ピアノをトランクルームで保管する!デリケートな環境と施設の選び方

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ピアノの歴史は古く、300年以上も前の1700年頃にはすでに存在していた。

その元祖とも言われているチェンバロはさらに古く、14世紀の終わりに作られている。

最近ではポピュラーな楽器として親しまれるようになったピアノは、音色の美しさがとても魅力的でもある。

ただ大型の楽器のため、どこでも簡単に楽しむという訳にはいかないのが現状かもしれない。

また置ける場所がないといった理由で、自宅以外に保管されている方も少なからずいるようである。

目次

ピアノはデリケートな楽器の代表である

ピアノはとてもデリケートな鍵盤楽器である。

では何がデリケートかと言うと、ピアノを構成している部品の材質だ。

多くの部品は”カエデ”や”ブナ”、”マホガニー”などの木材や金属によってできており、その他にも樹脂や羊毛といった様々な材料が使われている。

実はこの木材こそが湿気や温度の影響を受けやすいのだ。

木というものは伐採された後でも呼吸をする性質を持ち続ける。

そのため、設置場所の影響を受けてしまい、音が変わってしまう可能性がある。そればかりか、最悪の場合にはヒビが入ってしまうこともあり得るのだ。

木材だけでなく金属の部分も変化しやすく、温度によって膨張したり収縮したりして音を変えてしまう。

つまり設置場所しだいで音色やピアノ自体が変化してしまい、調整や修理が必要となる場合がある。

もちろん定期的に調律おこなうことは欠かせないので、何年もそのままにしておくことダメージを受けたりする。

これらを考えると使いっ放しでも良い楽器であるとは言えないようだ。

あの美しく優しい、そして時に激しく力強い音色は日頃からの管理や、取り扱いの下に成り立っている。

ピアノを保管するトランクルームの条件

ピアノに適した保管環境

ピアノを保管するためには、環境を考える必要がある。

とてもデリケートな面を持っているので、それに対応できる施設や場所を選ぶようにしたい。

ピアノメーカーよると温度は15℃~25℃、湿度は夏季40~70%・冬季35~65%といった保管環境が推奨されている。

これに対して人間にとって快適とされるのは夏季は温度25°~28°・湿度55%~65%、冬季は温度18℃~22℃・湿度45%~60%となっている。

つまり単純に考えても、自宅の部屋と同様の環境でOKということになる。

トランクルームでもこの条件に近い内容の施設を探せば、保管が可能と考えて良いだろう。

これによって湿気によるカビや錆の発生、あるいは虫食いといった被害から守れるのである。

安心して保管するためには空調を完備した施設に保管するのが絶対条件であることは言うまでもない。

もし空調がなかったら夏は蒸し暑く、冬は冷え冷えとした環境の中に置かなくはいけなくなり、当然ピアノにも大きな負担が掛かってしまう。

数日程度の保管であれば季節などによって可能だろうが、長期に渡って保管しなければいけない場合には十分に注意したい。

経験豊富な会社を選ぶ

ピアノをトランクルームに保管する場合、経験豊富な会社を選ぶことだ。

その理由はプロフェッショナルであるため、どうすれば良いかを心得ており、問題の発生が少なくて済むからだ。

過去の経験から様々な保管のノウハウを持っており、安心して任せられるだろう。

確認は必要だが空調も完備されているはずで、温度や湿度だけでなく埃に対してもしっかりと管理されている。

中にはピアノ専用の保管場所を用意している会社もあり、利用者にとっては心強い限りだ。

料金は会社やピアノの大きさによって異なっているが、1ヶ月当たり5,000円~1万5,000程度と考えておこう。

また、保管場所の内覧が可能な施設もあるので、時間的な余裕があるなら見ておくと安心できる。

大切なピアノを安心して任せるには、保管する施設と会社の両方がしっかりしていることが重要になる。

定期的なメインテナンスは絶対に必要

ピアノを置きっ放しにしておくことは避けたいものである。

しかし何等かの事情によって、トランクルームに保管しておくこともあるだろう。

そんな場合に注意しておきたいのは、定期的にメインテナンスをしてやることだ。

メインテナンスと言っても調律や整調だけではない。

ピアノ本体に直接手を入れてやることが必要になるが、その一つにクリーニングがある。

クリーニングと言っても洗うことはできないので、各部を磨き上げるといった作業になる。

まずは外装からになるが、そのまま磨き上げるだけでなく、前板や脚などを外しておこなうこともある。

この時、木製部分だけでなくペダルなどの金属部分もきれいに磨き上げるのだ。

さらにはピアノの内部もきれいにする必要がある。これを怠ると埃や錆といったものが、音色にも影響を及ぼしてしまう。

また、クリーニング以外にも各部の機能を確認したり調整が必要になるだろう。

ピアノに使われている部品には消耗品が多く、弦やハンマー、フェルトなどが代表的なものと言える。

そのため場合によっては交換や修理をしなければならない。

状況によってはオーバーホールをしなければ修復できないケースも出てくるかもしれない。

ピアノは日頃からの手入れと環境に気を付けることで、長く使用することが可能になる楽器だ。

定期的に手を加えてやらなければならないのがピアノであり、きちんとメインテナンスをしてあげれば答えてくれるのもピアノである。

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