自宅にある”物”は、日々の生活の中で自然と増えてしまう傾向がある。
ある意味、仕方のないことだ。
しかし断捨離をすることで、スッキリと収納できるようになるが、あなたはおこなったことがあるだろうか?
トランクルームも同様に次から次へと荷物を持ち込んでいると、いっぱいになってしまう可能性がある。
そこでトランクルームの断捨離の必要性や、断捨離をおこなう際の注意点を見ていきたい。
トランクルームに断捨離は必要か?
そもそも断捨離とはなんだろうか?
単純に物を捨てることだけが断捨離と思い込んでいたなら間違いである。
本当の目的はそこではなく、「何が必要で何が不要なのかを見極める」ところにあるので、あれもこれもと処分するだけではいけないのだ。
ポイントを絞って実行することで、初めて効果があらわれる。
- 不要になったものを処分する
- 必要のないものを手に入れない
- 手に入れたい欲求と距離をおく
では、トランクルームを利用する上で断捨離が本当に必要なのか考えてみよう。
結論からすれば”必要”と言うのが正解である。
その理由は明快で、何の意識を持たないでいたなら物は必ず増えてしまうからだ。
トランクルームを借りているのは増えた荷物を保管するためだが、このスペースも限りがあることを再認識しておきたい。
欲求のままに好きなだけ入れていたらどうだろう。
無限に荷物が増えてしまい、保管しきれなくなることは確実なのが目に見えている。
”過ぎたるは猶及ばざるが如し”ではないが限度を知り、適度な状態を保ってこそベストな使い方であると言える。
断捨離をする際に気を付ける点は?
捨てる習慣は必要
毎日の生活の中で荷物は必ずと言ってよいほど増え続けてしまう。
それを防止するためにも捨てる習慣をつけることは必要になる。しかし、やり過ぎは禁物なので、あくまでも適度におこないたい。
しかし、物を捨てることができないのは何故だろうか?
それは迷いがあるため、捨るか捨てないかの判断がつかないからである。つまり、結論を先延ばしにしているだけに過ぎないのだ。
これではいつまでたっても処分することができない。
それをなくすには、あなた自身に期限を設ける必要があり、その期限内に結論を出すと決めないといけない。
即決できなければ2日なり3日と期間を限定して、その間に決断して”実行”するようにしよう。
この時、最も大切なのは”処分した物のことは考えない”、つまり後悔しないことである。
処分方法はさまざま
物の処分といっても方法はさまざまある。
物も状態や程度によっても処分方法が異なってくるので、その時々によって使い分けよう。
捨てるだけが処分ではないのだ。
- ゴミとして廃棄処分する
- 友人・知人などにあげる
- 業者やオークションなどで売却する
現実には使えなかったり、壊れているものは廃棄することがほとんどである。地域の規則に沿って正しく処分しよう。
まだ使えるものであったり、欲しい人がいたらあげてしまっても良いだろう。ただ捨ててしまうよりは有効に利用される分だけありがたい。
仮に希少価値があったりすると、壊れていたりしても売却できることさえある。
もちろん新品同様であれば買い手が付く可能性が高い。
このような場合には買取業者に持ち込んで買取ってもらったり、オークションで売却するのも一つの方法だ。
デメリットを知る
断捨離をおこなうとデメリットもあることを知っておくことも大切だ。
メリットばかりが強調されているが、そればかりではないことを理解しておきたい。
確かに自宅が片付いて掃除も楽になり、ストレスも溜まりにくい。
そして必要なものと不要なものを判断できるようになるため、無駄な買い物をしなくなるといった点があげられる。
反対にデメリットとしては、”残しておけば良かった”と後悔することがあるので、あれもこれもと処分し過ぎてはいけない。
うっかりすると、必要なものまで捨ててしまい、結局は新たに購入するはめになってしまう。
これでは断捨離の意味がないばかりか、目的まで間違っていると言える。
また、悩んでいたり実際に片付けたりを考えると、完了するまでに時間が掛かってしまう点もデメリットである。
不要なものを見分ける
何が不要なのかを見分けることは大切になる。
見分けると言っても決して難しいことでなく、ポイントを押さえておくだけである。
- 何年も使わない物や使えない物
- 同じ物がいくつもあり使っていない
- 使いたいと思わない物
意外と多いのが何年も使っていなかたり、使えないものを大切に保管してあることだ。
思い出の品であっても、すっかり忘れているようなものは処分しても良いだろう。
その他にも、同じものがいくつもあることは多い。しまいっ放しで使っていないものは手放すようにしたい。
いつか使うだろうと思っていても全く使わなかったり、使えなくなってしまうことが多い。
使いたいと思わない物は保管しておいても何の役立たないので、捨てるなり処分することをおすすめする。
どうしても捨てられない物がある
いくら片付けをおこなっても、捨てられない物は必ずあるものだ。
それに無理に捨てるのは断捨離の本来の目的ではないこともお分かりいただけていると思う。
荷物が多くてどうしても処分できないものがあるときにはどうしたら良いか。
それには整理整頓の基本に返ることが大切で、今まで必要と思っていたものが実はいらないものであることに気が付いたりする。
- 種類ごとに分けて定位置に収納する
- 余分なものは持たない・買わない
- 定期的に置き場所と中身を見直す
これらを実施していても捨てられない物であれば、無理に捨てる必要はない。
あなたにとって大切な物であり必要であるからだ。それを強引に処分すると、後悔することになってしまう。
不要なものはきちんと片付けをしていれば見えてくるものである。
それでも荷物が多くて困るようならば、トランクルームを利用してほしい。こんな時こそ、あなたにとって最強の味方になってくれるはずだ。
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