トランクルームはきれいに使いたいものだ。
部屋の状態は心の状態とよく言われるが、トランクルームでも同じことが言えるかもしれない。
汚れた環境では気持ちが悪いばかりでなく、あまり酷いと補償問題にもなりかねないので注意が必要になる。
ではきれいに使うためにはどうしたら良いだろうか?
ここでは予防方法や掃除の際の注意をまとめてみたので、快適に気持ちよく利用するためのヒントにしていただきたい。
汚れる前に原因と対策を考える
汚れの原因を知る
まずは汚れの原因が何なのか考えなければならない。
基本的にトランクルームに保管できる荷物は規約によって制限されているので、荷物そのものが原因になることは考えにくいと言える。
例えばアパートなどであれば、タバコのヤニで壁やカーテンが汚れることもあるだろう。
だがトランクルームではあり得ないことである。
また、何かをこぼしたり付けたりして汚してしまうのは、また別の話になる。これはこぼさない、そして付けないように注意するしかない。
では何が原因かとなるのだが、実は保管する荷物が”埃”を持ち込んでいるのだ。
つまり荷物の出し入れが多くなるほど埃が持ち込まれ、蓄積していくのである。同様に、人の出入りによっても埃が影響を及ぼす。
特に屋外型のトランクルームで扉を開けている時は、埃が入り易いと考えておいた方が良いだろう。
これを何度も繰り返していると、当然のように内部も徐々に汚れてくる。
汚れると言っても1日や2日でなるものではない。だが、少しずつ汚れていくのは避けられず、防止することはほぼ不可能なのだ。
早めの掃除が大切
トランクルーム内をきれいに保つには、こまめに掃除する必要がある。
これはあなたの部屋と同じで、何もせず放っておいたら汚れる一方だ。
この汚れが酷くなってしまってからでは掃除も大変になる上、時間も掛かるので労力もばかにならない。
それに元のようにきれいになるかと言えば、必ずしもそうではない。
ちょうど、こびりついた汚れが落ちにくいのと同じだ。
もし何かで汚してしまうような事があったら、すぐに拭き取るなどして対処しておくのは当然のことでもある。
第一、汚れたままにしておくと悪臭を発生する原因にもなるので、早めにきれいにしておきたい。
散らかっていたり汚れた部屋の住人が、ずっとそのままの状態で住み続けるのは、この状態が普通であって気持ち悪いと思わないからだ。
反対にきれいにしている人は、この清潔感が気持ちの良いため、汚したくないと考えているに違いない。
出し入れする荷物に気を付けて、埃を持ち込まないようにすることも大事だが、掃除はもっと大事なことなのだ。
掃除するときに気を付けること
掃除の方法に注意する
自宅の掃除でおこなっていることがトランクルームにも言える。
「埃を払うのは上から下へ」そして「拭き掃除は奥から手前に」といった手順は聞いたことがあるだろう。
ただしトランクルームの場合はそれにプラスして、注意してほしいことがある。
- 埃が舞わないように注意する
- 洗剤での拭き掃除は場所を選ぶ
まず、埃が舞わないように気を付けておこないたい。屋外型の場合には扉を開けておけば換気に問題はないだろう。
しかし、屋内型の場合は換気が十分とは言えない。なるべく埃が舞わないようにモップなどで取り除くようにしたい。
もちろんマスクを着用するのは言うまでもない。
また、洗剤を使用する際は影響のない部分に限定しておこなう。
場所を選ばずに使ってしまうと、シミを作ったり汚れが酷くなってしまうこともあるので、くれぐれも内装に影響を与えないようにする。
乾いた部分を濡らすのは可能な限り避けたいところだ。
掃除用のグッズを選ぶ
掃除用品にはいろいろなものがあるが、必要に応じて上手に使おう。
ただし、使う場所を良く確認してからにしたい。
- 充電式クリーナー
- モップ
- 二度拭き不要の洗剤
- 雑巾(クロス)
- ドライシート
- メラミンスポンジ
汚れを落とそうとすると、ついつい力任せに擦ってしまう。しかし、汚れは落ちても床や壁まで傷つけてしまうことがある。
あくまでソフトに、そして丁寧におこなうことが必要だ。
また、必要以上に強力なクリーナーを用いることも控えておこう。拭いたとたんに色が落ちたなんてことの無いようにしたい。
さらに問題ないことがはっきりしない限り、使用は控えた方が無難である。
トランクルームをきれいに使う
きれいに使い続けるコツは掃除しかないことはお分かりいただけたと思う。
しかし、実際にはそれだけではないのだ。
すでにお気付きかもしれないが、習慣化することが必要になる。
これができるようになるまで最初は大変かもしれないが、小さな積み重ねの連続がトランクルームをきれいに保つことができる。
そして、このきれいな状態が大好きになれば占めたものだ。
何も毎日掃除する必要はない。
そうかといってまったく掃除しないのもダメ!
「出し入れのついで掃除する」、「定期的に掃除する」といった具合に、あなたなりの取り決めをしてほしい。
きれいに保つことで最終的に得をするのは、他の誰でもなく”あなた”なのである。
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