引っ越しの時に発生しやすいのが、荷物の問題ではないだろうか。
よくあるのが新居の準備がまだできていない、あるいは暫くどこかに保管しておく必要に迫られるといったケースだ。
そこで、こんな時でも慌てないように、便利に使える保管場所として宅トラを考えてみたい。
宅トラを使ったときのメリットやデメリット、宅配型トランクルーム選びのポイントもチェックしてみよう。
引っ越し荷物の一時保管の問題点
引っ越しがスムーズに終わってしまえば、何も心配をすることはない。
しかしすべてが順調にいくとは限らず、場合によっては荷物を一時保管しなければならないといったケースも出てくるのだ。
簡単に保管すると言っても、次のような問題が発生することがある。
- 保管料金が必要になる
- 保管場所の確保が難しい
- 荷物が傷まないか心配
荷物を預けるには保管料金が必要になり、無料のところはないということを再認識しよう。
たとえ引っ越し業者の一時預かりサービスであっても、有料のサービスとなっていることを知っておきたい。
料金は荷物の量と保管期間によって異なってくるが、引っ越しの荷物となると安くないこともある。
そして、保管場所を確保するのも利用者にとっては悩みの種と言える。
何しろ引っ越しの荷物は多いので、預かってくれるところが簡単に見つからなかったりする。
その上、荷物が傷まないか心配になるはずだ。
ほんの数日の保管であれば、雨風さえしのげば何とかなるだろうが、数ヶ月にもなるとそうはいかない。
そんな時には引っ越し業者のサービスを利用したり、トランクルームに保管するのが確実な方法である。
宅トラを利用する際の料金の目安は?
引っ越し荷物の保管に宅トラを利用した場合の料金について見てみよう。
様々なサイズ設定があるので、荷物の量や大きさに応じて必要なタイプを選択をすると良いだろう。
宅トラの利用料金 |
||
タイプ |
保管料金 | サイズ |
ちびトラ3 |
1,628円 |
段ボール3箱 |
ちびトラ5 |
2,178円 |
段ボール5箱 |
ミニボックス |
5,478円 |
高さ130㎝×横104㎝×奥行104㎝ |
レギュラーボックス | 6,600円 |
高さ170㎝×横104㎝×奥行104㎝ |
大型荷物専用 |
2,475円 |
三辺の合計250㎝まで |
3,960円 |
三辺の合計300㎝まで | |
6,435円 |
三辺の合計350㎝まで | |
9,405円 |
三辺の合計400㎝まで | |
13,530円 |
三辺の合計450㎝まで |
宅トラを使うメリット・デメリット
メリット
最大のメリットは何と言っても搬入作業がいらないことである。
引っ越しの荷物は意外と多く、出し入れだけでも相当の労力を必要とするので、この手間が省けるのはとても楽である。
そして保管環境もすばらしく空調完備された施設の中は温度が20℃~25℃、湿度は55%~65%に保たれている。
そのためデリケートな荷物でも安心して保管できるというわけだ。
倉庫は茨城県古河市にあり400年もの長い間、風水害がないという場所なので、自然災害の心配もいらないだろう。
また管理も宅トラがおこなってくれるので利用者のあなたは手間いらずで、出し入れもWEBだけですべでが完結するという手軽さが良い。
さらに届け先を希望の場所に指定できるので、急に変更したい場合でも心配いらない。
デメリット
残念ながらデメリットもあり、最低利用期間が6ヶ月となっている。
そのため短期利用であっても6ヶ月分の料金を支払う必要があり、その分だけ割高になってしまうので注意したい。
ただ逆に長期の利用であれば、リーズナブルな料金設定と言えるだろう。
もう一点は利用料金の他に配送料が必要になってしまうことだ。
しかしこれは自宅まで配送してくれる宅配型のため、ごく当たり前で仕方がないことでもある。
したがって、出し入れが少ない方の場合には、負担を小さくできると言える。
宅配型トランクルーム選びのポイント
トランクルーム選びのポイントは、あなたの要求を満たしているどうかである。
では、その要求とは何か?
それはどんなタイプのトランクルームでも同じだが、保管環境や利用料金、サイズといったものが重要になるのではないだろうか。
宅配型は基本的に自分で作業をしないので保管場所が遠いとか、荷物を出し入れし易いといった従来のトランクルームのような心配はいらない。
大切な荷物をいかに安全に、そして安心して預けられるかがポイントになる。
せっかく利用できてもカビが生えたり、壊れてしまっては元も子もないのだ。
料金にしても同じで、いくら便利でもべらぼうに高い利用料では借りることなどできはしない。
それにあまり高額になってしまうと、荷物によっては処分して新しく買い直した方が安くなることも考えられる。
トランクルームの環境や料金とのバランスは利用者が決められないものである。
利用者ができるのは、自分にとってメリットになるサービスが用意されているかの判断と、そのサービスを上手に使うことだ。
この点を踏まえて、トランクルーム選びをすれば失敗しないだろう。
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