トランクルームは基本的に荷物を収納するためのものだ。
しかし、何らかの事情があって滞在しなければいけない時があるかもしれない。
そんな時、トランクルームに滞在することは可能なのか?
可能だとすればどのような条件のもとで許されるのか?
それらの疑問に対する答えを探すと共に、トランクルームのベストな使い方についても見ていきたい。
トランクルームでの滞在目的は様々
誰もがトランクルームと聞くと”荷物を収納する”ことを想像するのではないだろうか。
確かにその通りで間違ってはいない。
そして、そこには必ず”滞在”といった行動が伴うのである。
あなたが荷物を持ってトランクルームに収納する際にも滞在し、逆に取り出す場合でも滞在しているのだ。
単に滞在するといっても様々な事情があり、その理由も異なっている。
例えばトランクルーム内の整理整頓をしたり掃除をする時はどうだろう。荷物を並び替えたり、埃を取り除くといった時間が必要になる。
また、趣味のコレクションを保管している場合にも鑑賞したり、ちょっとした作業をすることがあるかもしれない。
中には休憩場所として利用したり、宿泊することまで考えている人もいるようだ。
これらがすべて可能かは別として、トランクルームに滞在する目的は実に様々であると言える。
トランクルームに滞在が可能な場合
トランクルームに滞在が可能な場合を考えてみよう。
基本的にトランクルームは荷物の収納場所であるので、それ以外の目的では不可能と考えておきたい。
しかし、そこで気になるのが、本当に出し入れ以外の滞在は禁止なのかということだ。
実際にはそんなことはなく、ある程度は許されるものと考えて良いだろう。
厳密にはトランクルーム会社によって規約の内容が異なるので確認しておくと安心だ。勝手な解釈はしない方が良い。
ただし、一般的に考えて必要であると判断する場合には許可していると考えられる。
例えば整理整頓や掃除といったことは時間が掛かるものであり、その間はトランクルーム内に滞在することになる。
収納スペースを清潔に保つには必要であり、問題ない例と言えるだろう。
それに対してトランクルーム内で工作等の作業をするのはグレーと言えそうだ。ましてや宿泊といった行為は完全にNGとなってしまう。
滞在しても良いかどうかは時間の長さというよりも、その目的によって判断されると考えておこう。
規約に書かれている禁止事項を良く理解しておき違反しないようにしたい。
安易に考えてしまって規約違反をすると、強制的に解約されしまうことがあるので気を付けていただきたい。
休憩や宿泊には違う施設を利用する
もし休憩や宿泊を目的とするのであれば、違うタイプの貸スペースを選ぼう。
トランクルームでは禁止されている宿泊も、レンタルルームなどであれば実際のところ可能なケースが多い。
その理由は貸しているスペースの用途が違うからだ。
トランクルームは荷物を保管するところ。それに対してレンタルルームなどは、休憩や長時間の滞在を目的としている。
したがって、宿泊する形になっても契約上の問題は起こらない。
ただし規約の内容はしっかりとチェックしておくのが無難である。そうしないと思わぬ禁止事項があったりするからだ。
また、利用料金がトランクルームと比較すると割高になるので、計画的に利用して費用の負担抑えるようにしたい。
その他にもトランクルームでの注意点として、長時間の滞在や宿泊にはリスクを伴うこともあるので知っておこう。
トランクルームに寝泊まりするな!違法行為になるリスクと自己責任でも紹介しているので参考にしてほしい。
トランクルームのベストな使い方は?
トランクルームのベストな使い方とは、どのようなものだろうか?
答えは至ってシンプルで、あなたにとって便利な存在であればOKである。
それにはトランクルームの利点を活かした使い方をするように心がけたい。そうすることで満足のいく利用ができるからだ。
トランクルームにはさまざまなメリットがあり、同時にデメリットもあるので良く理解しておいていただきたい。
詳しくはトランクルームのレンタルは不安?メリット・デメリット&賢い選び方でも紹介している。
そして何よりも大切なのは、規約に違反しない範囲で使うことだ。
規約というと難しいことが書かれているイメージが強いが、よくわからない場合にはトランクルーム会社に問い合わせてみよう。
そうしておけば「こんな使い方でも大丈夫かな?」といった不安からも解消される。
それに間違った解釈をすることがないので安心できるというものだ。
滞在についても、どのようなものなら許可されるのかしっかりと確認し、問題が起こらないように注意していただきたい。
正しい使い方をすることで安全に、そして安心して使えるのである。
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