保険と一口に言っても様々なものがあり種類も多い。
身近なところでは自動車やバイクの損害保管、医療保険、そして生命保険といったところではないだろうか?
あなたも何らかの保険に加入していて、使ったことがあるかもしれないが、困った時は実に頼りになる。
今回はその保険でとても重要になる保険証券の保管についての情報をお届けしていくので、参考にしていただきたい。
保険証券が必要になる理由とは?
保険に加入すると保険証券が発行されるが、なぜ必要になるのだろうか?
大切なものと分かっていても、普段はあまり意識していないかもしれない。しかし、実は様々な情報が書き込まれているのだ。
契約した保険についての具体的な内容だけでなく、この補償内容で保険を契約しましたという証明にもなっている。
保険証券を見れば証券番号、契約者や受取人、保険料、補償内容などが確認できるようになっている。
つまりこれだけあれば、誰がどんな保険に加入しているかが分かるのである。
ただ最近ではペーパーレス化が進んでおり、保険証券も例外ではない。したがって必ずしも発行されるとは限らない。
ペーパーレスになると本当に保険に加入できているのかと不安になるかもしれないが、そういった心配はしなくても大丈夫だ。
契約をきちんと結んでさえいれば有効であり、万が一の際には助けになってくれる。
そうはいっても保険証券は大切なものに変わりはないで、いつでも使えるように保管しておくことを心がけよう。
保管する際に注意すべき点は何か?
保管の際に注意すべき点について見ていこう。
保険証券が大切なことはお伝えしてきたが、もっとも注意しなければならないのは紛失しないことだ。
当たり前のようだが長期間保管していると、その間になくなってしまうケースが珍しくない。
またいつでも使える状態にしておくことも忘れないようしていただきたい。
保険はいつ使うことになるか誰にも分からない。
それだけに、どこに保管したか分からなかったり、鍵がかかっていて取り出せないといった事態は避けたいものである。
そのため、もしもの際にはすぐに使えるように”共有“しておくのが望ましい。
紛失してしまった時の対処方法は?
もしも紛失してしまった場合でも不安がる必要はないで大丈夫である。
紛失したからといって補償が受けられなくなるわけではないので、分った時点で再発行の手続きをとっておこう。
手続きは決して難しいものではないので心配はいらない。
まずは契約した担当者や代理店に連絡をして事情を説明するのが第一だろう。
保険会社に連絡する場合は、カスタマーサービスなどの対応窓口があるので電話をするか、インターネットで申請できたりもする。
申請をおこなうと必要書類が送られてくるので、記入や捺印を済ませて提出する。問題がなければ手続きは完了というわけだ。
書類への記入を容易にするには、予め保険証券のコピーをとっておくことをおすすめしたい。
コピーがあれば証券番号やその他の詳細が分かるので手続きもスムーズにおこなえる。
保険証券が再発行されるには、約1週間前後の時間が掛かると考えておこう。
保険証券をスッキリと保管する方法
保険証券は大切ではあるが、スッキリと保管したいものだ。
それにはクリアファイルを使って、まとめておくのがおすすめだが、ただ入れておけば良いわけではないので気を付けよう。
せっかくファイルに入れておいてもゴチャゴチャになっていたら、お目当ての書類を探すのが大変になってしまう。
保険に加入した際にとっておくのは、保険証券だけではない。
告知書の控えであったり、約款といったものも必ず一緒に保管するようにしたいものだ。
その他にも重要と思われるものは捨てない方が良いだろう。最初は量が多くなってしまうかもしれないが、後でいくらでも処分はできる。
原本で保存する必要がないものはスキャンしておくと良い。重要でなくても気になるものはデータ化してしまおう。
ファイルする前にはきちんと整理をしておくことが重要であり、何でも一緒くたにしないように注意する。
この時に見やすいようにラベルを貼って仕分けすることで、端から開いて探す手間がかからなくなる。
またラベルを保険毎に色分けしておくと分類しやすいだろう。
最適な保管場所を決めるには?
大切な書類はしっかりと保管しておきたいものだ。
それには保管場所を選ぶ必要があるが、重要なのはいざという時にすぐに取り出せる場所でなければならない。
出しっぱなしにしておくことはないと思うが、安全な場所できちんと管理していただきたい。
基本的には自宅で金庫や引き出しの中といった場所に、他の書類と一緒に保管しておけば問題ないだろう。
ただし、くれぐれも目に付きやすい場所や見える場所には置かないように気を付けること。
もし盗難や紛失で他人の手に渡ったとしても、直接被害を受けることはまずないので安心してほしい。
あるとすれば、個人情報が漏れることで売り込みや勧誘が増えることだが、しっかりと管理していれば未然に防げるはずだ。
保険証書の原本やコピーはあなたと家族だけで保管をするように心がけていただきたい。
そして常に共有しておき、必要な時にすぐ使えるよう準備をしておこう。
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