トランクルームにもさまざまなタイプがあり、どんなタイプ選べば良いか悩んでしまうことがあるかもしれない。
その中で意外と迷ってしまうのが1階なのか、それとも2階を選ぶかである。
一見どちらでも同じように思えるかもしれないが、決してそうではない。
実はとても重要なことであり、どれくらい重要なのかは実際に利用して初めて実感できるがそれでは遅すぎるのだ。
そこで、トランクルームを借りる前にチェックすることや注意点について詳しくお伝えしていきたい。
1階か2階か迷った時のチェックポイント
1階と2階、どちらにするか迷った時は何を基準に選べば良いだろうか。
あなたにとって何が重要であるかを考えて選ぶことで、”失敗した”と後悔しないようにすることができる。
- 利用料金の違いを比較する
- 保管する荷物の大きさを確認
- 荷物を出しれする頻度はどうか?
- 出し入れする際の人数は?
利用料金の違いを比較
比較してみると料金の違いには開きがあるのに驚くはずだ。
利用料金の差額は1階と2階では3,000円ほど~10,000円以上にもなることがある。もちろん2階の方が低料金に設定されている。
したがって同じ予算でも一回り、あるいは二回りも広い物件を借りられたり、半額程度の料金で利用できることもあり得るのだ。
考え方によっては料金の違いは使い勝手の差とも言えるが、安さを最優先させるのでれば2階がお勧めである。
保管する荷物の大きさ
保管する荷物の大きさによっても使い勝手は変わってくるのだ。
もちろん大きさだけでなく重さも作業性に大きく関わってくるのでチェックしておきたい。
実際に荷物を取り扱うのはあなたなのだから、負担が大き過ぎてはトランクルームを借りても大変になってしまう。
当然2階の方が利便性が悪いので、大きな荷物を保管するなら1階の方が有利である。
荷物を出しれする頻度
出し入れする頻度によっても感じる負荷が違ってくるはずだ。
たとえば荷物を頻繁に運んでいる姿を想像してほしい。疲れてしんどくなっている自分が見えたりしないだろうか。
あまりにも出し入れが多いと、利用するのが煩わしいと感じてしまうようになる。
しかし荷物が小さかったり、ほとんど入れっ放しの状態であれば、それほど苦にならないので2階であっても十分に使えるに違いない。
出し入れする際の人数
荷物の出し入れの際にあなたは何人で作業をするだろうか?
もし誰かが手伝ってくれて、協力が得られる環境にあれば問題はないだろう。
しかし、すべてを自分でやらざるを得ない場合には、利用料金、荷物の大きさ、出し入れの頻度も併せて考えるようにしたい。
シミュレーションしてみて無理と感じるようなら1階を選んでおくのが無難が、誰かが手伝ってくれるのであれば、2階の方が安くてお得だ。
2階を使う際の利用法と注意したい点
屋内型トランクルームの場合
屋内タイプのトランクルームは保管環境に優れているのが特徴なので、比較的デリケートな荷物でもOKだ。
料金は全体的に高めの設定になっているが、荷物に対する不安は少ないと言える。
2階以上を利用する場合には、エレベータの有無をチェックしておきたい。もし無ければ階段を利用することになる。
台車についても利用可能な方が便利で、両手に荷物を抱えて移動するのは意外としんどい。
荷物が多かったりすると、何往復もしなければならないので大変である。
また、施設によっては大きな荷物は向かない場合もある。出入口や通路が狭いと運び込むのも一苦労だ。
中には屋内型トランクルームであっても、階段が建物の外についているタイプもあり、濡れているときには滑り易いので十分に注意したい。
これらは契約前に必ず確認しておけば、後で問題になることもないだろう。
屋外型コンテナタイプの場合
屋外型のコンテナタイプの保管環境は屋内型よりも劣るのが実際のところだ。
特にカビには注意が必要で、コンテナ内が高温多湿になる可能性もあるため、デリケートなものは避けた方が良いだろう。
その代わりというわけではないが、料金設定は低めになっている。
特に2階になると予想以上に格安で借りられたりするので、予算に余裕がない場合にはお勧めである。
ただし保管環境以外にもマイナスポイントがある。
屋外型コンテナタイプの2階を利用するにはタラップ(移動式階段)を昇り降りすることになる。
荷物が多かったり重いと体力的に負担を感じることがある。
また、大きな荷物の場合は注意が必要になり、人や荷物の落下につながる危険性が残る。
2人以上で作業できれば負担も危険性も軽減できるが、移動式の階段を利用するので十分に注意しなければならない。
屋外コンテナタイプについてはコンテナのトランクルームは使えない?屋外タイプのメリット・デメリットも参考にしていただきたい。
無理のない選択をすることが最も大切!
2階を契約する際には、荷物の出し入れに対して良くシミュレーションしておくことが大切になる。
料金も大切だが利用頻度、荷物の大きさや重量、作業者の数、これらを総合的に考えるのが好ましい。
しかし完璧なトランクルームなど存在しないので、何らかの工夫も必要になる。
- 必要以上に広い物件を選ばない
- 量を減らすために荷物を限定する
- 利用頻度が多ければ荷物は小さくて軽いもの
- 荷物が大きければ作業者を増やす
たとえば作業者が自分だけで大変ならば、知人・友人を頼んだり、業者を利用するなどした方た良いはずだ。
これらを怠っていたら、理想ばかりで現実とかけ離れてしまい、便利さに欠けるものになってしまう。
なるべく総合的に物事を考え、少しでも現実とのギャップを埋めておく必要がある。
こうして契約した物件であれば、あなたも満足できるトランクルームになるのではないだろうか。
コメント