あなたの周りにも24時間利用できるものが数多くあると思う。
特にサービス業においてはその傾向が強く、利用者にとってはとても便利な存在になっている。
同様にトランクルームでも24時間利用可能な施設が数多くあるが、これは今や常識なのだろうか?
いつでも使える利点がある反面、注意しなければいけない点もあるので気を付けたいところだ。
会社によって異なる利用時間
時間制限のあるタイプ
トランクルームには時間が制限されているところもある。
特に運搬サービスをおこなっている会社の場合に多く見られ、利用時間が決められていたりする。
トランクルーム会社独自のものであったり、運送会社と提携して提供されるサービスになる。
インターネットや電話を使って出し入れの予約をおこなうと、約束した日時に引き取りに来たり、配達してくれるというものだ。
したがって、あなたがやることは保管する荷物を用意することと、配達された荷物を受け取ることだけである。
手間がかからない上に簡単で、どうしても自分でやる時間が取れない人にとっては便利なサービスと言える。
- 自分で出し入れする手間が省ける
- 簡単予約で日時が指定できる
ただし、24時間のサービスは受けられない。そして、出し入れの度にお金を払わなければならないのが欠点でもある。
また、予約も必要になるので、急いでいるときの対応は困難と言える。
- 予約した当日の対応はできない
- 利用には料金が別途必要になる
- 営業時間が限られている
24時間使えるタイプ
多くのトランクルームで24時間利用が可能となっている。
出し入れする時間が自由なので、自分の都合にあわせて利用できるのが強みだ。
仕事が忙しいなどの理由で夜間しか時間が取れないに人にとっては、営業時間を気にしなくて済むのはありがたい。
急に荷物が必要になることもあるだろう。そんな時にすぐに取り出せるので便利と言える。
また、出し入れも自分でおこなうため、余計な費用を抑えられる。
- 24時間いつでも利用が可能
- 出し入れの際の費用はいらない
トランクルームの中には荷物を保管するばかりでなく、仕事部屋や作業場として利用できるタイプもあるので、時間の使い方の幅がさらに広がりそうだ。
まさに”思い立ったらトランクルーム”の感覚で、趣味などにも没頭できる空間が用意されている。
- 基本的にすべて自分でおこなう
夜間の利用で注意すべき点とは?
いつでも使えて便利だが、夜間に利用する際は注意が必要と言える。
特に深夜は多くの人が寝ている時間帯だ。したがって迷惑になる行為は避けなければならない。
その一つが騒音を出さないようにすることだ。施設まで車で乗り入れたり、出し入れをおこなう際には気を付けよう。
バイクの保管に利用している場合も同じだ。
シーンと静まり返った時間帯の音は予想以上に響いたりするものである。
そして、安全性に注意を払うようにしたい。
夜中の誰もいない時間に、万が一事故でも起きてしまうと誰も気が付かない可能性が高い。
荷物を落としたりしなことも大切だが、ケガをしないようにしたいものである。
また、夜中の作業が体調に影響を及ぼさないようにしよう。
時間がないという理由で夜間の作業をすると、疲れが溜まりやすくなる。そんな時には事故が起こる確率の高い。
24時間利用できることはとても便利だが、くれぐれも無理をしない使い方をしていただいたい。
24時間使えなくなる可能性は?
24時間利用でき便利なトランクルームではあるが、ずっと同じように使い続けられるだろうか?
サービス業界全体で考えてみると、一部の業種で見直しの検討がされているようだ。
つまり、24時間・365日といった利用の仕方はできなくなる可能性がある。
しかし、これは人員が必要となる業種に限られているようであり、トランクルームのような無人でも機能する業種とはあまり関係ないと言える。
確かに人員が必要になると、真夜中であっても誰かが勤務して対応しなければいけない。
だが、トランクルームでは夜中にスタッフがいることもなければ、受けつけなどの対応も必要ないのが現実だ。
したがって、今後も24時間利用が可能なものがなくなる心配はないと言える。
むしろ人間のいらない自動化が進めば、ロボット対応といったトランクルームが出現するかもしれない。