あなたが受けている有料のサービスは、月額制であったりしないだろうか。
ほぼ標準ともいえる状況で、あらゆるサービスがこの月額制となっている。
アパートやマンションは昔からある代表的なものだが、今やブランド品のレンタルやカフェなどの飲食業界にまで導入されている。
今後はもっと色んな分野で提供されるように変わっていくのかもしれない。
トランクルームの業界でも月額制がすっかり定着しているが、実際にはどのような状況にあるのか見ていきたい。
トランクルームの月額料金はいくら?
トランクルームを利用する際に気になるのは第一に料金ではないだろうか。
どんなに素晴らしい物件であっても、予算オーバーでは借りることができない。
ではいくら必要になるのか?
詳細は、トランクルーム利用料金の相場とは?比較して分かる金額と予算の目安を参考にしてほしい。
3社の具体的な料金をあげて比較説明しているのでチェックしておきたい。
トランクルームは月々の利用料金の他にも、初期費用や更新料、解約料などが必要になるケースがある。
これが経済的な負担になれば継続して借りるのが困難だ、しかし事情によっては長期で借りなければいけない場合もあるだろう。
こんな時は少しでも費用を抑えて負担を減らしたいと考えるものである。
だが、いくら必要なのか分からないと決めようがないので、実際の料金を知っていただき検討するのがベストだ。
会社によっては、月々の基本料金にプラスされる費用があるので、その合計をもって支払金額と理解しておきたい。
利用料金だけであれば問題ないが、実際にはこのプラス分が馬鹿にならないのだ。
1年、2年と長期になるほど、大金を支払っている可能性がある。同じものなら少しでも安く済ませるのが基本である。
月額制のメリットとデメリット
便利なメリット
月額制にはさまざまなメリットがある。
トランクルームの利用期間は事情によって異なる。
特に数か月~数年といった比較的長い期間の利用をされている方にとって、月額制は分かり易く、区切りもつけやすいだろう。
料金は月毎の支払いになるので、引き落としの確認もしやすくなり、チェックの手間も少なくなるので間違いがあればすぐにわかる。
また、利用を開始たり解約する際にも区切りがつけやすい。
例えば長期出張や赴任で利用の場合、○○月いっぱいで移動といったパターンが多く、引っ越しや留学なども同様だ。
実際には月額としている契約形態がとても多いため一般化しており、最も対応しやすいと言えそうである。
その他にも月額だと料金が割安になっている場合が見られる。
日額○○円となっていても、月単位の利用によって安くなっていることが珍しくなく、むしろそういったケースが多い。
利用者としては少しでも安い方が満足感を得られるものである。
- お金の管理がしやすい
- 利用期間の区切りが容易
- 料金に割安感がある。
不要なデメリット
残念ながらデメリットもあるのが現実だ。
まず月の途中で止めても、1ヶ月分の料金を支払う必要がある。
それが例え月初めの1日であろうと月末の31日であろうと関係なく、その月分の料金は請求されてしまう。
したがって、わずか1日だけで利用を止めたとしても、残りの30日分はムダに支払うことになる。
つまり最悪の場合は、ほぼ1ヶ月分の損をする可能性がある。
これを防ぐには、いつでも止めても良いわけでなく計画的な利用が必要になってくる。
”気軽さ”という点では不利になり、制限を受けるので使い辛さを感じることがあるかもしれない。
使いたい時に使いたい期間だけといった利用方法は少し苦手であろう。
また、必ずしもそうではないが、初期費用の負担が大きい場合もありそうだ。
契約時に○○が1ヶ月分、○○も1ヶ月分といった具合に請求されるため、最初に払わなければいけないお金も割高になってしまう。
この負担はトランクルームに限らずアパートなどでも見られ、一種の習わしのように標準化されている。
- 月の途中でも1ヶ月分を支払う
- 計画的な利用が必要になる
- 初期費用が多くなる傾向がある
月額の料金体制も変化している?
現在の料金体制で圧倒的に多いのが月額制である。
しかし、少しづつ日額料金体制のトランクルームが増えてきた。
その理由を考えてみると、短期利用の需要が増えているからではないだろうか。
トランクルームを数か月も連続して借りるのであれば月額でも良いだろうが、必ずしもそうとは限らない。
数日といったわずかな期間だけ借りたい利用者もいるはずだ。
しかも連続ではなくスポット的に、必要な時だけ使いたいといった考え方もあるだろう。
それが月額となってしまうと無駄な費用が発生するため、嫌っている人も少ないくないと考えられる。
しかし日額であれば使い勝手の良さを感じることができるので、短期利用にはピッタリのサービスと言える。
今後、需要の変化と共に月額の料金体制も少しづつ変化していくのかもしれない。
だからと言ってすべてが変わるわけではなく、自由に選択できる時代になっていく可能性がありそうだ。
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