あなたは旅行の思い出をどのように保管しているだろうか?
写真や動画、お土産で買った小物など、いろいろな形で残していると思うが、きっとすべてが大切な記念になっているはずである。
他にも使い終わった切符をコレクションすれば、行った場所や情景が思い出されるので良いかもしれない。
ではその切符を保管する方法や注意すべき点とは何か見ていきたい。
使い終わった切符を持ち帰るには?
切符には様々な種類があるが、通常はそのどれもが使用済みになった時点で回収されてしまう。
自動改札機の場合はもちろんだが、駅員さんに手渡した場合も基本的には戻ってこないのである。
その理由は再利用などの不正を防止するのが目的であり、決められたことでもあるからだ。
しかし、あなたが使用済みの切符を欲しいというのであれば、もらうことができる。
それには自動改札機を使わないで、駅員さんのチェックを受けることが前提になるので気を付けよう。
この時に”記念として持ち帰りたい”と伝えることで、使用済み、無効などのスタンプを押して渡してくれる。
ただしすべての切符がOKかといえばそうではないので注意したい。
例えば手書きの切符であったり、団体乗車券などのように、正当に発行されたという確認が必要な場合には残念ながらもらえないので諦めよう。
また、このスタンプだが駅によってオリジナルのものが使われていることがあり、その地方で有名なものがモチーフになっていたりする。
そのためコレクションとして残しておくには良い記念になりそうだ。
改札の際には混み入っていないタイミングを狙って、駅員さんに尋ねてみてはどうだろうか?
対応してくれることもあるので、お願いする価値はありそうだ。
簡単便利な切符の保管方法を紹介
集めた切符はそのままにしたりせず、整理して保管するように心がけよう。
保管の基本は、いかに分かり易く見やすい状態にしておくかである。
したがってまとめて箱の中に入れておいたりすると、傷めるばかりでなく不用品となってしまうかもしれない。
その結果、廃棄するような結果になりかねないので注意したい。
そこで切符を整理して保管するのに”アルバム”を使うことをおすすめしたい。
アルバムというと写真用や切手用のものが思いつくだろう。
どちらも保護するという点で優れているばかりでなく、台紙が増やせたり書き込みができたりと優れている面がたくさんある。
今持っている切符がどれくらいあるのか、またどんな切符を持っているかによって、アルバムのタイプやサイズを選ぶと良いだろう。
特にサイズは切符の大きさをチェックしておき、丁度良い大きさを選ぶことで、きれいに保存できる。
もし、コンパクトに収納したいのであれば、クリアブックを利用する方法もある。
クリアブックであれば厚みも抑えられ、B5、B6サイズなら小さいので場所をとらずに済んでしまう。
どれを使うにしても、しっかりと分類だけはしておかないと、ごちゃごちゃになってしまうので注意する。
できればアルバムやファイルに簡単な書き込みをおこない、いつの切符かすぐに思い出せるようにしておくと便利だ。
ただ、切符も増えてくると管理が大変になることがあるかもしれない。
そんな時にはスキャンして電子化するのも一つの方法である。
保管場所の確保や管理をシンプルにしたかったら、このやり方が簡単と言えそうだ。
しかしその反面、実物が手元にないので物足りなさを感じてしまうかもしれない。
あなたは切符をそのまま残す派?それともスキャン派?
いずれの場合も、一度処分した切符は戻ってこないので、良く考えてから決めてほしい。
傷めないために注意すべき点は?
保管している切符を傷めないようにするための注意点について見ていこう。
まず切符は紙からできている。そこに乗車駅や日付、座席、料金等の情報が印字されているが、決して強いものではない。
そのため正しく保管しないといけないのだ。
最大の敵となるのが直射日光と高温多湿であり、焼けや色褪せの原因にもなってしまうため気を付けたいところである。
室内の照明でもわずかながら紫外線が出ているため、出しっぱなしにしないようにする。
また、空気に触れて劣化が進むのはどうしても避けることができない。
その対策として、なるべく密閉した状態で保管するのがベストと言える。
こうすることで劣化を遅らせることができるため、ビニール袋に入れてからアルバムで保存すると効果的である。
市販の袋でも専用のポリプロピレン製のもの(OPP袋)があるので活用しても良いだろう。
切符は旅したことの証しと思い出
切符は一度使ったら終わりで、何も残らないと思われるかもしれない。
しかし実際には旅をしたという証しと、たくさんの思い出を与えてくれているのだ。
たった1枚の切符であっても、そこにはさまざまな体験が記憶として残っているはずである
いくら年月が過ぎても、切符が残っていることで記憶が蘇ってくる。あの時はこうだった、あんなことがあったなど多くの思い出が詰まっているに違いない。
そう考えると大切にコレクションしたくなるのは当然のことではないだろうか。
せっかく集めた思い出の切符であるだけに、大切に保管していただきたいものである。
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