胸元から見えるネックレスはとてもおしゃれで、時には品格さえ感じさせることがある。
遊びから冠婚葬祭に至るまで、あらゆる場面で使えるのがジュエリーと言える。
それだけにいくつものネックレスを持っている人は多いが、あなたはどのように保管されているだろうか?
今回はそんなネックレスの保管について、注意点や収納方法を中心にお伝えしていきたい。
ネックレスを傷めないための注意点は?
ネックレスを傷めないように扱う上で注意したい点をあげてみよう。
丁寧に扱うのはもちろん大切だが、注意すべき点は他にもある。
- 身支度の最後に着ける
- 入浴時には外す
- 寝る時は着けない
ネックレスに限らずジュエリー全体に言えることだが、身支度の最後に着けるように心がけることである。
その理由は服を着る際に邪魔になるだけでなく、傷めてしまう可能性があるためだ。
身に着けた状態で服を着ると、引っ掛けてしまうこともあるだろう。その際に無理に引っ張ると切れたり変形する可能性が高い。
それと水に濡らしたりしないように気を付けるのも大切だ。
入浴やシャワーの際には必ず外してからにしよう。そうしないと細かなところまで汚れてしまうばかりでなく、変色や腐食の原因になる。
体を洗う際に邪魔に思えたり、石鹸やクリームが付いたりするのも気持ちの良いものではない。
また、睡眠時にも外しておいた方が肌を傷つけることもなく、ネックレスが切れたり変形する心配もいらなくなる。
出し入れしやすく便利な収納を考える
ケースや小袋で収納
ネックレスの保管で最も安全で安心できるのは、宝石箱(ジュエリーケース)や小袋に入れておくことだ。
とくに大切なものは個別にケース入れておいた方が、傷も付きにくく無難である。
その際にはできるだけ伸ばした状態にしておくと、絡まったりすることがなくて良いと言える。
ケースも数が多くなると、どれがどのケースに入っているかわからなくなったり、迷うこともあるだろう。
そんな時には何本かまとめて入るタイプを選んでおきたい。これであれば一つずつ開けて確認することもなく一度で済んでしまう。
さらに傷つき防止のために、仕切りの付いているものを選んでおきたい。
その他にもジュエリーポーチや巾着といった小袋にいれて保管しておくこともできる。
さまざまなデザインや大きさのものが販売されているので、気に入ったものを選んでいただきたい。
注意点としては、どうしても絡まりやすくなるため、無理に引っ張って切らないようにすることだ。
スタンドに掛けておく
ネックレスの保管というと思い浮かべるのがスタンドではないだろうか?
よくあるのが胸元をかたどったもので、ここにネックレスをかけておくタイプだ。
数が少ないうちは便利だが、何本も一緒に掛けておくと絡まったり傷つきやすくなってしまう。
そこで利用したいのが、個別にいくつもかけられるスタンドである。
これを使えば出し入れがしやすくなる。ただし、仕切りがないのでネックレス同士がぶつかることも考えられる。
そのため、少し間隔をあけるなどの工夫が必要と言える。
場所がなかったり壁を利用できる場合には、壁掛けフックを使うと良いだろう。
ただジュエリー専用でないと場合、金属がむき出しになっていて擦れて傷が付くことがあるので注意したい。
見た目にこだわらないのであれば、粘着フックを利用する方法もある。これならかなり安く仕上がるのでお金をかけたくない場合にはおすすめだ。
日頃から手入れを欠かさないことが大切
ネックレスをいつまでもきれいに保つには日頃からの手入れが大切になる。
これを怠っていると汚れてしまい、くすんだりしてせっかくの輝きもなくなってしまうのだ。
- 汚さない使い方を心がける
- 使ったら必ず拭いておく
- 定期的にクリーニングをおこなう
使ったらきれいに拭くなどして必ず手入れをする習慣をつけておきたい。
こまめにふき取るだけで、次回も気持ちよく使うことができる。
使いっ放しの状態にしておくと汚ないばかりでなく、臭いや傷み原因にもなってしまう。
また定期的なクリーニングをおこなって、細かなところに付いた汚れもきれいに落とし、清潔な状態に保っておきたい。
その際には超音波洗浄機を使うのが簡単で効果的だ。
手で洗うのと違い細部までピカピカに仕上げてくれる。
超音波洗浄機がなければ、専用のクリーナーを使っても良いだろう。ただし洗浄成分が残らないように注意したい。
もし自分でおこなうのが心配な場合には、専門店のプロに相談することをおすすめする。
手入れをするのとしないのではネックレスの輝きも違ってくる。
ジュエリーを使っていると、汚れたり傷が付くのは仕方のないことである。
だからといって大切にしまっておくのではなく、むしろ積極的に身に着けて楽しんでいただきたい。
あなたが身に着けて楽しむことで、本当の価値を引き出してあげるのが本来の使い方と言えるのではないだろうか。
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