トランクルームを利用する時、あらかじめ期間を決めることもあれば、そうでない場合もあるだろう。
海外赴任などは数年になることもあるが、引っ越しといった一時保管では数日~数週間といった期間の場合もある。
では実際のところ、短期で借りたらどうなるだろうか?
メリットやデメリット、トランクルーム以外の選択肢があるかについても考えてみたい。
トランクルームを短期利用したい
荷物をトランクルームに保管したい事情はさまざまである。
では、どれ位の期間であればトランクルームを借りることができるのだろうか?
結論からすると1ヶ月でも可能なのだ。
しかしこれはあくまでも契約上の話なので、実際には1週間、1日の利用でもOKである。
トランクルーム会社によっては、3ヶ月以上といった長期の契約が必要になることがあり注意が必要だ。
当然、この期間中は借りる義務があるので、料金も支払も支払うことになる。
ただ、あなたが利用したい期間と、契約期間のチェックを怠らなければ心配はいらないだろう。
あらかじめ支払う料金も分かっているため、それ以上請求されることもなく問題は起きないはずだ。
通常、契約更新は翌月も自動でおこなわれてしまうので、借りる必要がなくなったら早めに解約の手続きをおこなうようにする。
そして利用が月をまたがないように注意することも大切になる。
例えば4月30日から5月1日まで利用したとしよう。
この場合、4月分と5月分の料金が請求されるので、予定が分かっているのであれば同じ月で済むような工夫も必要だ。
契約前には必ずトランクルーム会社に確認して、間違えないようにしていただきたい。
- トランクルームでは短期間の利用も可能
- 利用期間にかかわらず契約は月単位
短期で借りるメリットとデメリット
メリット
トランクルームを短期利用する場合のメリットは、利用可能日数に余裕があることだ。
例えば、わずか数日の利用を予定していても、実際のところは変更になることがあったりする。
事情が変わって新たな受け入れ先が利用できなかったり、移動がいつになるか分からない場合には有利になるだろう。
”だいたい○○日”というような大凡の予定だと、状況によって短くなったり長くなるので、契約期間に余裕のあるトランクルームの方が都合が良い。
契約期間中であればいつでも使える上、いちいち連絡する必要もなく解約の手続きをするまでは利用可能だ。
それでも利用期間に不安があれば、あらかじめ余裕を持って計画しておく。
初期費用が不要なトランクルームであれば、利用料金だけで済んでしまうので割安になるメリットがある。
- 月単位のため利用日数に余裕がある
- 保管日数が多層延びても吸収できる
- 初期費用が不要だとリーズナブル
デメリット
短期間の利用にはデメリットがあるのも確かだ。
それは利用料金が月単位で発生してしまうからである。たった1日使っても1ヶ月分は必ず払わないといけない。
したがって数日といった短期間では、残りの空きスペースにお金を払うことになってしまい、何とも勿体ない話である。
また、会社によっては初期費用や解約料が必要になるので、その分の出費がかさんでしまう。
大凡だが初期費用は2~3ヶ月分ほど必要ちなっている。もちろん初期費用ゼロの会社もあるので検討してみても良いだろう。
解約料は1ヶ月分は見ておいた方が良いかもしれない。こちらも初期費用同様に不要な場合がある。
どちらも契約の前に必ず確認して、余計な出費にならないようにしたい。
- 料金は日割りでなく月単位で発生する
- 初期費用や解約料が必要の場合もある
トランクルーム以外の選択肢はある?
荷物の保管でトランクルーム以外の選択肢はあるのだろうか。
実は1日単位で預かってくれるサービスが存在しており、料金も日割りで計算してくれるのだ。
初期費用や保証金などが不要となっていたりするので大変便利である。
ほんの数日の利用であれば確実に安いと言えるだろう。
出し入れもウェブや電話で簡単にできるので、手間も気にならない。
もしも、保管したい日数が決まっているのなら、トランクルームと比較してどちらが得か検討して、安ければそれに越したことはない。
ただ、短期といっても荷物の量によっては、割高になる場合も考えられる。
また、仮に保管期間が長引くようであればトランクルームと大差ないか、逆に高くなる可能性も出てくる。
しっかりとした計画を立ててから借りることが、失敗しないための第一歩である。
くれぐれも焦って決めることのないように注意していただきたい。
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