子供にとって”おもちゃ”が宝物になる時期というのは必ずと言って良いほど訪れる。
この時のおもちゃは”そんなに大事か?”と思えるほどの扱いになる。
ところが、見向きもされなくなると悲しいことに”ただの邪魔な荷物”になってしまうのも事実だ。
ここでは増えてしまったおもちゃについて、どのように片付けたら良いかを一緒に考えてみみよう。
ポイントを押さえてまとめたのでご紹介していきたい。
おもちゃが増えてしまう理由は何か?
おもちゃは時間と共に増えてしまう傾向にある。
これは好みや興味が年齢や成長によって変わるためであり、その度に買い足してしまっているのが原因とも言える。
生まれたばかりで話もできない時期は、とても簡単なもので満足してくれるが、おしゃべりを始めるにしたがって段々と複雑なものを求めるようになる。
そして、ものを組み合わせたり簡単な操作を覚えると、物事を考えたり創造するといったように変化してくる。
こうして少しずつ自己表現をするようになり、欲しいおもちゃも少しずつ変化していく。
テレビのアニメで主人公が使っていたり、ヒーローもののアイテムを見て欲しがる気持ちはいつの時代も同じなのかもしれない。
ではこんな時、親としてどうしているか?
よくあるのが、次から次へと買い足してしまったというパターンではないだろうか。
その結果、大量のおもちゃに占領された自宅は見事に狭くなってしまうのである。
おもちゃはトランクルームに預ける
あなたのお宅では、おもちゃの収納をどうされているだろうか?
いつの間にか増えてしまったおもちゃは、片付けたくても片付けきれない状況になっていることがあるかもしれない。
自宅の押し入れやクローゼットには限界がある。したがって、いくらでも保管できるというではないのだ。
また、おもちゃは意外と場所をとってしまうため、どうしても目につきやすい。自宅で長期保管するとなると邪魔に思えてもおかしくない。
しかし、それでも保管しなければならないことが現実には起こる。そんな時、あなたならどうするだろうか?
自宅で保管しきれない時こそトランクルームを利用するのが最も現実的で賢い選択であると言える。
トランクルームに預ける際にやること
必要なものと不要なものに分ける
保管に当たって必要なのと不要なものを分けておくのが望ましい。
今後使う予定があるとか、次に生まれる子供のためにとっておきたい場合もあるだろうが、選別は整理するためには欠かせない大事な作業だ。
まず壊れていたり、傷が大きいものは廃棄の対象としておく。
成長と共に使わなくなったおもちゃも処分するが、すべてを親が選ぶのではなく子供に自ら選ばせるのも方法である。
こうすれば本人も納得の上なので、捨てるにしても駄々をこねないで済んでしまう。
そして処分と決まったら、このタイミングを逃さないようにすぐに実行してしまおう。後になると迷いが生じるからだ。
ただ処分といっても全てが捨てるわけではなく、誰かにあげたりオークション、寄付といった選択肢もある。
おもちゃを欲しがっている人は結構いるので、程度が良ければ捨てずに済むかもしれない。
中古の売買も盛んにおこなわれており、寄付を受け付けている施設や団体も多い。
何でも捨ててしまうのではなく、こうした活きた処分の仕方をするのがベストではないだろうか。
保管前には必ず手入れをおこなう
選別が終わったら、いよいよ保管の準備に取り掛かろう。
まずは汚れているおもちゃは洗ったり拭き取りをおこない、きれいにそして清潔にしておきたい。
洗うときは洗濯用の石鹸などではなく、食器用洗剤や哺乳瓶を洗う洗剤を使うことで安心感も増すだろう。
特に子供が口に入れそうな場合、安全を第一に考えると哺乳瓶用の洗剤がおすすめである。
汚れが落ちたらよくすすいでから、しっかりと乾燥させるようにする。
洗剤を使って拭き取りをおこなった場合は、水拭きをして洗剤分を残さないようにしたい。
木製のおもちゃは水拭きしたら完全に乾燥させる。そうしないとカビが生えたり雑菌が繁殖してしまう。
すでにカビが発生していたら、サンドペーパーで削り落としてやるときれいになる。それでも落ちない場合には廃棄を検討すれば良い。
おもちゃは衛生状態にも注意し、細菌の繁殖を防ぐために消毒もしておこう。
アルコールで拭き取ったり、プラスチック製品の場合は哺乳瓶の消毒液に浸けるのも効果的である。
保管する際に注意しておくこと
保管の際にも気を付けたい点があるので忘れないようにしよう。
まず埃や汚れからおもちゃを守っておきたい。それには蓋付きの収納ケースに入れておくことである。
むき出しのままの状態で保管することはできるだけ避けたい。
ただ、大きなおもちゃの場合はそのままでは難しいので分解して収納する。箱があれば入れておくが、ない場合には巻き段ボールなどで包んでおくと良い。
そして、電池を使っていたなら必ず外しておくようにする。
そのままにしておくと液漏れの原因にもなり故障しかねない。なお、この液は有害なので触らないように注意していただきたい。
また、カビを防ぐために乾燥剤や除湿剤を一緒に入れると効果的である。ただし、定期的な交換が必要になるので忘れずにおこなうようにする。
トランクルームに預けるメリットとは?
おもちゃをトランクルームの預けるメリットは大きく分けて2つある。
1つは自宅をスッキリと片付けられる点にある。
おもちゃは思った以上に置き場所を必要とするもので、数が増えるにつれて収納も大変になってしまう。
ましてや大型のおもちゃとなれば、いちいちバラしたり組み立てたりするのも面倒であり困難だ。
その点、トランクルームであれば広さも豊富にそろっているので、十分なスペースを確保することが可能である。
もう一つは保管環境が整っている点だ。
トランクルームにもいくつかのタイプがあるが、屋内型のトランクルームで空調があれば非常に良い環境と言える。
自宅の物置や押し入れの中と違って、季節や外気の変化による影響を受けない。
そのため、安定した温度とほぼ一定の湿度はおもちゃだけでなく、ほとんどの荷物に優しい環境であることは間違いない。
自宅が広く使えておもちゃの保管にも適した環境は、トランクルームでなければ手に入らないものである。
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