あなたもバイクや車を所有されているのではないだろうか?
あるいはこれら買う予定があり、駐車場をどうしようか検討中かもしれない。
そんなあなたにとって、大切な愛車を安心して停められるパーキングは不可欠になる。
パーキングというとコイン駐車場や月極駐車場を想像しがちだが、実は一部のトランクルーム会社にも同様のサービスが実在するのだ。
トランクルームとパーキングの少し意外な組み合わせについて見ていこう。
パーキング探しで気を付けるポイント
駐車スペース
まず最初に確認しておきたいのは駐車スペースだろう。
どんなに良い立地であろうと、料金が安かろうとあなたの車が駐車できることが前提になる。
それには車のサイズと駐車スペースを良く比較していただきたい。
幅、長さ、高さを確認するのだが、ギリギリにならないようにしなくてはいけない。まったく余裕がない状態では駐車が大変になってしまう。
特に幅についてはドアを開けるだけの余裕が欲しいところだ。
乗り降りする際に隣の車や壁などにぶつけないよう、必要な広さを大凡の寸法でチェックしておくと良いだろう。
重量制限
当然のことながら車種によって車重が異なっているので注意したい。
それは機械式の立体式駐車場の場合、重量制限を設けられているからである。
つまり制限重量をオーバーしていたら駐車できないのだ。
あなたはご自分の車の重さをご存じだろろうか。もし分からなければ車検証を見て、必ず”車両総重量”を確認しておこう。
この車両総重量には燃料やオイルといったものの他に、乗車定員分の重さが含まれている。
例えば5人乗りの車では”5人×1人当たり55㎏”で計算されて275㎏が加算されていることになる。
重量制限のある駐車場の場合には必ず知っておかなければいけない。
駐車環境
安心して駐車するためには駐車場の環境も気になるところだ。
できることなら防犯カメラや警備会社にるセキュリティーチェックされている方が望ましい。
破損やイタズラの被害から愛車を守るためには効果的と言える。
また、屋内と屋外の両方があるが、おすすめは屋内型になる。
雨風、紫外線などによって塗装やボディーが傷ついたり錆びが発生するのを防ぐ効果が期待できる。
いくら日頃からのメインテナンスをしっかしていても、露天駐車はバイクや車に悪影響を及ぼすので注意したい。
利用料金
駐車場の利用料金がネックになる場合は意外と多いものだ。
しかし自宅に駐車場がない場合には、それなりのスペースを確保する必要が出てくるのは当然だ。
そうなると何らかの形で借りなければいけないが、無料で借りられることは皆無に等しい。
大好きなバイクや車を買ったまでは良かったが、置き場所が確保できないようでは維持していけない。
そのためには数社のパーキングを比較するのがベストであり正しい選択方法だ。
一社だけでは適正な料金か判断し辛いため、必ず比較して納得できるところを借りるようにしたい。
パーキングの効率的な探し方とは?
インターネットで探す
駐車場を探すのに最も手軽なのが、インターネットの利用である。
あなたの希望する地域名で駐車場を検索するだけで、日本中どこであろうが簡単に探すことが可能だ。
いくつかの候補が決まったところで、利用料金などの詳細を確認していけば良い。
ただ、地域によっては見けにくいこともあるため、いくつかのサイトで確認する必要が出てくるかもしれない。
時間と手間さえ掛ければ、より多くの物件を探すことができるがあまり現実的ではないだろう。
そのためどうしても見つからないといった特別の場合を除いて、2~3サイトを目安に検索してみるのが良いと言える。
不動産業者で探す
インターネットで検索してもない場合には、不動産業者で探すのも方法の一つだ。
不動産業者であれば個人経営の駐車場など、大手のサイトには載らない物件が見つかったりするものである。
小回りの利くのが地元業者の強みと言える。
そのため思わぬ良物件にめぐり合うこともあるが、インターネットよりは手間が掛かるかもしれない。
不動産業者で探す際にも、大手ばかりでなく中小の業者にも問い合わせおくと、取りこぼしも少ないだろう。
トランクルームのパーキングは2種類
バイクパーキング
バイクパーキングには3つのタイプが用意されている。
その一つがコンテナタイプの駐車スペースになり、バイクを雨風から完全に遮断することが可能となっている。
各スペースが個別に分けられているため、イタズラや盗難を防止する効果は高いと言える。
そして2つ目は屋内型のパーキングになるが、駐車スペースを共用して利用するものだ。
屋内にあるため濡れたりする心配はいらないが、仕切られていないため、他の利用者でも触れてしまう点が気になるところかもしれない。
3つ目は屋外の駐車スペースであり、露天の駐車場のイメージでほぼ間違いない。
料金は安めの設定ではあるが、天候の影響を直接受けるため、カバーを付けるなどの対策が必要になる。
カーパーキング
トランクルームのカーパーキングは屋内タイプと屋外タイプの2通りがある。
屋内タイプは平面式駐車場(駐車スペースをラインで区分けしたもの)と機械式の立体駐車場に分かれている。
屋外タイプは平面駐車場となっている。
いずれの場合も駐車スペースが限られているため、あなたの車を停められることをチェックしておく必要がある。
パーキング探しで気を付けるポイントでも説明したが、幅や高さ、そして長さを確認しておくと良い。
また立体式の駐車場では、くれぐれも重量オーバーしないように十分に気を付けたい。
うっかりすると駐車できないというケースもあるため、予め調べておくと良いだろう。
通常のパーキングとどちらを選ぶ?
では通常のパーキングとトランクルーム会社のパーキングのどちらを選ぶのが良いだろうか?
ポイントとしては利便性と料金、環境のバランスを考えて決めよう。
あくまでも理想としては屋内タイプになるが、こだわらないと言うのであれば屋外タイプでも要は足りる。
しかし屋外になると天候の影響を直接受けると思って間違いない。
特にバイクの場合には傷みやすいので、防水のカバーやシェルターで守ってあげたいところだ。
だが、そこまで注意しても屋外に置くことに変わりはない。
その点トランクルーム会社のバイク用コンテナであれば、雨などをシャットアウトできるためおすすめである。
カーパーキングでも単に駐車するだけなら違いは見られない。
ただトランクルームと併設になっている場合があり、スタッドレスタイヤなどのカー用品を保管しておくには便利だ。
もちろん別料金になるが、駐車場とトランクルームを併せて借りる方法もある。
いずれにせよ愛車を守る最低ラインだけは決めてから借りたいものである。
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