トランクルームと言えば、作業は自分でおこなうのが一般的だ。
しかし、今や色んな付加価値がついて便利になっており、その一つに運送サービスがある。
その名の通り荷物を運んでくれるサービスになるのだが、どのようなメリット・デメリットがあるのかを知っておきたい。
そして業者を選ぶためのポイントを押さえて、上手に利用していただきたいものである。
トランクルームの運送サービスとは?
トランクルームの運送サービスは多くの会社で提供されている。
タイプとしてはトランクルーム会社独自のサービスであったり、運送業者や引っ越し業者と提携したものに分かれる。
その一つが宅配型のサービスである。
利用者は保管する荷物を用意するのと、送られてきた荷物を受け取るだけで済んでしまう。
あとの運送と出し入れはすべてトランクルーム会社がやってくれる。
また、これとは異なるが車を貸し出してくれるサービスもある。
こちらはドライバーが付いて車を運転してくれるというものだ。自分で運転をする必要がなく、運転免許もいらないのである。
運転だけでなく、希望があれば運搬のお手伝いまでしてくれるので心強い。
重い荷物や大きい荷物の場合には、一人ではできないこともあるだろう。そんな時には実にありがたいサービスだ。
時間単位で依頼できるので、必要な時だけ利用が可能である。
運送サービスのメリット・デメリット
便利に使えるメリット
宅配型の運送サービスのメリットはどんなものがあるか見ていこう。
まず車を用意したり自分で運送する必要がなく、出し入れもお任せなので作業労力を大幅に減らせすことができる。
もちろん物件を探すこともないので、利用までのハードルが低いのが特徴だ。
トランクルームは自宅から離れていると不便を感じてしまう。だが、そんな心配をしなくとも、保管スペースは会社側が確保してくれる。
荷物の出し入れについては、ウェブで簡単に申し込みができてしまう。
それに箱単位での保管の場合、実に手頃な値段で依頼が可能になる。したがって金銭的な負担が大きくならずに済むのもメリットと言える。
- 車を用意する必要がない
- 作業労力が削減できる
- トランクルーム選びが不要
- ウェブで簡単に申し込みが可能
- 箱単位での保管は手頃な料金
気を付けたいデメリット
メリットだけでなくデメリットもいくつかあるのだ。
まず営業時間が決まっているため、通常のトランクルームのように24時間いつでもというわけにはいかない。
それに予め申し込みが必要なので、急を要するときに対応ができないのである。
したがって、今すぐに入用になったとしても配送が間に合わない上、受け取りに取りに行くこともできない。
つまり利用する際には、それなりに予定を立てておかないと出し入れができないのだ。
荷物の受け渡しの際には自宅にいる必要があり、仕事や用事などで留守にならないようにしておくことが必須と言える。
さすがに不在であっては集配の対応ができないので仕方がない。
また、費用が別に掛かってくることがあり、運送代や出し入れの際の手数料として請求される。
そうは言っても全部の会社というわけでなく、無料でおこなっている会社もある。
- 24時間の対応ができない
- 予め申し込みが必要になる
- 受け渡しは在宅で対応する
- 手数料がかかる場合がある
運送サービスを選ぶ際のポイント2点
運送サービスは業者によって異なっているのが現実だ。
しっかりと選ぶことによって、より安く便利に利用することが可能になるはずである。
業者によって保管タイプが異なっており、箱単位で保管ができるタイプや最初から決まった収納スペースを確保しておくタイプがある。
共通しているのは、運送サービスが用意されているため自分で運んだり出し入れする必要がないことだ。
そこで確認してほしいのが、集配の料金である。
無料となっていても箱の数が制限されていることがあるので、必ずチェックしてみることをおすすめする。
頻繁に出し入れすると思わぬ出費になってしまうので注意しておきたい。
そして配送時間も重要と言える。
平日であれば夜8時位までは対応してほしいところだ。出来れば土日祝日でも営業している業者が便利だろう。
普段の帰宅が遅い利用者にとっては、休日に対応してもらえる方が便利なはずだ。
できるだけ安く、そして便利に使うことがトランクルームの基本である。これがができて初めて利用の幅も広がってくるのだ。