我々の周りにある用品や道具は、工夫次第で便利に使えるものである。
本来の使い方にアレンジを加えることで、100%以上の能力を発揮してくれたりする。
しかしすべてが良くなるとは限らず、場合によっては不便や危険さえ感じることがあるかもしれない。
つまり、用途を間違えないようにしないといけないのだ。
あくまでも基本となる適正な使い方ができてこそ、プラスαが生きてくるのである。
トランクルームの本来の目的とは?
トランクルームの本来の目的は荷物の保管である。
それには品質を維持できて、より安全な収納スペースの供給を受けることが重要になる。
つまり利用者が安心して保管できる環境を確保する必要があるのだ。
あなたが保管する荷物はどれも大切なものである。それを守ることが出来なければ、トランクルームの価値がない。
同時に本来の目的を見失ってしまうことになる。
そのようなトランクルームを誰が望むだろうか。利用者の期待を裏切るような施設など不要であり邪魔なだけだ。
万が一あなたが検討している物件がこのようなものであれば、決して無理に利用することはない。
じっくりと選んで納得してから契約していただきたい。
スピーディーに物事を進めるのは大切だが、決して焦って契約してはならない。焦ると後悔するのは目に見えている。
失敗してから再度トランクルーム選びをするのは大変である。時間のムダになるだけでなくストレスも感じるだろう。
対応の良い会社と確かな物件を見つけることを第一にすれば、目的にそった満足のいく利用ができるはずである。
トランクルームの用途を考える
適正な利用を心がける
トランクルームの適正な使い方とは何だろうか。
それは規約の範囲で利用し、他の利用者やトランクルーム会社に迷惑を掛けないことである。
もちろん、あなた自身がダメージを受けるような行為や保管方法もつつしむべきで、せっかく借りた収納スペースなので使い倒してほしい。
では具体的にどのように利用すれば良いかとなるが、次のような荷物の保管というのが答えになる。
- 自宅に置けないもの
- 引っ越しの荷物
- 趣味のコレクション
- リフォーム、新築時の荷物
- 長期不在の際の荷物
- 商品や材料
- 季節の用品や備品
これらの荷物を都合よく収納して便利に使いこなしていただきたい。
もちろん規約さえ守っていればこれ以外の使い方でもOKなので遠慮する必要などないのだ。
詳細についてはトランクルームの使い方いろいろ!注意点&便利で賢い活用事例を紹介も参考にしていただきたい。
使い方の幅が広がるだけでなく、利用して良かったという満足感も得られるだろう。
誤った使い方は避ける
トランクルームの誤った使い方は絶対に避けるべきである。
あくまでも荷物を保管することがトランクルームの役割になる。したがってこれ以外の行為は厳禁である。
くれぐれも良識や規約に反する使い方をしないように注意してほしい。
- 宿泊、居住する
- 規約に違反する荷物の持ち込み
- 喫煙などの火気の使用
- 他の利用者への迷惑行為
- 収納スペースの改造や変更
まず、寝泊まりしたり、住居として生活してはいけない。基本的にどのトランクルームでも規約で定められている。
この規約には持ち込みが禁止されているものが細かく書かれているので必ずチェックしてほしい。
具体的には臭いを放つもの、発火しやすいもの、動植物、廃棄物や危険物、現金や預金通帳といった貴重品などがあげられる。
喫煙やガスコンロ、ライターなどの火気の使用は、火災を引き起こす可能性があるので禁止されている。
同様に他の利用者の迷惑になる行為も禁止だ。
例えば騒音を出したり、ゴミを放置するといった行為はつつしみたい。駐車場や台車も独占したりせず、皆で使えるように気をつけたい。
また、使い易くする目的であっても、勝手に改造や変更をしないようにしよう。
ネジ止めで棚を追加したり、穴を開けることも避けなければならない。返却する際に原状回復が必要になるばかりでなく、迷惑を掛けることになる。
用途が限定されるのは仕方がない
トランクルームの用途が限定されるのは仕方がないことである。
それは本来の目的が荷物の保管であるからだ。そして、そこには利用する側と提供する側の両者に”責任”が発生することが大きく関係している。
賃貸契約を結ぶことで、利用者とトランクルーム会社それぞれに役割があり、同時に責任がある。
これはトランクルームに限らず、アパートやマンション、駐車場など多くのケースで共通していることだ。
もし、責任区分を明確にしておかなかったらどうだろう。
何か問題あると責任のなすり合いになり、補償でトラブルばかりでなく、他の利用者にも迷惑が掛かる。
それを防止するための決まり事であり約束でもある。
仮に荷物に問題が発生したとしよう。それが保管禁止のものであったら、どちらに責任があるかは明快だ。
用途を限定するのにはきちんとした理由があり、そのおかげで快適にそして安全に利用ができるのである。
決められた範囲での工夫であれば何も問題ない。
この範囲を超えないように注意するのが、利用者の義務であることを忘れないでいただきたい。
コメント