トランクルームを借りるにはどうしてもお金がかかる。
これは絶対に避ける事が出来ないできないし仕方がないが、いくらでも良いのかと言えば決してそうではない。
毎月支払いできる金額には限度があるので、べらぼうに高くては借りることなど無理である。
そこでまずは利用料金の相場をチェックして、どれ位の広さでいくら位しているのか分かれば計画も立てやすくなる。
そして、少しでも安い値段で借りるための方法も知っておくと、借りてから後悔することがないだろう。
トランクルームの料金体系を理解しよう
初期費用とその内訳
トランクルームを利用する際、初期費用として以下の項目が一般的に発生する。
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使用料:契約当月の日割り使用料と翌月分の月額使用料を前払いする場合が多い。
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事務手数料:契約手続きに伴う費用で、月額使用料の1ヶ月分が相場である。
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管理費:施設の維持や清掃、セキュリティ管理のための費用で、数百円から数千円程度が一般的。
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鍵代:新規の鍵作成や交換にかかる費用で、1,000円~5,000円程度が目安である。
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保証金:損傷や汚損に備えた預り金で、月額使用料の1~3ヶ月分が設定される場合がある。
これらの費用はトランクルーム会社や物件によって異なるため、契約前に詳細を確認することが重要になる。
毎月の使用料と追加費用
トランクルームの月額使用料は、広さや立地、設備によって異なるのが現実である。
例えば、0.5帖のスペースで月額3,000~5,000円、1.0帖で5,000~7,000円が一般的と言えそうだ。
これに加え、管理費や事務手数料が発生する場合がある。
管理費は月額500~1,000円程度、事務手数料は月額使用料の1ヶ月分が相場である。
また、鍵代として1,000~5,000円が必要な場合もり、これらの費用は運営会社や物件によって異なるため、契約前に詳細を確認していただきたい。
トランクルームの料金相場はいくら
屋外型トランクルームの料金例
屋外型トランクルームの料金は、広さや地域、設備によって大きく異なる。一般的な料金例を以下の表にまとめた。
広さ(帖) | 月額料金(円) |
0.5 | 3,000~5,000 |
1.0 | 5,000~7,000 |
1.5 | 7,000~9,000 |
2.0 | 9,000~12,000 |
3.0 | 12,000~15,000 |
屋外型トランクルームは、屋内型に比べて利用料金が安い傾向にある。
また、車で直接荷物を搬入できるため、大型の荷物を収納するのに便利だ。ただし、空調設備がない場合が多く、温度や湿度の影響を受けやすい。
そのため、収納する物品に応じて適切な対策が必要になる。
契約時には、初期費用として事務手数料や保証料が発生する場合があるため、事前に確認しておくことが重要と言える。
屋内型トランクルームの料金例
屋内型トランクルームの料金は、広さや立地条件、設備内容によって大きく異なる。以下に、一般的な広さと月額料金の例をご紹介しよう。
広さ(帖) | 月額料金(円) |
0.5 | 4,000~8,000 |
1.0 | 8,000~15,000 |
1.5 | 12,000~20,000 |
2.0 | 16,000~25,000 |
3.0 | 24,000~35,000 |
屋内型トランクルームは、空調設備やセキュリティが充実しているため、温度や湿度の影響を受けやすい荷物の保管に適している。
特に、衣類や書籍、電子機器などの保管に向いている。
ただし、屋外型に比べて月額料金が高めに設定されている場合が多い。
また、初期費用として事務手数料や保証料が発生することがあるため、契約前に詳細を確認することが重要である。
立地条件によっても料金は変動し、都市部では高く、郊外では比較的安価な傾向が見られるが、利用目的や予算に応じて、最適なトランクルームを選択することが望ましい。
東京の具体的な料金例
より具体的な値段が分からないことには検討すらできないため、3社の料金を紹介しておくので参考にしていただきたい。
物件の広さや場所によっても異なるので、正確な金額についてはトランクルーム会社に問い合わせて確認してほしい。
屋内型トランクルーム料金比較(江戸川区) | |||
広さ(1階) | A社 | B社 | C社 |
0.5帖 | 8,800円 | — | 6,050円 |
0.6帖 | — | 4,950円 | — |
1帖 | 13,986円 | 9,350円 | 9,900円 |
1.3帖 | 15,557円 | 9,900円 | 13,200円 |
1.5帖 |
— |
— | 14,300円 |
1.6帖 | 18,857円 | — | — |
2帖 | 23,414円 | — | 15,400円 |
2.5帖 | 29,071円 | — | 18,700円 |
2.9帖 | — | 25,850円 | — |
3.3帖 | 35,514円 | — | — |
4帖 | 43,057円 | — | — |
屋内型トランクルーム料金比較(台東区) | |||
広さ(1階) | A社 | B社 | C社 |
0.5帖 | 11,943円 | 6,600円 | — |
0.8帖 | — | — | 13,200円 |
1帖 | 16,501円 | 8,800円 | — |
1.1帖 | — | — | 16,500円 |
1.5帖 | — | 12,650円 | — |
1.6帖 | 26,557円 | — | — |
2帖 | 29,858円 | 14,850円 | 30,000円 |
2.4帖 | — | 18,150円 | — |
2.5帖 | — | — | 31,900円 |
3.3帖 | 47,614円 | — | — |
3.8帖 | — | 27,500円 | — |
4帖 | 57,671円 | — | — |
屋外型トランクルーム料金比較(江戸川区) | |||
広さ(1階) | A社 | B社 | C社 |
1.5帖 | 9,900円 | — | — |
1.6帖 | — | 7,700円 | 8,800円 |
2帖 | 7,400円 | 11,000円 | 12,100円 |
2.7帖 | — | 15,400円 | — |
3帖 | 10,400円 | — | — |
3.5帖 | — | — | 27,500円 |
4帖 | 17,000円 | — | 19,800円 |
4.1帖 | — | 22,000円 | — |
8帖 | 46,500円 | — | 22,000円 |
8.4帖 | — | 48,125円 | — |
屋外型トランクルーム料金比較(葛飾区) | |||
広さ(1階) | A社 | B社 | C社 |
1.5帖 | 11,000円 | — | — |
1.6帖 | — | 8,800円 | 8,800円 |
2帖 | 12,300円 | 12,100円 | 11,000円 |
2.7帖 | — | 22,000円 | — |
3帖 | 18,000円 | — | — |
4帖 | 26,400円 | — | 18,700円 |
4.1帖 | — | 33,000円 | — |
8帖 | 26,500円 | — | 31,900円 |
トランクルームを安く借りるには?
合計金額で考えよう
なるべく安く利用するためには月々の料金だけでなく、合計金額をチェックするようにしたい。
トランクルームを借りる際には、初期費用の他に管理費や保険料などを支払わないといけないケースもある。
そのため毎月の基本料金ばかりに気を取られていると、思わぬ出費があるので注意したいところだ。
- 初期費用
- 月々の基本料金
- 管理費や保険など追加分
最初から利用期間が決まっている場合には、正確な金額を調べることができるので、必ずチェックしておこう。
屋外型が格安で狙い目
トランクルームには大きく分けて屋外型と屋内型の2種類がある。
屋内型はビルなどの建物全体や、フロアを区切って収納スペースにしたタイプだ。
一方の屋外型は改造したコンテナを屋外に設置したタイプになる。
両者は明らかな違いがあり、屋内型は比較的自宅に近い環境と言える。料金は高くなる傾向にあるが、中には空調を完備している施設もあって安心度は高めだ。
それに対して屋外型では保管環境はどうしても劣ってしまうが、コストが抑えられて利用料金が安いのが特徴である。
保管する荷物があまり神経を使わずに済むようなものなら、こちらを利用することで月々の支払いを抑えることができる。
市街地を避け郊外を選ぶ
トランクルームの料金は立地にも関係していると言える。
郊外に行くほど金額もやすくなる傾向にあるが、もしかしたらあなたの自宅からは遠くなってしまうかもしれない。
しかし物は考えようである。
それほど頻繁に荷物の出し入れをおこなわなかったり、車で行けるといったようにトランクルームまでの移動手段が確保できていたらどうだろう。
さほど不便さを感じなくて済みそうであり、費用も抑えることが可能になる。
ならばムダにお金を使う必要はないので、なるべく安いトランクルームを探すのも一つの方法だ。
コストパフォーマンスと利便性を考えて、じっくりと選択することをおすすめしたい。
割安な高階層を選ぼう
荷物の保存場所として、どうしても屋内型が良い場合もあるだろう。
そんな時にはより高階層の物件を探してみよう。低階層より料金が割安になっていることがあるからだ。
つまり1階より2階や3階の方が比較的安い料金設定になっていたりする。
エレベータや台車があれば特に使い難さは感じないはずだ。それに同じ建物内でるあるため、他の階との環境の違いはほとんどないと考えられる。
ただ、ほんの少しだけ移動に手間がかかるので、これを面倒と思うか思わないかはあなた次第と言える。
屋外型の場合も同様に1階より2階の方が安い。エレベーターはないので、階段で2階まで運べるのであれば検討しても良いだろう。
ただし、大きいものや重いものは大変なので、安全性も含めて良く考えてから決めよう。
キャンペーンを賢く利用する
トランクルームをお得に利用するためには、キャンペーンを賢く利用することが重要である。
多くのトランクルーム会社が新規契約者向けに初月無料や割引キャンペーンを実施している。
これを活用することで、初期費用を抑えることができるはずだ。
また、長期契約を前提とした割引プランも見逃せない。契約期間が長くなるほど、月々の料金が安くなる場合がある。
もちろん、複数の業者を比較し、最もお得なプランを選ぶことが大切で、値段だけでなく、セキュリティやアクセスの良さもチェックし、自分のニーズに合ったトランクルームを見つけよう。
サイズに余裕はいらない
安く済ませるにはトランクルームの広さの選択が重要になる。
必要以上に広いスペースを借りて余らせておくのは勿体ない話であり、ただの空間にお金を払うことになってしまう。
したがってあなたが保管したい荷物の量に適した広さを選択しよう。
トランクルームは面積だけでなく高さも有効に使えば、予想以上に結構な量を収納できるものだ。
きちんと整理しながら収納することが必要で、むやみやたらと入れてしまうと、出し入れも大変になってしまう。
すると結果的に作業性が悪くなり、「もっと広い物件を借りれば良かった」などと言うことになりかねない。
サイズ選びに迷ったらトランクルームのサイズを選ぶ方法!ピッタリとゆったり2つの考え方も参考にしていただきたい。
安く借りるにはデメリットもある
トランクルームは料金によって利用環境に差があるものだ。
広くて立地が良い物件であれば料金は高く、反対に狭くて郊外にあったりすると安くなるのは、どのトランクルーム会社も同じである。
これは何もトランクルームに限ったことではない。
例えばアパートやマンションにしても駅から近いと高いのと同じように、より便利な方がお金がかかるようにできている。
それを安く済まそうとすれば、その分は利用環境が低下するのは仕方がないだろう。
予算が制限されてしまうと、希望通りの物件が見つからないのはよくあることだ。
だからと言って簡単にあきらめる必要はない。
一見するとデメリットに思われるような点も、目的や使い方を良く検討してから借りれば後悔しないで済むのである。
完璧を求めず割り切ることも大切
値段が安いものが全て悪いわけではないが、それなりに”質”が低下するのは事実でもある。
ただ、それを承知の上で使うのだから割り切ることが必要になってくる。
そうしないと絶対に満足が得られないばかりでなく、もっと良いものを求め続けるようになってしまう。
そうならないためには、あなたの中でここまでならOKという”妥協点”を決めておいてほしい。
そうすれば、割り切って使うこともできるだろうし、それなりに満足できるはずだ。
せっかくトランクルームを借りたなら、ストレスの原因にならないようにしたい。
そしていつまでも”パーフェクト”を求めたりせず、7割、8割で満足できるようになりたいものである。
まとめ
トランクルームの料金は、サイズや立地、設備によって大きく異なる。
一般的な相場は、月額数千円から数万円程度となっており、都市部や駅近の物件は高額になりやすく、郊外やアクセスが不便な場所では比較的安価だ。
また、空調設備やセキュリティが充実している施設は料金が高くなる傾向にある。
安く借りるコツとしては、必要最低限のサイズを選ぶことや、キャンペーン・割引を活用することがあげられる。
契約期間を長くすることで割引が適用される場合もあるので、長期利用を考えている場合は検討すると良い。
また、複数の業者を比較検討し、自分のニーズに合った最適な料金プランを見つけることが重要である。
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