あなたの周りにもたくさんの電子機器があり、毎日の生活に欠かせないものになっているのではないだろうか。
テレビやラジオを始め、ゲーム機、ビデオカメラ、カーナビなどに加えパソコンやスマホも立派な電子機器である。
これらを保管するには正しい認識を持つことがとても重要になってくる。
また、必ず守らなければならない注意点もあるのでご紹介していきたい。
電子機器はとてもデリケート
電子機器全般に言えることだが、とてもデリケートな一面を持っている。
そのため雑な扱いをすると故障の原因となるので、丁寧に扱うように気を付けていただきたいところだ。
特に長期保管となると、思わぬところで負荷をかけた状態のままになっていることがある。
毎日普通に使えていると意識しないかもしれないが、暫く使わない間に故障してしまう例は意外と多いが、あなたもこのような経験をお持ちではないだろうか。
電子機器は保管さえしておけば良いほどタフではないので、きちんとして管理する必要がある。
これを怠るといざ使おうと思っでも、すでに使えない状態なっていることがあり得るのだ。
ただ、あまり神経質になり過ぎてもいけないので、ポイントを押さえて保管すると良いだろう。
そのためには、これからご紹介する注意点をしっかりと守って管理してしていただきたい。
保管する際の注意点とは?
温度と湿気に注意する
ほとんどの電子機器は割と広い条件下で使用することが可能である。
何故かと言えば、私たちが普段生活している環境ならば、問題なく使えるように設計されているからに他ならない。
もしそうでなかったら、部屋の温度や湿度を一定に保たなければならず、一般には不可能になってしまう。
保管する際は暑いからといって冷房するわけでもなければ、逆に寒くても暖房などしない。
当然、夏場は暑くなり冬場は寒いのが普通で、梅雨時には湿気も溜まったりするだろう。
その結果、錆や腐食といった問題が起こるだけでなく、場合によっては虫やカビまで発生して誤作動や故障の原因になるのだ。
また、電子部品は湿気を吸う性質をもっており、本来の性能を発揮できなくなったり故障につながることがある。
これを防ぐには風通しの良い場所を選んだり、乾燥剤や除湿剤を利用して湿気を取り除くことが有効である。
また、空調完備のトランクルームもおすすめできるので検討してみてはいかがだろうか?
温度や湿度のコントロールがきちんとされているので、季節や外気の影響を受けにくいので安定している。
直射日光を当てない
直射日光は電子機器に悪影響を及ぼすので気を付けるべきである。
まず紫外線による劣化が考えられるが、特にプラスチック部分であったり塗装面は割れたり変形、変色といったことが起こる。
これだけであれば性能には大きな影響を及ぼすほどではないかもしれない。
しかし、例えば液晶ディスプレイに紫外線が長時間当たると劣化が進み、表示に問題が発生することがある。
そればかりではなく直射日光によって急激な温度の上昇が起こると、結露が発生したり電子部品の寿命を短くしてしまうのだ。
したがって電子機器を保管する場合には、置き場所を選ぶ必要があるだろう。
埃や振動を避ける
電子機器はデリケートな一面を持っているだけに、埃や振動も避けるようにしたい。
保管環境としてはできるだけ清潔な場所が望ましく、内部に埃を入れないように心がけよう。
もし内部に埃が入ってしまうと、誤作動を起こしたり故障の原因にもなるので、何らかの予防対策をしておきたい。
最も簡単にできるのは全体を覆ってしまうことだ。完全密封とまでいかなくても、必ず布などを掛けたり購入時の箱に入れておくことだ。
また振動も故障の原因になるので気を付けた方が良いだろう。
通常であればほとんど心配はいらないが、常に振動があったり、時折強い振動を感じる場所には置かないようにする。
電子機器にも必ず寿命がある
どんなに大切に保管していても、必ず寿命があると考えておいていただきたい。
その理由は”劣化”によるもので、変形やひび割れといった外観の上の問題と、動作不良や性能の低下など機能的な問題がある。
これらの問題が起こるタイミングはそれぞれ異なるため、いつまでなら使えるといった寿命までは分からないのが現状だ。
いつか使おうと思って保管していたとしても、あくまでも”期限付き”であることを再認識しておくべきである。
久しぶりに使おうとしたら壊れていることは実際にあり得ることなのだ。
電子機器を永遠に保管し続けるのは、はっきり言って不可能である。そのため、長期になる場合にはダメになるかもしれないと割り切るのが良いだろう。
ただ、それがいつなのか分からないので、できるだけ良い環境、良い条件で管理する必要があると言えそうだ。
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