あなたはワインを飲まれるだろうか?
赤ワインや白ワイン、スパークリングワインと様々な種類があり、好きだけど詳しいことは知らないという方も多いかもしれない。
そんなワインも保管の難しさがあるため、どこに置いておけば良いか迷うこともある。
自宅は狭いしワインにとって、良い環境なのか分からない…。
そんな時にトランクルームの利用が思いつくのだが、果たして保管ができるのだろうか。
トランクルームでワインを保管できる?
そもそもワインを保管するのにトランクルームは使えるのだろうか。
結論から言えば”限定で可能”であるが、どこでも良いわけではない
ワインの保存に特化した施設を持つトランクルームであれば、確実に保管できるため心配もいらない。
温度だけでなく湿度も適度になるようコントロールされていれば万全の状態と言える。
”ワインは生きている”とよく言われるが、その言葉通り環境による影響を受けやすい。
したがって保管さえできれば、どこでも良いとはいかないのが難しい点である。
せっかく買っても管理が悪ければ味も香りも台無しになってしまう。
そうなってからでは遅いのだ。管理が悪いと、美味しいワインを楽しむことなどできない。
その点を良く理解した上で、しっかりした施設を借りることが重要になる。
そうしないとワインのみならず、お金までもムダになってしまうので、絶対に避けなければならない。
自宅でも保管が可能というのは本当か?
自宅でワインを保管するのも可能というが本当であろうか?
調べてみると確かに可能のようだが、注意すべき点があるので覚えておいていただきたい。
何と言っても重要なのは保管場所だが、どこでも良いとはいかないため、ある程度限定されてしまう。
最も身近なところで手軽なのは、冷蔵庫の野菜室や床下の収納スペースになる。
冷蔵庫は本来温度が安定しているが開け閉めが多くなるのが欠点で、デリケートな高級ワインの保管には注意したいところだ。
床下の収納スペースも比較的安定してあるが、夏場は高温にならないか確認しておく必要があるだろう。
また、どちらの場合も数年単位の長期保存にはあまり向かない。そのような場合には家庭用のワインセラーを利用しよう。
価格も安いものであれば2万円以下で購入することができるので、検討してみてはどうだろうか。
保管する上で気を付けるポイントとは?
暗い場所に保管する
ワインは明るいところに保管しないようにすることが大切だ。
照明の光にさえ嫌うほど敏感に反応してしまうので、直射日光などはもっての外である。
移動時などは無防備になりやすいので、光を遮る工夫をしておく必要がある。
遮光手段としては、普段から光に当てないように新聞紙などに包んだり、段ボール箱に入れておくことをおすすめする。
長時間に渡って光に当たると、ワインが劣化してしまうので要注意だ。
温度変化に注意する
ワインの保管は温湿度の変化に対しても気を付けたいところである。
最も理想的な温度は13℃~15℃前後 湿度は65%~80%とされており、大きく変化することを嫌う。
真夏や真冬には極端に温度が極端に上がったり下がったりするため、特に注意して保管する必要がある。
ワインはこの変化に対して素直に反応してしまい、品質の低下を招くことにもなる。
このため安易に移動して悪影響を与えることは避け、持ち出すのは開封して楽しむ時だけにしたいものだ。
匂いのある場所は避ける
少し意外かもしれないが、匂いに対しても敏感なところがあるので注意したい。
ワインのコルク栓は匂いを吸収する性質があるため、保管場所が匂ったりするとその影響を受けることがある。
したがって匂いのする場所で保管したり、ワインの近くに匂いの強いものを置くことは避けるのがベストだ。
実際に保管する際には、事前に必ずチェックしておきたい。
振動を与えない
ワインには振動を与えないようにする必要がある。
その理由は振動によって酸化してしまい、品質が低下することがあるためだ。
したがってむやみに振ったり揺らすのも避けるのが望ましい。
当然だが振動のある場所に置くことは望ましくなく、自宅に置いておく場合にもドタドタ歩いたりして振動させないように心配りしたい。
持ち運びする際にもこの点を意識しておくことが大切になる。
横にして保管する
保管する際には必ず横にして保管しておきたい。
もし立てた状態で保管するとコルクが乾燥してしまう。すると隙間ができて中に空気が入ってしまいワインが酸化することがあるからだ。
通常は横にしておくので、コルクは湿った状態になっておりビンは密閉されているのだ。これによって外気と遮断されている。
対策の一つとして、コルクの部分にラップを巻いておくのも酸化防止には効果的である。
ワインに適したトランクルームの選び方
ワインの保存に適したトランクルームはどうやって選んだら良いのだろうか?
おすすめはワイン保管を専門とする施設を選ぶことだ。
ワインは環境に敏感に反応するようなとてもデリケートお酒である。
したがって管理をしっかりとしてあげないと、美味しく楽しむことができないのはご理解いただけたはずだ。
通常のトランクルームで空調が完備されていたとしても、それはあくまでも一般の荷物に対して適した環境である。
確かに温度の変化は屋外とは比較にならないほど安定しており、湿度にしても大きな変化がない。
しかしワインの保管に適しているかと言えば決してそうではない。
第一、トランクルームによっては酒類の保管を禁止しているところがあったりする。
これを無視して保管すると規約違反になってしまい、解約される可能性すらあることを忘れてはいけない。
トランクルーム選びは目的がはっきりしていれば、特別に難しいものではない。
たが保管に適したものとそうでないものがあるので、何でも詰め込んでしまうことの無いように注意する必要がある。
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