昔は化粧といえば女性がするものといったイメージが強かったかもしれない。
しかし現在では男性でも美に対する意識が高くなっており、化粧をしている人も決して珍しくなくなった。
化粧をしているとメイク用品や化粧品はどうしても増えやすいので、収納が上手くいかないといった問題が起こりやすくなる。
そこで今回は収納に便利なアイテムや上手な選び方、そして賢い使い方のヒントについてお伝えするので参考にしていただきたい。
化粧品を収納する前にすべきこと
化粧品を収納する前にすべきことがあるので覚えておこう。
それは必要なものと不要なものに分けることである。つまり使わないものは処分してしまおうというわけだ。
断捨離というと大げさかもしれないが、今まで使わないでいたものは今後も必要ないと判断してとっておかないようにする。
これは化粧品であっても例外ではない。そもそも片付かない原因の一つは物が多すぎることにあり、自分では気が付いていないケースが少なくない。
それに古くなると変質している可能性があり、肌のトラブルにつながる恐れもあるのだ。
化粧品には消費期限の表示がされていないが、製造後3年を目途にしておこう。しかし購入時に製造からどれくらい経っているかがわからないため、安全を見て1年以内に使い切るようにしたい。
また開封後は6ヶ月ほどしか保存ができないと考えておくのが良いだろう。
たとえそれ以内であったとしても明らかに変質していたり、匂いや色がおかしければ使用を控えるべきである。
未使用で比較的新しいものであれば、誰かにあげたりすることもできるが、開封したものは余ほど親しい人でない限り避けた方が無難である。
肌に直接つけるものなので、場合によっては失礼になることも考えられるからだ。
そんな時は勿体ないと思っても捨ててしまう方が、あなたも安心できるに違いない。
このように本当に必要なものだけを残しておけば、収納もしやすくなり使いやすさも維持できるはずである。
収納に便利なアイテムを紹介
ここでは収納に便利なアイテムをご紹介していこう。
様々なものが市販されているので、あなたの使い方に合ったアイテム選びのヒントにしていただきたい。
メイク用品が比較的少ない場合には、小型の収納ボックスが場所をとらないので便利である。
最初はコンパクトなものを使用し、様子を見ながら必要に応じてサイズアップするのも良いだろう。
同じコンパクトサイズでも深型タイプは、化粧水などのボトルも収納することができるので重宝する。
回転式の収納ボックスを使えは狭い場所でも取り出しやすい上、見た目以上にたくさんの化粧品を置くことができる。
向こう側にあってもクルッと回すだけで簡単に出し入れができてしまう。
蓋が大きく開くボックスタイプは出しれもしやすく、中のトレーもスライドするので、どこに何があるかが一目でわかる。
大容量なので化粧品やメイク用品が多い場合にピッタリのタイプである。
大きな鏡が付いているので近くに鏡がなくてもメイクができ場所を選ばない。
容量の多い化粧水も入ってしまうだけの高さが確保されており、スペースが広く小物入れも取り外しが簡単にできる。
プロも使っているようなタイプになると、使いやすさが重視されておりシンプルな作りになっていて持ち運びもしやすい。
容量が多い上に仕切りが自由に組み合わせるのは便利である。
上手にアイテムを選ぶためには?
衝動買いをしない
いくら収納アイテムが必要になっても衝動買いをしてはいけないのである。
なぜなら見た目だけで選んでしまうと、自分の用途に合っていないために使い勝手が悪かったりすることがあるからだ。
もしも”これが欲しい!”と思っても、まずはスペックをチェックしてからにしよう。
買ってしまってからでは遅いので、使えないといったことのないようにくれぐれも気を付けていただきたい。
せっかく買ったものを無駄にしないようにするためにはとても大切なので、納得してから購入するようにすべきである。
大きさを選ぼう
スペックが重要であることはお話したが、その中でも大きさは最も大切な条件の一つである。
小さ過ぎると化粧品やメイク用品が入りきらないため、場合によっては追加購入が必要になったりする。
反対に大き過ぎるとたくさん入るのは良いが場所ばかりとるので邪魔に感じることもあるだろう。
それに、収納スペースが余っていると余計なものを買ってしまうかもしれない。
また、持ち歩く必要がある場合は移動の際に煩わしく思えたりする。そうならないように大きさは購入前に確認しておこう。
使いやすさをチェック
毎日使うものなので、使いやすさのチェックは欠かさないようにしたい。
化粧品やメイク用品が多いほど使い勝手の良さは重要になってくるので、しっかりと選ぶようにする。
特に次の3点については念入りに確かめたい。
1. フタは大きく開くか?・・・出し入れがしやすくストレスにならない
2. 引き出しの大きさや深さは十分にあるか?・・・化粧品が飛び出して乱れない
3. 仕切りが付いているか?・・・整理しやすく化粧品同士がぶつからない
本来ならば現物を見て決めるのがベストであるが、通販で買う場合には難しいこともあるだろう。その場合には紹介ページを良く見て確認してから購入しよう。
便利に賢く使うためのヒント
化粧品を収納するといっても、ただボックスに入れておけば良いというわけではない。
毎日気持ち良く使うには使い勝手をアップする必要がある。
使い勝手が良くなるとメイクアップもスムーズになり、気持ち良く出かける準備ができるようになる。
それには自分なりにカスタマイズして使いやすくすることがポイントになる。
最初は収納場所や整理の仕方は固定しないで、少しずつ使いやすいように変えていくのが良いだろう。
他の人を参考してみるのも効果的だが、あなたが使いやすいように工夫することが一番である。
多少見た目が犠牲になることはあっても、時間と共にあなた流の収納ができてくるはずで、自然と置き位置も決まってくる。
あとはクチャクチャにしないように、この状態を維持するだけのことである。
化粧は出かける前の大切な時間であり儀式みたいなものだ。それだけに使いやすい収納を心がけていただきたいものである。
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