あなたはオフシーズンのタイヤの保管をどうされているだろうか?
日本では広い地域で夏用タイヤと冬用タイヤを交互に装着しており、常にどちらかは保管されている状態にある。
しかし置き場所がなくて困っている方は意外と多く、中には屋外で保管されているケースも見られる。
そんな時はトランクルームに収納しておくのも1つの方法だが、今回は宅配型トランクルームの宅トラの場合について考えてみよう。
タイヤの保管場所は悩みの種である
タイヤの保管場所を確保するのは意外と大変であり、車のオーナーにとっては悩みの種の一つになっている。
特に日本では夏用タイヤと冬用タイヤを履き替えるケースが多いので、常に保管スペースが必要となっている状態である。
しかし、このスペースを確保のするのが結構難しかったりする。
それは保管状態や環境を選ぶ必要があるからだ。
もし駐車場などの屋外に保管しておいたら、風雨にさらされてタイヤが傷んでしまうばかりでなく盗難の心配もある。
そうなると、結局は安全な場所を確保しなければならない。
そこで保管場所として候補にあがるのが、カー用品店、ディーラーなどが提供しているサービスを利用することだ。
有料ではあるが、オフシーズン中は安心してタイヤを預けておけるため便利である。
近くにそういったサービスがない場合には、トランクルームに保管するという選択肢もあるだろう。
その場合、タイヤはトランクルームに保管せよ!安心の収納方法で品質維持ができるでも詳しく解説しているので参考にしていただきたい。
宅トラを利用するメリット・デメリット
メリット
オフシーズンのタイヤを宅トラで保管した場合のメリットについて考えてみよう。
最も大きなメリットは宅トラの一番の特長でもあるが、自分で運ばなくて済んでしまうことである。
そして年に2回の履き替えで済んでしまうために、頻繁に出し入れをおこなう必要がない。したがって、集配料金を抑えることができる。
春になったらノーマルタイヤを履き、そして冬になったらスタッドレスタイヤを履くといったことの繰り返しだ。
それともう一点は、保管環境が優れているため安心して預けられることである。
宅トラの倉庫は空調が完備され、常に温度20℃~25℃、湿度55~65%という環境が保たれているのでタイヤにとても優しい条件と言える。
仮に自宅でこの環境を確保するとなるととても大変であり、常にエアコンをつけておかなければ不可能だ。
それを考えると、素晴らしい環境が簡単に手に入ってしまうのは宅トラならではないだろうか。
デメリット
残念ながらデメリットがあるのも事実である。
それは料金の問題であり、タイヤの集配には配送料が必要になってしまうのだ。
これは宅トラのホームペ―ジにもはっきりと、おすすめできないと書かれているので注意が必要である。
そうなると、どうしても保管場所が確保できない場合を除いて、控えておいた方が無難かもしれない。
せっかく借りても、料金が負担になってしまっては大変だからだ。
タイヤの保管は比較的長期間になるので出し入れの回数も少ない。したがって、一回の配送料がどれくらい影響するかは微妙である。
まずは料金がいくらになるか確認してみるようにしたい。それから高い、安いの判断をしても決めても遅くはない。
せっかくのメリットがある反面、デメリットがあるのも事実なので、利用する前に良く考えて決めるようにしていただきたい。
保管に適したトランクルームとは?
宅トラにタイヤを保管するにも一長一短があることが分かった。
では本当に適している保管場所として、トランクルームはどんだタイプが良いのだろうか?
まずは環境から考えてみたい。
タイヤは常に熱や汚れ、摩擦などの影響を受けている。
そうなると保管に必要な環境としては雨風が防げる程度で十分であり、通常のトランクルームで何も問題ないだろう。
つまり空調があればベストだが、無くてもOKと言える。
そして次に料金だが、必要以上にお金が掛からないようにしたい。
あまり高額になると毎月の負担が大きくなり、継続して借りるのが困難になってしまうからだ。
つまりタイヤを保管するためのトランクルームは料金が安い屋外コンテナタイプでも十分と言えそうである。
タイヤの保管では過剰な環境や出費にならないように気を付けてほしい。
後は使い勝手の良さを考慮して場所やサイズを選ぶようにすれば、借りた後に後悔しないで済むはずだ。
トランクルームについては本ページでも紹介しているので、検討する際の参考にしていただければと思う。