あなたにもきっと思い出の品があり、大切にされているはずだ。
しかし、どんなに大切にしていても増え過ぎてしまったとしたらどうだろう。
さすがに片付けたくなるはずだが、いざとなるとどうしたら良いか迷ってしまうことがあるかもしれない。
そこで、思い出の品を保管する方法について紹介していきたい。
思い出の品は延々と増え続けるもの?
思い出の品というのは、増え続けてしまうものなのだろうか?
答えはイエスであると同時にノーでもあり、これはあなたの考え方や感覚、性格に左右されると言っても良い。
そもそも”思い出の品が増えてしまう”、”どうしても減らない”という方には理由がある。
そこには、残しておかなくてはいかない、あるいは大切なものだから捨てられないといった感情や考えが先行していないだろうか。
実際にはそれほどの価値がないものでも、処分しきれないでいる方はとても多い。
そんな方は捨てることが勿体なく感じたり、悪いことだと思い込んでいたりする部分があるのかもしれない。
だからと言ってあれもこれもと保管しておいたらどうなるだろう。
当然ながら延々と増え続けることになり、いつかはパンクしてしまうのである。
確かに思い出の品というのはどうしても増える傾向にある。しかし、増やさないようにすることも可能なのだ。
それには、あなたの考え方をほんの少し変えること、そして実行する必要がある。
保管の際に選択する3つのパターン
思い出の品が増えてしまうと、自宅だけで保管ができないこともある。
そこで利用したいのがトランクルームになるが、ここでは保管する方法として3つのパターンを考えてみたい。
もちろん、トランクルームでなくとも応用が可能なので活用していただければと思う。
思い出の品をすべて保管する
どうしても処分できないという場合には、すべての思い出の品を保管しておく選択肢も考えられる。
しかし、簡単そうに見えて実は最も難しいのがこの方法と言えよう。
その理由は物を減らすという行為がないからであり、できることと言えば収納方法を見直すこと位である。
現在あるものをいかに無駄なく上手に収納するかがカギとなる。
例えば、思い出の品が入った箱はもっとコンパクトにできないか?
また、箱の大きさが不ぞろいなためムダなスペースができていないか?
これらを徹底的に改善できないのであれば、すべてを保管するのは無理なので諦めた方が良いだろう。
第一、整理整頓もできないのに思い出の品を大切にできるわけがない。逆を言えば、大切でないから乱雑に扱っているのだ。
こんな状態では決して懐かしく思うことなどないだろう。
そしてもう一点、これ以上増やさない努力も必要で、むやみにとっておかないことである。
必要なものは良く選び最低限のものだけにしないと、いくらスペースがあったとしても、いつかは置けなくなるのは間違いない。
- 整理整頓を徹底する
- これ以上は増やさない
断捨離をして絶対量を減らす
量を減らしたいと思ったら断捨離をしてみると良いだろう。
この時に大切なのは思い切って捨てる決断をすることだ。そうしないといつまで経っても減らすことなどできない。
いくら当時は大切だった思い出の品であっても、今になってみれば不要なものがあったりする。
ずっと残しておこうと思っても、時間と共に感情が薄れてしまったり、湧いてこなくなるものだ。
もしそういったものがあったら、迷わずに処分してしまった方が良いだろう。
我々がおかれている状況や立場は、いつまでも同じではなく常に変化し続けている。
したがって時には不要品となってしまったり、あまり思い出したくない品に変わってしまうこともある。
たくさんの思い出を残したい気持ちがあっても、実際のところ本当に残さなければいけないものは少ないのかもしれない。
断捨離の細かな注意点については断捨離でトランクルームもスッキリ!片付け上手は便利に賢く使い上手も参考にしてほしい。
- 不要なものは必ずある
- 処分する必要性を知る
- 捨てる習慣をつける
増えた分だけ必ず処分をする
全部をとっておくわけにもいかない。そうかといって思い切って捨てられないのであれば、増えた分だけ必ず処分するのも1つの方法だ。
毎日の生活の中で様々な出来事があり、新たな思い出の品を加えたいこともあるだろう。
こんな時にはその分だけ捨てるなどして、増やさない努力をすることが必要になる。
断捨離のように思い切って捨てられなくでも、”1つ増えたら1つ減らす”くらいはできるのではないだろうか。
思い出の品といっても、年月が経つにしたがって思い入れが弱くなっているものがあれば、これを処分すればよい。
もしすぐに決められないのであれば、予め処分しても良いと思われる候補を用意しておくのはどうだろう。
そして処分する際には、その中からどれでも無作為に一つ選んで処分するのだ。この時に決して選んだりしてはいけない。
これならば、一度に1つの物を処分するだけなので、精神的な負担も少なくて済んでしまいそうである。
あとはこれを習慣付けていくことで、気持ち的に辛くならないような状態にしておきたい。
慣れとは恐ろしいというが、大抵のことは時間と共に平気になっていくものである。
- 1つ増えたら1つ処分する
- 処分する候補は決めておく
- 習慣付けて必ず実行する
トランクルームはどうやって選ぶ?
トランクルームを選ぶ際のポイントについて見てみよう。
思い出の品がどういったものであるかによって、トランクルームのタイプが決まってくる。
具体的には温度や湿度に対してデリケートなものか、あるいはそうでないかによって異なるということだ。
これはトランクルームを選ぶ上で最も重要なポイントである。
もしデリケートならば屋内型の空調が完備されたトランクルームをおすすめする。逆にそうでなければ屋外型のコンテナタイプでもOKだろう。
屋内型と屋内型の最大の違いは温度・湿度がコントロールされているかどうかであるが、屋内型でも空調のない施設があるので注意は必要だ。
したがって温度や湿気が気になるのであれば、それなりのトランクルームを選んでおくのが無難である。
同じ環境をつくるために、自宅で1年中エアコンをつけておくとなると難しいのが現実と言える。
ましてや押し入れやクローゼットの中までとなると簡単には出来ないだろう。
トランクルームであれば、一般に借りられる収納スペースの中では、最高レベルの環境が簡単に手に入ってしまう。
困った時には検討してみてはいかがだろうか。
コメント