トランクルーム会社は、あなたが保管スペースを借りる上で欠かすことができないパートナーだ。
そのパートナーとのトラブルは絶対に避けなければならない。
それは単に借りることが出来なくなるばかりでなく、あなたの信用もなくなることを意味している。
そこで一体どんな問題が発生しており、どのように対処していくべきか考えておく必要がある。
会社側と問題が起こるのは何故?
トランクルーム会社との間で問題が発生するにはそれなりの理由がある。
貸す側と借りる側で言い分が違うこともあるだろうが、冷静に考えれば何故そうなったか分かるはずだ。
明らかな違反行為があれば、トラブルにつながることは誰にも予想できるだろうが、そうでない場合は難しい。
そこには勘違いや誤解といった少し曖昧な原因も含まれているため、はっきりした理由にならないことがある。
さらに感情が絡んでくると始末に負えない。結果的にお互いの主張を押し通すことになり、解決までに時間がかかってしまう。
また、自分のとった言動で相手に不快な思いをさせておきながら、気が付いていない人もトラブルにつながり易い。
規約に違反していなくとも、自分勝手な振る舞いはつつしみたい。
- 規約に違反している
- 勘違いや誤解がある
- 相手を不快にさせた
- 要望を聞き入れない
- 依頼に対し無視する
いずれの場合も常識をもって行動していれは防ぐことができる。
もしも非常識であったなら必ず問題が起こり、その責任を取ることになるため代償は大きいだろう。
トラブルの内容と対策を考える
トラブルの内容はどんなもの?
トラブルのパターンはさまざまなものがあるが、実際には契約内容を守らないために起こるケースが非常に多い。
その他にも、ほんの些細なことからギクシャクした関係になってしまうことさえある。
トラブルの原因は、どこにでも転がっているのだ。
1. 支払い問題
利用者がうっかり忘れてしまい賃貸料金の支払いが遅れたり、あるいは分かっていて支払われていない
2. 規約違反
利用者が契約書を読んでいなかったり、きちんと理解していたいために、規約が守られていない
3. 人間関係
利用者や会社側の態度がわるかったり、イメージが低下する振る舞いがあり、感情を害してしまった
4. 補償問題
保管した荷物に何らかの問題が発生して、利用者側と会社側の見解の違いから、補償内容で合意に至らない。
トランクルームを借りる場合に、これらのいずれも絶対に起こしてはいけない問題ばかりだ。
どれか一つでも発生してしまうと、今後利用していくことができなくなるかもしれない。
また、必ずしも利用者だけが悪いとは言えず、会社側にトラブルの原因となるような行為がおこなわれることも考えられる。
効果的な対策方法はあるか?
万が一、トラブルが起きたとしても、後々まで尾を引かないようにすることが大切である。
そのためには自分に非があったなら謝罪して許してもらうのがベストだ。そして正しい行動をとることによって円満に解決ができるだろう。
破損させてしまったなら修繕費を支払うのは当然だが、何か注意されても素直に受け入れるといった基本的なことができない方がいる。
こんな方は問題が収束しないばかりでなく、こじれてしまって非常に気まずい思いをするのは目に見えている。
正直に、そして誠実に対応することはとても大切で、人として重要なことでもある。
場合によっては、あなたが悪いと思っていないときでも、謝罪しなければいけないケースも出てくるので我慢も必要だ。
しかし、明らかに会社側が悪い場合には毅然とした態度でのぞもう。それと同時に覚悟を決めよう。
絶対の自信があり、明らかに会社が悪いなら、折れる必要もないし謝らなくて良い。
この見極めがしっかりとできるように、日頃から規約に沿った利用を心がけよう。
それと同時に自分に非がないようにしたいものだ。
問題発生はブラックリスト入り?
借りる側の立場はどうしても弱いものである。
トランクルーム会社から「もう貸さない」、「契約できない」と言われたら、それ以上はどうしようもできないので他の物件を探すしかない。
万が一にもトラブルになって、こじれてしまうと状況によっては”ブラックリスト”に入ってしまう可能性もある。
ちょうど金融業界と同じようなもので、情報として残ってしまうかもしれない。ただし、あくまでも可能性の話だ。
ブラックリストの存在そのものがはっきりしている訳ではないが、そういう扱いをされてからでは遅すぎると言いたい。
少なくとも問題を起こした人を要注意人物として記録している可能性がある。そうなると、その会社では借りられないのも当然の結果と言える。
さらに、他の会社でも借りることが出来なくなってしまうかもしれない。悪い情報はそれくらい広がりやすいものと承知しておきたい。
ビジネスの世界はとてもドライな一面を持っており、”情け”だけで見ず知らずの人間に貸してくれる会社はどこにもない。
したがってトラブルは絶対に起こしてはいけないし、円満に解決するように努めなければならない。
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