保険にはさまざまなものがあるが、あなたも何らかに加入しているのではないだろうか?
生命保険や自動車保険、そして火災保険など沢山の種類が存在しており、多くの人が利用している。
トランクルームに保管する荷物についても同様で、万が一の際に補償が受けられるようにしているケースがある。
では、保険でどこまで補償されるのか、そしてどのような保険に入っておけば良いのか見ていきたい。
保険で全てが補償されるわけではない
保険に加入した方が良い場合
もしもの時に備えての保険はとても頼もしいものだが、果たして加入する必要性はどの程度あるのか?
この答は”大切な荷物であればあるほどYESになる”となるだろう。
多くのトランクルーム会社ではある程度の補償が受けれられるが、この内容に満足できないようであれば加入することをおすすめする。
ただ、これには限度額が決まっており、それを超えることは絶対にない。
したがって、あなたの荷物に対して、補償される金額で満足できるのかを検討して判断したい。
そして補償の対象となるものであるかを確認しておく必要がある。保険に入っていると言うだけで安心しきってはいけない。
これを怠ると、損害があっても保険金が受け取れないといった事態になるかもしれないので気を付けたい。
保険では補償されないケース
保険といっても万能でないのが現実で、中には補償されないケースもあるのだ。
例えば、思い出の詰まった品物があったとしたら、あなたは絶対に失いたくないはずである。
いくら大切にしていたとしても、こういったものは一度無くなってしまったら、お金で買い戻すことなどできない。
そればかりか”物”として評価されたとき、どんなに宝物であったとしても価値を認めてもらい難くなる。
それは、思い出はあなたにとって大切であっても、世間では全く値打ちがないことがあるからだ。
当然、金銭的な評価を受けることはなくなってしまう。
その結果、ほとんど補償がされないといった事態が発生する。これは決して珍しいことではないのだ。
どんな保険に加入するのが良いか?
保険といっても多くの種類があるので、何を選べば良いか迷ってしまいそうだ。
しかし実際にトランクルームが対象になっているものは意外と少ないので、加入が可能かどうか必ず確認しておいてほしい。
トランクルームを契約しても保険への加入が無理では、安心して荷物を保管することができない。
盗難保険
ご存じの通り荷物が盗難にあった場合に補償が受けられる保険だ。
セキュリティが比較的しっかりしている屋内型に比べて、屋外型は誰でも敷地に入れてしまう。
特に夜間になれば人通りも少なくなるため、そこに不安を感じるかもしれない。
防犯カメラがあったり、巡回警備している物件だと被害に遭う確率は下がると言える。ただし絶対ではないので、万が一に備えておくと安心だ。
高価なバイクなどは、しっかりした保険があると気持ち的に楽になる。
運営会社によっては加入していることがあるので、契約の前にチェックしておきたい。
火災保険
災害保険である火災保険は、その名の通り火災による損害を受けたときに補償される。
ビルの中にある屋内型では火災が発生すると被害を受けないとも限らない。
また、火災だけではく自然災害もカバーしてくれることがあり、台風、洪水、土砂くずれなどが対象となっている。
特に屋外型のトランクルームで、近くに大きな河川や山があるなどがある場合には注意しておきたい。
これも運営会社で加入することが多い保険なので確認しておこう。
動産総合保険
動産総合保険は法人(会社)や個人で持っている動産に対する保険になる。
動産とは、土地や建物等(これらを不動産と呼ぶ)を除いた”物”のことを言うので、時計やカメラ、電気製品、楽器、家具などがそれに当たる。
イメージとしては部屋の中にあるものは、ほとんどが動産と言えそうだ。
盗難や火災、破損などの多くの被害をカバーしてくれる便利な保険でもある。
契約の中に含まれていなかったり、含まれていても補償に不安がある場合には検討してみても良いだろう。
保険はいざという時に役立つもの
保険に加入しておけば、何かあった際にはとても役立つものだ。
使わないに越したことはないが、もしかしたらあなたも助けられた経験をお持ちかもしれない。
もし保険に入っていなかったらと考えるとゾッとしないだろうか。すべての費用を自分で支払うことになるので、経済的な負担はとても大きい。
事故はめったに起こらないが”転ばぬ先の杖”と考えると、可能であれば保険に入っておくのが良いと言える。
ただ、あまりにたくさんの保険に加入しても、保険料の支払いが大変になるので、トランクルームの立地などの環境や、荷物の内容によって決めれば良いだろう。
そして、これはしっかりと確認しておいてほしいのだが、どこまで補償されるかはとても重要だ。
せっかくの保険も一部しか適用されないのでは、あまり意味がない。
何かあった際の出費は、なるべく少なくて済むようにしておきたいものである。
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