希望通りか
- 出し入れに問題はないか
- セキュリティは大丈夫か
これらを考えながら、保管から出し入れするまでを良く検討してみよう。
どこかに無理があるようであればそのままにせず、他の物件やトランクルーム会社も選択肢に入れる必要がある。
屋内型と屋外型のどちら?
まず、屋内型と屋外型のどちらかを選ばないといけない。
結論から先に言えば、屋内型が理想的である。それは室内保管と同じ環境であるため、自転車に優しいからだ。
トランクルーム会社によっては、温度管理などの空調があるため理想的とも言える。
その上、セキュリティーがしっかりしており安全性も高い。
そうはいっても、雨風にあたらないことが必須なので、屋外型のコンテナタイプであっても十分に用が足りてしまう。
コンテナそのものはしっかりしており、保管スペースとして頑丈にできている。
しかし、外気に近い温度であったり湿度のコントロールもできないため、屋内型よりは不利な環境になることは理解しておきたい。
また屋外にあるため、どうしてもセキュリティ面で劣ってしまう。
広さはどれ位必要になるか
次に必要な広さについて見てみよう。
大凡ではあるが、1台だけの場合は1~1.5帖ほどの広さがあれば収納できるはずである。
ただし、借りる前には実際のトランクルームの大きさ(長さ×幅)がどれくらか調べておこう。
もちろん自転車の大きさもチェックして、寸法的に問題ないか確認しておきたい。
幅が十分であっても長さが足りないと、収納できないといった事態になりかねない。
しかし、自転車用スタンドを使えば立てた状態で保管が可能になる。場所も取らずに済むので、検討する価値はあるだろう。
スタンドもロードバイクやマウンテンバイクならば使えるだろうが、その他の種類の自転車でも可能かどうかチェックは必要になる。
後は高ささえあればOKたが、多くのトランクルームで2m近い高さが確保されている。したがって十分だろうが、念のため確認することをおすすめする。
場所や料金は希望通りか
場所と料金については希望する条件で見つけるようにしよう。
無理して不便な場所で契約してしまうと、面倒になったり利用し辛いといった結果になってしまうからだ。
保管するだけが目的であればそれでも構わないが、できるだけ便利な場所を選んだ方が都合が良いはずである。
また、料金についても同様の事が言える。
月々の支払いには余裕を持たせておきたい。そうでないと負担に感じてしまい、借り続けるのも困難になってしまう。
そうならないためにも場所と料金は、事前に良く検討しておきたい。
出し入れに問題はないか
自転車の出し入れのしやすさも注意したいものである。
ずっと保管したままならばギリギリでも入りさえすれば良いのだが、頻繁に出し入れするのであればきちんと確認しておこう。
特に屋内タイプの場合、施設の入り口~通路~収納スペースの中といった具合に細かくチェックして、問題にならないようにしておきたい。
もし不具合があったら解決しておかないと、出し入れの度に必ず”わずらわしさ”を感じるようになる。
それにぶつけたりするとトランクルームはもちろんだが、自転車も傷めてしまうことになるので気を付けたい。
セキュリティは大丈夫か
自転車を保管する場合、盗難のリスクを最小限に抑えるため、防犯対策が整った施設を選ぶ必要がある。
まず、監視カメラやセキュリティシステムが設置されているかを確認することがポイントだ。
これらの設備があることで、不審者の侵入を防ぎ、安心して自転車を預けることができる。
また、スタッフが常駐している施設であれば、人の目による監視も期待でき、セキュリティ面でさらに安心だ。
出入口のセキュリティも重要で、暗証番号やカードキーなどの認証システムが導入されていると、不正なアクセスを防ぐことができる。
万が一の盗難や損傷に備えて、保険が適用されるトランクルームを選ぶことで、さらなる安全性が得られるのてチェックしておこう。
これらのポイントをしっかりと確認することで、信頼できるトランクルームを選ぶことが可能である。
自転車を保管する上での注意点は?
それでは自転車を保管しておく際の注意点について見てみよう。
特に長期の保存になったりすると尚更だが、それなりに手をかけてあげないといけないので注意していただきたい。
例え毎日のように乗っていたとしても、最低限のことはしないと傷みやすいのが自転車である。
決してメインテナンスフリーではないのだ。
- 保管前に汚れを落しておく
- 給油や拭き掃除をおこなう
- タイヤの空気圧に注意する
- 長期保存はタイヤを浮かす
トランクルームに入れる前には泥などの汚れや水分を取り除いておきたい。
これを怠ると収納スペースを汚すばかりでなく、そのままにしておいては自転車を傷める原因にもなるからだ。
そしてチェーンなどに給油をしたり、クロスを使って拭き掃除をしてあげよう。
フレームやリムだけでなく細かい部分もきれいに保っておけば、錆の発生防止にも役立つはずだ。
一度錆びてしまうと取り除くのが大変になるので、まずは予防を心がけたい。
また、タイヤの空気圧にも気を付けるようにして、長期間乗らないで保存する際には抜いておいた方が無難である。
ただし、その際には必ずタイヤを浮かせた状態にしておく必要がある。これは余計な負荷をかけて傷めないためだ。
もしもぺちゃんこの状態しておくと、最悪交換が必要になってしまうので絶対に避けよう。
普段から乗っていればそこまで気を使う必要はないが、乗らない状態が長く続くならばこの程度の手入れはやっておきたい。
屋外型のトランクルームを利用するのであれば、通気性を良くするためにスノコなどを利用するのも効果的だ。
また、状況によって錆止めスプレーなどを使って保護してあげると良いだろう。
使い方を工夫してもっと便利に使う
トランクルームの使い方も工夫次第でより便利になる。
従来は自宅に置く場所がないといった理由が主であったが、もはや使い方はそれだけではない。
例えば会社との通勤途中に保管しておいて、一部の区間だけバスや電車などの代わりに自転車に乗ることで運動不足解消にも役立つはずである。
たったこれだけで、すでに単なる移動手段ではなくなるのだ。
自転車は有酸素運動にもなるので、続けることによってダイエットや筋力強化にも良いと言える。
その他にも、どこかのチームに入ってメンバーと定期的にサイクリングを楽しむことも可能になる。
多くの物件があるため、都合の良い施設を借りることで使い方の幅も広がるだろう。
このように自転車に乗るだけで、立派なコミュニケ―ションツールとしても役立ってくれるのである。
使い方はあなた次第なので、より便利にそして有効に使っていただきたい。
まとめ
自転車をトランクルームに保管することは、スペースの有効活用や防犯対策として非常に有効である。
選び方のポイントとして、セキュリティ対策が万全か、そしてアクセスの良さや24時間利用可能かどうかも考慮すべきである。
注意点としては、自転車のサイズに適したスペースを選ぶことや、出し入れのしやすさを確認することがあげられる。
これらのポイントを押さえてトランクルームを活用することで、大切な自転車を安心して長期間保管できるだろう。
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