赤ちゃんは生まれて暫くの間は自分でトイレができない。そのため、おむつは欠かすことのできないアイテムである。
だからといって大量に買ってしまうと置き場所に困ったり、整理整頓ができないといったことが起こりやすい。
そんなおむつの収納だが、あなたはどうされているだろうか?
もしスッキリと片付かない、あるいは使い辛いといった悩みを抱えていたら、是非とも最後までお読みいただき解決のヒントにしていただきたい。
ストックは適切な量を保つようにする
おむつが片付かない原因の一つにストックが多過ぎるケースがある。
赤ちゃんの場合は1日の交換頻度が高くなるので、どうしてもたくさん買ってしまう傾向にある。
特に生まれたばかりの新生児は1日に10回以上交換するのが普通である。そのため大量に使うことを考えると心配になるのも無理はない。
ましてや特売になっていたりるすると、ついつい買い込んでしまいがちだ。
しかし、収納スペースに余裕がない場合には気を付けないと、家の中が片付かなくなってしまう。
それを防ぐためにも、予備として買っておくのは2パック程度に抑えておきたい。もちろんスペースさえ確保できるのであれば、それ以上買っておいても問題ない。
1パック当たりの数量にもよるが、100枚程度入ったものなら2パック程度あれば購入頻度もあまり高くならないで済むだろう。
また、赤ちゃんが成長しておむつのサイズが変わる時もストックが少なければ切り替えやすく、小さなものを無理に着用させることもなくなる。
成長と共に徐々におむつの交換回数も減ってくるので、ストックが多過ぎるようなら1パックにするなどして調整すれば良いだろう。
特にトイレトレーニングを始めるようになったら徐々にストックを減らすようにしたい。
使いやすい保管方法や場所の選び方
使いやすい保管方法
保管するといっても、一まとめにしておけば良いというわけではない。
ただ固めて置いただけでは使いにくくなってしまうので、きちんと整理しておくことが大切になる。
それにはパッケージのままではなく、ケース等に入れてすぐに使える状態に準備しておくのがベストではないだろうか。
バスケットなどを使えば移動の際にも持ち運びしやすくなるので、外出用に準備しておくのも良いだろう。
またパッケージから移し替えておくことで生活感を隠しておしゃれに見せる効果的もあり、ベビーパウダーや爪切り、綿棒などの用品を一緒にしておくと使いやすい。
注意点としては赤ちゃんがハイハイを始めるようになると、見るものを端から手に取って口に入れたりするので、安全を考えてしっかりと片付けておきたいところだ。
最適な保管場所
自宅の保管スペースは限られてしまうため、置き場所も限定されることになる。
クローゼットやタンスに余裕があれば、その中に入れてしまえば問題解決だが、実際にはそう上手くはいかなかったりする。
そうなると収納ケースやボックス、あるいはワゴンやラックなどを用意して保管するのも一つの方法と言えるだろう。
当然ながらそれらを置く場所も確保しなければならないので、部屋の整理整頓もおこなわなければならない。
また、場合によっては自宅以外の場所にストックしておくといったことも可能だ。
たとえば近くにあるトランクルームを利用すれば簡単にできる。広さもロッカーサイズから用意されているため選択肢は広い。
トランクルームについてはあなたに最適なトランクルームの選び方!知れば失敗しないポイント5選も参考にしてほしい。
繰り返しになるが安全確保のためには、できるだけ赤ちゃんの手の届くところは避けた方が無難である。うっかりその辺に置くと思わぬ事故につながる恐れがあるので注意してほしい。
収納に便利なアイテムを使用する
おむつを収納するには便利なアイテムを活用すると良いだろう。
その時の注意点としては、置き場所にあったサイズや形状、デザインを選ぶようにして、スッキリとアレンジするすることだ。
そうしないと邪魔に感じてしまいストレスになるので注意しよう。
また、赤ちゃんがおむつを卒業しても使えるアイテムを購入すれば、無駄にならず理想的である。
・バスケット
バスケットを利用すれば他の用品も収納できて、移動の際はそのまま持ち運べる。おむつ専用のものを使えばさらに便利と言える。
・カラーボックス
数段になっているカラーボックスを使えば、高さ方向を有効に活用できる。棚が可動式になっていると、サイズも自由に変えられる。
・ワゴン
キャスターが付いていれば移動が簡単で掃除も楽にできる。スペースにも余裕があるので出し入れがしやすい。
・チェスト
たっぷりの収納量が確保でき、引き出しタイプなので出し入れもスムーズである。スリムタイプを選べば場所をとらずに済んでしまう。
おむつの使用期限はどれくらい?
おむつを使っていると、いつまで使えるのか疑問になることもあるだろう。
余ってしまって勿体ないので、長期保存しておきたいこともあるかもしれないが、そんな時に気になるのが使用期限がどれくらいあるかという点だ。
これはメーカーによって表現が異なっているが、製造から3年は品質を保てる、あるいは特別に設定していないなどバラバラである。
しかし時間と共に吸水性が悪くなったり、テープの粘着力が低下することがあるようだ。
したがって明らかな異常があったり不安を感じたら使わないことである。
実際にどれくらいというのは難しいが、使えるか使えないかの目安として次のような点をしっかりとチェックしてほしい。
- 変色や変質がない
- 異臭がしない
- カビや虫の発生がない
保管方法としては密閉しておくのがベストであるが、特別な容器などを購入する必要はない。
基本的には直射日光や高温、湿気、埃、虫の侵入を避けるように保管しておけば大丈夫である。しっかりしたビニール袋にパッケージごと乾燥剤と入れて密閉して保管しておこう。
おむつは赤ちゃんにとっては必要不可欠なものであるが、卒業するまでのわずか数年のことである。
その期間は上手にコントロールして、スッキリとした収納を心がけてほしい。
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