最初は知名度が低かったトランクルームだが、今ではよく知られるになり多くの人に利用されている。
提供する会社も増えて、サービスも充実してきた。
もちろん品質面も安定してきており、安心して保管できる施設も多い。
そのトランクルームには屋外型のものがあり、その特徴を生かしながら屋内型に負けず劣らずに健闘中だ。
屋外型とはどのような施設なのかを知り、上手に利用してほしい。
屋外型のトランクルームとは
一口にトランクルームと言っても、屋外型のトランクルームがあるのをご存じだろうか?
厳密にはトランクルームとは呼ばないが、ここではあえてトランクルームとしておく。
コンテナを積み上げたタイプで、よく道路沿いに設置されているため、見たことのある方も多いかもしれない。
屋内型のトランクルームとは仕様が異なっている。
屋内型の場合は、ビルや建物全体、あるいは一部がトランクルームになっているのが基本的なスタイルである。
つまり建物内に一つ一つの収納スペースが区分け設置されている。
したがって一旦建物の中に入ると、その中に自分の保管場所がある。
これに対して屋外型の場合は、屋外にコンテナを設置したタイプであり、直接自分の保管場所まで移動できてしまう。
もっと簡単に言えば、建物の中にあるのが屋内型で、外に設置されているのが屋外型と言うわけだ。
法的な規定などがあるために呼び名は異なるが、最も大きく分けるのであればこの2種類となる。
屋外型は使わない方が良い?
屋外型のトランクルームにはいくつかの特徴があるが、使う使わないのどちらが良いのだろうか。
その答えは使い方によって判断するのがベストと言える。
どういうことかと言えば、屋内型と屋外型では保管環境が絶対的に異なる。
どちらが上かとなれば高い確率で屋内型になる。その理由は建物の中にあるのと、外にあるのとの差である。
ただし絶対ではない。それは屋内型でもあまり良くない環境の場合があるからだ。
例えば屋内型の場合、温度・湿度のコントロールを売りにしている会社が結構ある。しかしすべてがそうかと言えば必ずしもそうでない。
中にはトランクルーム全体が熱気でムンムンしており、湿気でジメジメ状態の施設もあるようだ。
こんな状態であれば、屋外型のコンテナの方が良い場合も出てくるだろう。
内部も以前は鉄板がむき出しのことも多くあったが、今では断熱材を入れて内装を施してあることが少なくない。
これによって結露が防止できたり、急激な変化が抑えられている。
したがって、必ずしも屋外型が悪いわけでなく、使ってはいけないという意味ではないのである。
会社によってサービスが異なる
屋外にコンテナを積んだだけと思いがちだが、その中には様々なサービスが用意されている。
もちろん内容は会社によって異なっているが、どれも利用者にはありがたいものばかりだ。
- 24時間の利用が可能
- 比較的大きなサイズ
- 内装が施されている
- 防犯カメラの設置
- バイクも収納が可能
最近は標準になりつつあるが、24時間365日の利用が可能になっている。
そのため、いつでも都合の良い時間に荷物の出し入れができるようになった。
サイズも比較的大きなものが揃っているため、家財道具などの大きな荷物でも保管が楽にできる。
内部も以前は鉄板がむき出しのものがほとんどだったが、最近ではきれいな内装と断熱材の使用が進んでいる。荷物にも優しくなってきたと言えそうだ。
防犯カメラが設置されている施設もあるため、セキュリティ面でも安心できる。
大切なバイクは雨風から防げるばかりでなく、盗難防止の面からも心配しなくて済みそうだ。
屋外で保管の方にとっては、大切な愛車を守れるので不安からも解放される。
コンテナだからと言って、甘く見てはいけない。レベルは昔とは比べ物にならない内容に進化しているのだ。
メリットを最大限に生かそう
屋外型にはさまざまなサービスと共に、多くのメリットがあるので最大限に利用したい。
そうすることによって、便利になるばかりでなく満足感を得ることができる。
- 車の乗り入れが可能
- 重量が重くてもOK
- 大きな荷物も大丈夫
- 料金に割安感がある
車の乗り入れはコンテナの前まで可能になっており、荷物の移動も短くて済む。
これが自分の収納スペースまで離れていると、量が多い時には何往復もしないといけないので大変になる。
それに、コンテナ自体も頑丈にできているので、重いものを入れ過ぎてしまっても重量を気にしたりする必要がない。
同時に大きな荷物でも収納がしやすい環境にあると言える。
中でも最大のメリットは料金に割安感があることだ。
室内型と比較すると利用料が抑えられているので、長期になればなるほど有利になるだろう。
しかしデメリットもあるのでコンテナのトランクルームは使えない?屋外タイプのメリット・デメリットも参考にしてほしい。
そして、納得した上で決めていただきたいものである。
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