良く切れるカミソリでひげを剃ると、スッキリしてとても気持ちの良いものである。
それと同時にやる気が湧いてきたり、身の引き締まる思いをすることもあるはずだ。
しかし、切れ味が悪いカミソリではこのような気持ちにはなれず、何か物足りさなを感じるかもしれない。
そうならないためにも切れ味を維持しておきたいところだが、どうするのが最も良いのかご紹介していきたい。
日頃からの手入れを怠らない
カミソリは日頃からの手入れを怠っていると、切れ味が悪くなるのが早いものだ。
しかし、扱い方によっては改善できることがある。
というのも、きちんと手入れをおこなっていれば、ある程度は長持ちさせられるのが現実だからである。
確かにカミソリは消耗品ではあるが、ほんの少し手を掛けるだけで寿命はずいぶんと違ってくる。
もし何もしないでいたら、すぐに使えなくなって捨てられてしまう。
最近のカミソリは品質が向上して、使い勝手が良いものが多く見られる。
昔のものと比較すれば、はっきりと違いを実感できるはずだ。
その性能の良さをできるだけ長く保つようにするには、どうしてもメインテナンスをする必要がある。
その代わり、あなたが手を掛けてあげれば、きっとそれに応えてくれるはずだ。
ここではその方法をご紹介していくので、参考にしていただいて実践してみてほしい。
保管する際の重要ポイントとは?
保管する際に重要になるポイントはたった2つのことだけだ。
それも決して難易度の高いものではなく、慣れてしまえば普通にできることなので、是非とも習慣付けたい。
きれいに洗浄をおこなう
使用後はきれいに洗浄をしておくことが長持させる基本である。
髭剃り時の汚れが残っていると、切れ味が落ちるばかりでなく、刃を傷める原因になりかねないからだ。
洗浄と聞くとどうしても髭剃りが終わった後と思うかもしれないが、それだと汚れが落ちにくくなってしまう可能性がある。
それを防ぐにはカミソリの刃についた汚れは、使っている最中もこまめに洗い流すのが効果的と言えるだろう。
できれば一回剃るごとに、流水で洗い流したり水(できればお湯)を入れた洗面器の中で洗うことをおすすめする。
慣れないと面倒に思えるかもしれないが、ここがとても重要なので実践していただきたい。
洗うことによって石鹸カスやシェイビングフォーム、ジェル、そしてヒゲが残らないようにする。
タオルなど拭いたりブラシを使ってしまうと、刃を傷める原因になるので絶対にやってはならない。
しっかりと乾燥させる
使い終わったら洗っておくのだが、この時にしっかりと乾燥させるようにしたい。
水分が残っていると錆が発生したり腐食することがあり、その結果カミソリの切れ味を悪くしてしまうのだ。
切れ味の悪いカミソリは剃り残しがあったり、肌を傷付けることになるので乾燥はとても重要である。
また、早く乾かそうとして布でふき取ったりすると、刃こぼれすることがあるので注意しよう。
きれいになったカミソリは良く振って水を切ったあとに、風通しの良いところで乾燥させればOKだ。
この時に風呂のような湿気の多いところは、刃を傷める原因になるのて避けた方が無難である。
便利用品を上手に使うのが効果的
長持ちさせるための方法として、効果が期待できる便利用品をご紹介しておきたい。
その一つがクリーニングすることによって長持ちさせるというものである。
カミソリの刃をこすりつけて汚れを落とすというものだが、刃こぼれしたものを研ぐわけではない。そのため新品のうちから使用するのが効果的だ。
その他にも保管の際に装着するだけで、錆を防ぐ効果を発揮してくれるものがある。
新品のカミソリは錆止めのコーティングが施されているが、使用することによって取れてしまうため錆びやすくなる。
それを特殊成分の力によって保護して、刃の寿命を延ばすというものだ。
これらの用品を使うことで寿命が延びる可能性があるが、使い古したカミソリには効果はないので注意したい。
繰り返しになるが新しいうちから使用するものであることを忘れないでいただきたい。
正しい取り扱いは刃の寿命が延びる
カミソリは正しい取り扱いをすることによって刃が長持ちして寿命が延びる。
では正しい使い方をするにはどうしたら良いのだろうか?
使った後の手入れや保管もそうだが、ひげの剃り方にも注意が必要ということだ。
カミソリが使えなくなる理由は切れ味が悪くなることにあるが、その原因は刃に負担がかかっているからに他ならない。
その負担を減らすには、剃る前にヒゲを柔らかくしておくのが効果的である。
理想は蒸しタオルを使うことだが、毎日のこととなると難しいのが現状だろう。そこで石鹸やシェイビングフォーム、ジェルを使うことになる。
この時に重要なのは、塗ってすぐに剃ってはいけないということだ。最低でも2分~3分待って柔らかくさせてから剃るのが良い。
そして、最初はヒゲの生えている方向に沿って剃るようにすれば、カミソリや肌へのダメージが少ない。
もし剃り残しになったら、ヒゲの生えている方向と反対に剃って仕上げればOKだ。
こうすることによってカミソリの負担が減り、いくらかでも長持ちしてくれるようになるだろう。
カミソリを長く使うには保管方法に注意することも大切だが、日頃からの使い方にも気を付けていただきたいものである。
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