今やレンタルの世界では様々なものを手軽な料金で借りることが可能になっている。
同様にトランクルームを借りる場合も、費用はできるだけ抑えて出費を少なくしたいと思っているはずだ。
それにはどうしたら良いか?
安い物件を探すのも大切なことだが、最も重要になるのは”いかに効率的に利用するか”ではないだろうか。
ムダが多いということは、それだけお金を捨てているようなものだからだ。
そこでいかに安くトランクルームを探すか、そして効率的に使うにはどうすべきか具体的に見ていきたい。
激安でトランクルームを探すには?
料金の安いトランクルームを探すためには、色んな条件が必要になってくる。
金額を左右するのは主に次の3つになるが、どれも料金とは切っても切れないものだ。
- 施設の広さ
- 物件の立地
- トランクルームのタイプ
では実際に激安の物件はないのかとなると答えは”ある”と言えるだろう。ただし激安に限定してしまうと、選択の幅が狭くなるのが現実である。
その一つが、荷物1個毎に料金が掛かるタイプだ。
実際にあるのが月額の料金がわずか数百円ほどで利用できるというもので、保管したい荷物が少な目の人にはオススメのトランクルームである。
ただし荷物が多くなると料金も上がり、それなりの金額になってしまうのは仕方がない。
その他にも低料金のトランクルームとして、0.3帖ほどの広さが2,000円程度で使うことが可能な物件も存在している。
0.3帖と聞くと大したことはないように思えるのだが、ミカン箱の大きさの段ボールに置き換えると約15箱分にもなるのだ。
これだけの荷物を1日当たり70円弱で保管できるのだから、これは激安の物件と言っても良いだろう。
もちろん立地が良いトランクルームも割高になる傾向があるので注意が必要である。便利なところは料金も高いのだ。
こうして見ていると、広さや立地ばかりに気を取られがちになる。
しかし、使い始めの際の初期費用も大きく影響することがあるので、これも含めて総合的に判断したい。
いくら毎月の料金は安くても、初期費用として管理費やその他の手数料、保証金といったものが必要になると意外と高額になってしまう。
特に短期の利用を予定している場合には、初期費用が高いと確実に割高になる。
そのため予想以上の出費となることがあるので、料金を検討する際には十分に気を付けていただきたい。
効率的に利用するための3つの注意点
トランクルームを効率的に利用できれば結果的に無駄が省けるので、最小限のスペースで足りることになる。
その最たる原因になるデッドスペースをなくすためにも次の3点に注意していただきたい。
必要以上の広さはいらない
広さを決めるに当たっては、出し入れの頻度に応じて二通りの考え方ができる。
その一つがほとんど出し入れをしない場合だ。
荷物を一定期間入れたままの状態であれば、広さに余裕を持つ必要はない。なぜなら作業性を意識する必要がほとんどないためである。
強いていうなら、空気が流れるだけの隙間があればOKだ。
この空間は荷物を傷めないためには、あった方が良いだろう。特にカビ対策としては有効と言える。
もう一つが頻繁に出し入れをする場合だが、空きスペースがあった方が作業性は向上する。
基本的には荷物の量に見合った広さがあれば十分であり、できれば余裕が少し残るくらいが理想的だ。
注意したいのは必要以上に空きスペースをつくらないようにすることである。
広さを選ぶ際にはトランクルームで必要となる広さは何帖?収納の目安と効率的な使い方も参考にしていただきたい。
ムダなスペースは省こう
トランクルームは極力ムダのないように使いたいものである。
出来ればピッタリが理想的ではあるが、実際にはなかなか難しい。特にスペース内の上の方の空間に空きがあるケースが多い。
こうなると実に勿体ない使い方になってしまう。
繰り返しになるが、トランクルームはわずが0.3帖のスペースでもミカン箱15個ほどの荷物が保管できる。
それなのにわざわざデッドスペースを作っていては、せっかくの空間がムダになってしまう。
特に高さ方向が上手に使えていないといったケースは少なくない。
面積ばかり気にして、体積で考えていないからである。これではせっかくのスペースも使い切ることができない。
棚(ラック)を活用しながら、置き方を工夫してみよう。
このようなムダをなくすことで、本来トランクルームが持っている能力を十分に生かすことができるのだ
出し入れも考えて収納する
荷物の出し入れを考えた収納も大切になる。
これは何も広さに限ったことではない。もちろん余裕があるに越したことはないが、それだけでは使いやすさは向上しない。
どういうことかと言うと、きちんと整理して保管おくことで、より便利に使えるのだ。
トラックルームを利用した際に、何をどこにしまったか忘れてしまうことがある。
その結果、出したい荷物を探すのにひと苦労する場面も少なくない。
これを防ぐためにもどのように収納したか記録する習慣をつけておこう。出来れば一覧を作っておくと便利だろう。
最初は覚えているつもりでも、時間が経てば記憶も曖昧になったりする。そんな時にはきっと役立つはずである。
激安に惑わされないための心得は?
激安と聞くとすぐに飛びつきたくなるのが人間の弱いところでもある。
ただ、そこには落とし穴があると思って十分に注意していただきたい。
良くあるのが低価格=低品質というものだ。すぐに壊れた、使えなくなってしまったという経験をあなたもお持ちかもしれない。
よく言われる”安かろう悪かろう”というものだ。
ただ、これがトランクルームにそのまま当てはまるかと言えば、必ずしもそうとは言い切れない。
しかし費用面がいくら安くても、スペックで満足できないといったケースはあり得るのだ。
例えば、安いけれどスペースが狭い、サービスや保管環境に満足がいかないといった場合がそれに当たる。
確かに金額も重要だが、望んでいる仕様をクリアしていることが利用の大前提となる。
激安という美味しい言葉のカラクリに惑わされないためには、利用したいトランクルームの適正な料金を調べておこう。
何社か比較すれば簡単にわかることであり、最低限これくらいはチェックしておきたい。
その上で割り切って利用するのか、それとも他を探すのか判断すれば良いだろう。
本サイトでも代表的な3社をご紹介しているので、お得に借りたいのであれば参考にしていただきたい。
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